説明

フリール・ラディエーション・ゲーエムベーハーにより出願された特許

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本発明は、中性子放射、好ましくは熱中性子を検出するための装置に関する。本装置はガンマ線シンチレータを備える。ガンマ線シンチレータは、ガンマ線シンチレータ内部のエネルギーガンマ線に対する高ガンマ線阻止能を提供するために、5MeVのエネルギーのガンマ線に対して10cm以下、好ましくは5cm以下の減衰長Lを有する無機物質を備える。ガンマ線シンチレータは、0.5cm以上であるが、ガンマ線シンチレータにおける5MeVのガンマ線に対する減衰長Lの五倍以下、好ましくは減衰長Lの二倍以下の熱中性子に対する吸収長Lをもたらす中性子捕獲断面積及び濃度を有する成分を備える。ガンマ線シンチレータの中性子吸収成分は、主にガンマ線を介して中性子捕獲後に励起核に付与されたエネルギーを放出する。ガンマ線シンチレータは、Lの少なくとも50%の、好ましくは少なくともLの直径又は縁長さを有する。
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本発明は、高中性子吸収性能を有する少なくとも一つの第一セクション(102)及び低中性子吸収性能を有する少なくとも一つの第二セクション(101)を備えた中性子、好ましくは熱中性子検出用装置に関し、第二セクションはガンマ線シンチレータを備え、ガンマ線シンチレータ物質は、第二セクション内部のエネルギーガンマ線に対する高ガンマ線阻止能を提供するために5MeVのエネルギーのガンマ線に対して10cm以下、好ましくは5cm以下の減衰長を有する無機物質を備え、第一セクションの物質は、主にガンマ線を介して中性子捕獲によって第一セクションに付与されるエネルギーを放出する物質の群から選択され、第二セクションが、第一セクションの大部分が第二セクションによって覆われるように第一セクションを取り囲み、第二セクションにおける光量を検出するために第二セクションに光学的に結合された評価デバイスを更に備える。
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