説明

株式会社イーストにより出願された特許

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【課題】高価なイオン分離膜を必要とせず、しばしば電解槽のスケールの原因となる支持電解質を全く使用せず、共存イオンとして問題となる場合があるアノードからの金属イオンの溶出が全く生じないイオン電解水製造装置を実現すること。
【解決手段】電解液中に支持塩を全く使用せず、かつアノードを電解液に浸漬させることなく、電解水中のカソード近傍にOH−を生成することが、以下の方法により実現できた。即ちカソード近傍の水に対して酸素ガスあるいはオゾン酸素ガスを十分溶解せしめ、アノードにはマイナス数kVの直流高圧を印加し、直流電源の他の出力端子には何も接続しない状態を(解放状態)保持することにより、カソード近傍での酸素あるいはオゾン分子への電子捕獲を可能にし、良く知られているO2−からの一連の反応によりOH−を生成することが出来た。 (もっと読む)


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