説明

新日本化繊株式会社により出願された特許

1 - 1 / 1


【課題】 ポリエステル系繊維布帛に漆喰を塗工しても、漆喰の難燃又は不燃機能を失わないようにする。
【解決手段】 水酸化カルシウムを主体とし、増粘剤、繊維物質及び分散剤を含有する漆喰用組成物に、ポリホウ酸ナトリウム塩を添加混合してなる漆喰を調製する。この漆喰をポリエステル系繊維布帛の片面に塗工して、漆喰が塗工されたポリエステル系繊維布帛を得る。このポリエステル系繊維布帛は、漆喰中にポリホウ酸ナトリウム塩が存在しているので、着炎してポリエステル系繊維が溶融しても、この溶融物が炭化して、自己消火され難燃性を呈する。漆喰中には、さらにリン酸アミドが含有されていると、溶融物の炭化が促進され、難燃性乃至不燃性を呈する。 (もっと読む)


1 - 1 / 1