説明

株式会社日本科学エンジニアリングにより出願された特許

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【課題】ステンレス鋼の耐食性を高められる電解研磨液を提供する。
【解決手段】1種類以上の無機酸と、1種類以上の有機酸と、1種類以上の無機酸塩と、1種類以上の有機酸塩との中から選択された1または複数の材料を溶かした溶液にケイ酸塩を添加した電解研磨液を用いて、ステンレス鋼に対する電解研磨処理を実行する。この処理により、ステンレス鋼の不動態皮膜の耐食性が大幅に高められる。また酸化スケールや脂汚れを除去することができる。 (もっと読む)


【課題】ブラシ状の電極部を採択しかつ有毒ガスを発生させない電解研磨による酸化スケール除去方法およびその装置を提供する。
【解決手段】酸化スケール除去装置は、ステンレス鋼5の溶接部分50に発生する酸化スケールを電解研磨により除去するためのもので、装置本体1と電解液10とから成る。電解液10として、クエン酸、酒石酸、リンゴ酸、乳酸、またはそれらのナトリウム塩、カリウム塩、アンモニウム塩のうちの1種または2種以上を組み合わせた中性塩水溶液を用いている。装置本体1は、電源供給部2と、電源供給部2の出力端子21,22より引き出される2本のコード線23,24の先端にそれぞれ設けられる電極部3,4とを有する。一方の電極部3はステンレス鋼5に接続可能である。他方の電極部4は、電解液を含ませることが可能なように炭素繊維をブラシ状に束ねて形成されている。 (もっと読む)


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