説明

タフツ ユニバーシティー/トラスティーズ オブ タフツ カレッジにより出願された特許

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本発明は、生体適合性および生体吸収性のシルクフィブロインタンパク質から構成される光反射体を作製するための組成物および方法を提供する。例えば、シルク再帰反射体は、画像化された皮層の画像平面を回転させるためにミリメートルサイズのマイクロプリズムアレイに基づいて構築され、したがって、分析されるサンプル中に挿入されたとき反射方向で検出される光子の量を増やして、最終的に多光子顕微鏡法におけるコントラスト比を高めることができる。こうしたデバイスは、医療用イメージング/診断から、薬物/治療薬デリバリー、食物連鎖の安全性および環境モニタリングに至るまで、さまざまな用途のための無標識、生体適合性、生体吸収性の移植可能なデバイスとして使用することができる。

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本発明は、絹ナノ粒子および絹マイクロ粒子を調製する方法、絹ナノ粒子および絹マイクロ粒子ならびにこれらの絹粒子を含む組成物に活性物質を封入する方法を提供する。特に、絹スフェアは、有機溶媒に曝露することなく絹およびポリビニルアルコール(PVA)を相分離することにより調製される。この方法は、薬物製剤の中にある、FDAによって認可された成分である化学物質PVAを用いる。製作プロセス中に絹スフェアのサイズおよび形状を制御するために、様々なパラメータを調節することができる。本発明の絹粒子組成物はまた活性物質または化学物質も封入してよい。このような組成物によって、活性物質を標的器官または標的組織に制御可能かつ持続可能に放出することが可能になる。活性物質を捕捉している絹組成物は、このように捕捉された活性物質の長期保管媒体ともなる。従って、本発明の絹ナノ粒子および絹マイクロ粒子は、薬物送達または組織工学などの様々な生物医学用途および薬学用途に適している。

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本発明は、egelシルクフィブロイン繊維を延伸するための組成物および方法に関する。得られた繊維は、光を伝送することができ、したがって光ファイバーとして使用することができる。シルクフィブロイン繊維は、可溶化シルクフィブロイン溶液に電場を印加してシルクフィブロインゲルを生成する工程;シルクフィブロインゲルを粘性のシルク液に変換する工程;および粘性のシルク液からシルク繊維を延伸する工程を含む方法により製造される。本発明のシルク繊維は、織物、医療用縫合材料および組織材料等の材料として、ならびにこれらの材料に光学特性を付与するのに使用することができる。

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本発明は、絹フィブロイン/ポリエチレンオキシドブレンド材料を調製するプロセス、および、創傷治癒などの生物医学的用途に適したその得られる材料に関する。特に、制御された蒸発、拘束乾燥技法、および/またはアルコール処理、および/またはPEO抽出で処理された、絹:PEOブレンド比が2:1〜4:1の電界紡糸した絹フィブロイン/PEOマットは、創傷被覆材に対する有用性をもつ生体材料系に関する、適した物理的なおよび生体機能特性、例えば繊維構造、トポグラフィー、吸収、水蒸気透過速度、酸素透過性、および生分解性などを実証する。

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絹糸ベース複合体から核酸を放出する絹糸ベース送達システムを用いて核酸導入が成し遂げられる。絹糸ベース複合体は、例えば、プラスミドDNA(pDNA)ならびにポリカチオンおよび特定のポリペプチド配列を含有する組換え絹糸からなり、核酸トランスフェクションのために高い生体適合性、高い送達効率、細胞選択性、および核酸の徐放を示すことができる。 (もっと読む)


本発明は、微生物汚染の予防または処置のための、一種または複数種の抗生物質剤を含む、絹フィブロインベースの組成物、抗生物質含有絹足場を作る方法、絹足場中で抗生物質を安定化させる方法、及び、抗生物質含有組成物を用いて微生物汚染を予防または処置するための方法を提供する。絹フィブロインベースの組成物に抗生物質を包埋するため、種々の方法を使用してもよい。本発明の抗生物質含有組成物は、特に抗生物質を安定化し、細菌感染を予防し、そして、医療移植片、組織工学、薬物送達系、または、他の薬学若しくは医学用途のために有用である。

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【課題】連続する線状又はリング状のプラズマを発生するマイクロプラズマ発生器を提供する。
【解決手段】低温、大気圧下で使用するマイクロプラズマ発生器100は、誘電体基板の上に少なくとも一つの金属細片101を備えており、該金属細片101の第1の端部107は接地平面105に接続されていると共に、第2の端部110は接地電極111に隣接している。また、金属細片101の第2の端部110と接地電極111との間には隙間115が設けられている。細片101には高周波電力が供給されており、その周波数は、細片101の長さが該細片101に沿って移動する波長(λ)の1/4の奇数倍となるように選択されている。マイクロプラズマは、細片101の第2の端部110と接地電極111との間の隙間115に、その領域の電場に起因して発生する。 (もっと読む)


本発明は、フォトニックナノインプリントされた絹フィブロインベースの材料、ならびに、絹フィブロインベースのフィルムをナノメータースケールのフォトニックパターンによってエンボス加工する工程を含む、当該材料を製造する方法を提供する。さらに、本発明は、局所的に当該絹フィルムのガラス転移温度を低下させることによって、室温での絹フィブロインベースのフィルムのナノインプリントを可能にするプロセスを提供する。そのようなナノインプリントプロセスは、ハイスループット性を高め、生物医学的デバイスまたは他のオプティカルデバイスへの絹ベースのフォトニクスの組み込みに対する可能性を向上させる。

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本発明は、非水溶性で、延性で、柔軟である絹フィブロインフィルムを調製するための組成物および方法を提供する。絹フィルムは、絹フィブロインおよび約10%〜約50%(w/w)のグリセロールを含み、かつ全体的に水性の処理により調製される。延性絹フィルムは、該フィルムからグリセロールを抽出する段階、およびこれを再乾燥する段階によりさらに処理され得る。様々な医学的用途のためにグリセロール改変絹フィルムの中に活性物質を包埋してもよいし、またはその表面に沈着させてもよい。フィルムは三次元構造で成形してもよいし、または標識もしくはコーティングとして支持表面上に配置してもよい。本発明のグリセロール改変絹フィルムは、組織工学、医療用装置またはインプラント、薬物送達、および食べられる薬品ラベルまたは食品ラベルなどの様々な用途において有用である。

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本発明は、電気的ゲル化と呼ばれるプロセスにおいて、電圧の直接印加を用いてシルクフィブロイン溶液をシルクフィブロインゲルに急速に変換するための組成物、方法、およびデバイスを提供する。シルクフィブロインゲルは、逆の電圧を印加することによって液体型に可逆的に変換され、または剪断力もしくは他の処置を適用することによってβ-シート構造にさらに変換されうる。電気的ゲル化シルクは、材料またはデバイスに加工するための、抽出されたバルクゲル、ゲルのスプレー、もしくはストリームとして用いられ、またはデバイスに対するシルクゲルコーティングとして用いられうる。多様な医学的応用のために、活性物質をシルクゲルに包埋してもよい。電気的ゲル化シルクは、シルクIコンフォメーションおよびシルクβ-シート構造を有するシルクフィブロインタンパク質の混合物を含む圧電シルク材料として存在する。本発明のシルク電気的ゲル化プロセスは、組織工学、医学デバイスもしくはインプラント、薬物送達、ソフトロボティクス、または動きに関連する技術などの多様な応用において有用である。

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