説明

公益財団法人名古屋産業振興公社により出願された特許

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【課題】
従来技術では凝集しやすい微粒子を良好に水中へ分散させる方法と分散装置、さらにはこの分散法で製造された水中分散物を提供する。微粒子自身の表面特性等を変えながら水中における分散性能を高め、塩や樹脂、分散剤等の添加や、添加における検討の煩雑さを解消するような、新しい微粒子の分散プロセスを提供する。
【解決手段】
一対の電極のうち、一方は水中に浸す又は水面に接触させ、他方は水面上部の気中に配置して、水面と水面上部電極間に電圧を加えてプラズマを発生させる液面プラズマを用いることにより、水中へ微粒子を分散する。この分散方法により安定な分散状態が保持される水中分散液が製造できる。機械的分散処理を併用することで、微粒子の凝集物を解す能力を高め、より効率の良い分散が可能となる。 (もっと読む)


【課題】熱非平衡大気圧プラズマ装置内で、溶液状の液体の有害物質を分解できる、簡単な構成の分解処理装置を提供する。
【解決手段】支持部5を上下、左右、前後に移動、回転させて、支持部5上の接触部位7がプラズマフレームに晒される位置に配置されるように調整する。接触部位7は熱非平衡大気圧プラズマフレームに晒される。この状態で溶液供給ポンプ10から難分解性物質などの被分解物質を含む溶液を支持部5の内部を介して接触部位7の表面上に供給し、液膜6を形成させる。溶液中の被分解物質はプラズマ中のヒドロキシルラジカルや酸素ラジカルなどの活性酸素種で酸化分解され、無害化処理が実現する。 (もっと読む)


【目的】効率的に繊維材料の表面を広い面積に亘って均質に改質することができる繊維材料の表面処理用筒状器具及びこれを用いた繊維材料の表面処理方法を提供すること。
【解決手段】繊維材料の表面処理用筒状器具は、ラジカル、イオン、電子及び光子からなる粒子群から選ばれる少なくともいずれか一種又は複数種からなる照射粒子を繊維材料に接触させるために用いられる筒状器具10である。筒状器具10は、側壁面に形成された照射用開口12と、照射粒子を反射する内周面14とを備える。筒状器具10の両端面の開口は、一方が繊維材料が入って来る端面入口であり、他方が繊維材料が出て行く端面出口である。筒状器具10の内周面14の材質は、耐熱温度が200℃以上で酸化しにくいものである。 (もっと読む)


【目的】高分子繊維材料の強度(強力)を低下させずに密着性を向上させ、これにより、めっき皮膜の導電性の低下を防止するともに、導電性のバラツキを減少させることができる高分子繊維材料のめっき方法等を提供すること。
【解決手段】本発明に係るめっき方法は、(1)高分子繊維材料をラジカル処理するラジカル処理工程と、(2)ラジカル処理工程を経た高分子繊維材料Aをカチオン系界面活性剤溶液に浸漬するカチオン処理工程と、(3)カチオン処理工程を経た高分子繊維材料BをPdとSnのコロイド溶液に浸漬するSn−Pd触媒浸漬工程と、(4)Sn−Pd触媒浸漬工程を経た高分子繊維材料Cを酸溶液に浸漬するアクセレーター処理工程とを備える。更に、Sn−Pd処理工程を経た高分子繊維材料Dを無電解めっき又は電気めっきするめっき工程を備えるとよい。 (もっと読む)


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