説明

一般財団法人石油エネルギー技術センターにより出願された特許

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【課題】特定の条件下で炭化水素油を長期間にわたって安定にかつ経済的に脱硫できる脱硫剤を提供する。
【解決手段】ニッケルを1〜30質量%、亜鉛を30〜80質量%、3A族から選ばれる1種類以上の元素を0.1〜20質量%含有し、比表面積が70m2/g以上であることを特徴とする脱硫剤である。該脱硫剤は、水に、ニッケル、亜鉛及び3A族から選ばれる1種類以上の元素を含有する酸性溶液とアルカリ溶液とを同時に滴下して、沈殿を生成させることで製造できる。 (もっと読む)


【課題】
優れた脱硫活性を発現させる再生触媒を提供すること。
【解決手段】
アルミニウム酸化物を含む無機担体に、モリブデンと周期表第8〜10族金属から選択される少なくとも1種とを担持させて得られる、留出石油留分を処理するための水素化処理用触媒を再生した再生水素化処理用触媒であって、カーボン含有量が0.15質量%以上3.0質量%以下であり、X線回折スペクトルにおいて、モリブデン複合金属酸化物のピーク強度が基準ピークに対して0.60以上1.10以下であり、かつX線吸収微細構造分析の広域X線吸収微細構造スペクトルにおいて、残存硫黄ピークに由来するMo−S結合のピーク強度が基準ピークに対し0.10以上0.60以下であることを特徴とする再生水素化処理用触媒。 (もっと読む)


【課題】セタン価の低い炭化水素油を水素化精製処理することにより、生成油のセタン価向上を図る方法を提供する。
【解決手段】沸点範囲160〜230℃の留分を5〜50質量%含んで構成される沸点範囲が160〜390℃の留分を少なくとも80質量%以上含み、かつナフテン分および芳香族分をそれぞれ25質量%以上含む炭化水素油を原料油として用い、該原料油を周期表第6族の金属が担持されたゼオライトを含まない固体酸触媒と周期表第6族の金属が担持された平均粒子径が0.5μm以下のUSYゼオライトを含む触媒とを充填した固定床反応装置にて水素化精製処理することで、上記課題が解決できた。 (もっと読む)


【課題】セタン価の低い炭化水素油を水素化精製により、ナフサ留分の生成を抑制し、収率良くセタン価の高い軽油基材を製造する方法を提供する。
【解決手段】沸点範囲が230〜395℃の留分を90質量%以上含み、かつナフテン分および芳香族分をそれぞれ25質量%以上含む炭化水素油を原料油として用い、周期表第6族の金属が担持されたゼオライトを含まない固体酸触媒と周期表第6族の金属が担持された平均粒子径が0.5μm以下のUSYゼオライトを含む触媒とを充填した固定床反応装置にて水素化精製処理することで、上記課題が解決できた。 (もっと読む)


【課題】多環芳香族炭化水素含有油から付加価値の高い1環芳香族炭化水素を選択的に、効率良く、かつ長期に渡って安定的に製造する方法を提供する。
【解決手段】(i)芳香環構成炭素比率が40mol%以上である原料炭化水素油を、水素の存在下、水素化精製触媒と接触して窒素分を8.0重量ppm以下に低減すると同時に、多環芳香族炭化水素を1.5環及び1環芳香族炭化水素に変換する第1工程、及び(ii)得られた第1工程生成油を、水素の存在下、水素化分解触媒と接触して多環及び1.5環芳香族炭化水素を1環芳香族炭化水素に変換する第2工程を含む、1環芳香族炭化水素の含有量が25容量%以上である水素化分解生成油を得、かつ、原料炭化水素油の通油量が触媒量に対して120倍相当経過時と12倍相当経過時における、ヘビーナフサ収率の比が0.90以上(容量%比)であることを特徴とする選択的1環芳香族炭化水素の製造方法。 (もっと読む)


