説明

フジムラインベント株式会社により出願された特許

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【課題】水熱処理と脱水処理とを行う装置の省スペース化を図るとともに、水熱処理における高温高圧状態を脱水処理にも有効利用すること。
【解決手段】水熱処理装置本体1に、水熱処理を行う外管3と脱水処理を行う脱水管11とを設けて、水熱処理機構と脱水処理機構とを一体にする。脱水管11内に有機性汚泥31を収納して、亜臨界状態の水蒸気を用いて有機性汚泥に対して亜臨界雰囲気での水熱処理を行う。水熱処理を行った亜臨界状態の高温高圧雰囲気のままでピストン12を脱水管蓋部11aに向けて押すことにより、有機性汚泥を圧縮して含有している液体成分を分離する脱水処理を行う。脱水終了後、開閉バルブ4aを開けて排気管4から内部の水蒸気を外管3外に放出して、外管3の内部を大気圧まで減圧する。 (もっと読む)


【課題】水蒸気の水成分と熱を利用した水熱処理の処理期間の短縮化を図る。
【解決手段】酸化型亜臨界処理装置100にて水蒸気の水成分と熱を利用した被処理物の水熱処理を行うに当たり、中空の処理釜110に被処理物を投入した後に、水蒸気を加熱および加圧した上で処理釜110の内部に圧送しつつ、投入済みの被処理物を高温高圧の水蒸気が導入済みの処理釜110で攪拌して水熱処理する。こうした水熱処理の実行中に、処理釜110の内部に、酸化の誘因となり得る薬剤を導入する。 (もっと読む)


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