【課題】触媒活性が高く、かつ、耐久性の向上した触媒を用いて、常温常圧で液状の炭化水素または酸素を含む炭化水素を改質できる触媒、その触媒を用いた水素含有ガス、特に燃料電池用水素を製造する方法を提供する。
【解決手段】Ni、MgおよびAlを含むと共にPt、Pd、Ir、RhおよびRuの中から選ばれる少なくとも1種の貴金属元素を含み、さらにCsおよび/またはRbを含浸法により含む触媒およびその触媒の製造方法である。 (もっと読む)


【課題】炭化水素油の接触分解において、重質留分の分解性を向上させると同時に、コークの生成量を低減させ、かつガソリン収率を向上させて、ガソリン留分を効率良く高収率で製造できる接触分解触媒、及び、それを用いた炭化水素油の接触分解方法を提供すること。
【解決手段】メディアン径が30μm以下であるベーマイト、結晶性アルミノケイ酸塩、シリカゾル由来のケイ素酸化物、及び、粘土鉱物を含有する炭化水素油の接触分解触媒とする。前記接触分解触媒は、前記ベーマイトを1質量%〜20質量%、前記結晶性アルミノケイ酸塩を20質量%〜60質量%、前記シリカゾル由来のケイ素酸化物をSiO換算で5質量%〜40質量%、及び、前記粘土鉱物を10質量%〜74質量%含有することが好ましい。 (もっと読む)


【課題】炭化水素油の接触分解において、重質留分の分解性を向上させると同時に、コークの生成量を低減させ、かつガソリン収率を向上させて、ガソリン留分を効率良く高収率で製造できる接触分解触媒、その触媒の製造方法、及び、その触媒を用いた炭化水素油の接触分解方法を提供すること。
【解決手段】メディアン径が30μm以下であるベーマイト1質量%〜20質量%、結晶性アルミノケイ酸塩、前記ベーマイト以外のアルミナゾル由来のアルミウム酸化物、及び、粘土鉱物を含有する炭化水素油の接触分解触媒とする。前記接触分解触媒は、前記ベーマイトを1質量%〜20質量%、前記結晶性アルミノケイ酸塩を20質量%〜60質量%、前記アルミナゾル由来のアルミニウム酸化物をAl換算で5質量%〜40質量%、及び、前記粘土鉱物を10質量%〜74質量%含有することが好ましい。 (もっと読む)


【課題】コーンガイド内に突起部や鍔状部分等の構造物を設けることなく、低燃焼における振動燃焼抑制と低NOx化とを実現できるバーナを提供すること。
【解決手段】バーナ1は、先端側から燃料を噴霧する油ノズル11Aと、燃料供給下流側に開口部を有して前記油ノズルの先端側が収容される内筒部材12と、この内筒部材12の外周側に配置された外筒部材13とを備えるとともに、外筒部材13の下流側端面13Aには、さらに下流側に延出した空気ノズル14が端面13Aの周方向に間隔を空けて複数設けられ、これらの空気ノズル14の下流端側には主空気噴流口15が形成され、内筒部材12の内部は小孔を介して燃焼空気の一部が流入可能に設けられ、かつ空気ノズル14の外周側には、これらの空気ノズル14を当該外筒部材13の周方向に沿って覆う筒状のコーンガイド20が設けられ、コーンガイド20は、下流側に向かって拡開した拡径部25を有している。 (もっと読む)


【課題】従来よりも重質化したり、金属分含有量が増加した原料油を流動接触分解する場合においても、長期間に亘ってガソリン留分の収率を高く、かつコークの生成を抑制することができ、同時に原料油の分解率を高くすることができる流動接触分解方法を提供すること。
【解決手段】平衡触媒の一部を抜き出して新しい触媒を補充しながら行う流動接触分解方法であって、新しい触媒としてアンモニアTPD法による酸量が50〜250μmol/gである触媒を用いるとともに、流動接触分解装置内の触媒全量に対する新しい触媒の1日あたりの補充割合A(質量%)を、当該新しい触媒の酸量B(μmol/g)と、下記の式(I)を満たすように調整して行うことを特徴とする流動接触分解方法。
700 ≦ A×B ≦ 1,800 ・・・・(I) (もっと読む)


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