説明

一般財団法人石油エネルギー技術センターにより出願された特許

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【課題】
分解活性が高く、コーク選択性が低いとともに、磨耗強度が高い炭化水素油の接触分解触媒を提供する。
【解決手段】
ソーダライトケージ構造を有するゼオライトを20〜50質量%、結合剤の加熱処理物を酸化物換算で5〜40質量%、酸処理された擬ベーマイトを0.1〜15質量%、粘土鉱物を10〜74.9質量%含むとともに、前記結合剤の加熱処理物が第一リン酸アルミニウムの加熱処理物を含み、前記結合剤の加熱処理物全体に占める第一リン酸アルミニウムの加熱処理物の割合が酸化物換算で10〜76質量%であることを特徴とする炭化水素油の接触分解触媒である。 (もっと読む)


【課題】金属イオンまたはその前駆体となる金属塩を含有する液相中で金属イオンを還元することで金属微粒子を製造する反応系において、金属微粒子の粒子構造を十分に制御し、且つ、金属微粒子の収率を向上させることが可能な金属微粒子の製造方法、並びに該製造方法によって得られる金属微粒子を提供すること。
【解決手段】金属イオンまたは該金属イオンを与える金属塩と、ポリビニルピロリドンと、アミド基を有する有機溶媒と、を含有する溶液中で、金属イオンを還元して金属微粒子を析出させる。 (もっと読む)


【課題】重質油に対する分解活性と脱硫活性とを両立させ、両機能共に優れる水素化分解触媒を提供すること。
【解決手段】結晶性アルミノシリケートと該結晶性アルミノシリケートを除く多孔性無機酸化物とを含む担体に活性金属を担持した重質油水素化分解触媒であって、
(a)前記担体が、結晶性アルミノシリケートと該結晶性アルミノシリケートを除く多孔性無機酸化物の合計量基準で、結晶性アルミノシリケート45質量%以上60質量%未満と該結晶性アルミノシリケートを除く多孔性無機酸化物40質量%超55質量%以下を含み、(b)前記活性金属が、周期表第6族、第8族、第9族、第10族金属のうち少なくとも一種の金属であり、かつ、(c)前記重質油水素化分解触媒の細孔分布が、細孔径50〜10,000Åの細孔で定義される総細孔容積が0.40cc/g以上、細孔径が100Å以上200Å未満である中間メソ細孔容積の総細孔容積に占める割合が60%以上である、重質油水素化分解触媒である。 (もっと読む)


【課題】ハロゲン原子を含まないイオン液体の提供。
【解決手段】下記一般式(1)で表されるイミダゾリウム塩からなるイオン液体。


(式中、R〜Rはそれぞれ独立に、置換基を有していてもよい炭素数1〜12の炭化水素基を示し、Yはアミノ酸のアミノ基およびカルボキシ基を除いた構成部分を示し、Rは水素原子、またはYと一緒になって形成される環を示す。) (もっと読む)


【課題】親水性であり、かつ耐熱性に優れる非ハロゲン系のイオン液体を提供する。
【解決手段】下記一般式(I)で表されるホスホニウム塩からなるイオン液体を提供する。かかるイオン液体は、高温での使用に耐えられるものであり、反応溶媒や潤滑油として好適に用いることができる。


[式(I)中、R〜Rはそれぞれ独立に炭素数1〜12の環状、直鎖又は分岐状のアルキル基を示し、Xは炭素数1〜10のアルキレン基を示す。] (もっと読む)


【課題】特殊な装置を必要とせず、かつエネルギー効率のよい有機ハイドライドの脱水素システムの運転方法を提供する。
【解決手段】有機ハイドライドを脱水素することにより、水素を取り出す方法において、脱水素触媒を用い、所定の脱水素温度で有機ハイドライドの脱水素反応を行い、水素を取り出す脱水素工程と、脱水素温度以下の温度で空気を脱水素触媒と接触させ、コークが付着して活性が低下した該脱水素触媒を活性化する活性化工程とを有する、有機ハイドライドの脱水素システムの運転方法。 (もっと読む)


【課題】高い分解活性とオクタン価の高いFCCガソリンを製造できる炭化水素油の接触分解触媒と、その製造方法や、それを用いる炭化水素油の接触分解方法を提供すること。
【解決手段】ソーダライトケージを含むゼオライトを20〜50質量%、シリカゾル由来のケイ素をSiO換算で10〜30質量%、第一リン酸アルミニウム由来のリン・アルミニウムをAl・3P換算で0.1〜21質量%、粘土鉱物を5〜65質量%含有することを特徴とする炭化水素油の接触分解触媒。 (もっと読む)


【課題】重質炭化水素油の水素化処理において、脱硫、脱メタル処理を長期間に渡り行うことができる重質炭化水素油の水素化処理方法を提供すること。
【解決手段】重質炭化水素油を、水素分圧4〜20MPa、水素/油比400〜3000NL/L、温度300〜450℃、液空間速度0.05〜5h−1で、前段、中段、後段の複数からなる触媒と順次接触させて水素化処理する方法であって、各触媒の無機酸化物担体には酸化亜鉛を所定量含有させ、それぞれ特定の比表面積、細孔容積、平均細孔直径、および平均細孔直径±1.5nm(前段触媒に関しては±2.0nm)を有する触媒を用いる水素化処理方法。 (もっと読む)


【課題】過分解を抑制し、多環芳香族炭化水素から付加価値の高いアルキルベンゼン類を効率よく製造する方法を提供する。
【解決手段】重質芳香族炭化水素から高効率でアルキルベンゼン類に変換する上で、従来から採用されてきた抽出等のエネルギー消費量の多い分離工程を不要にすることにより、簡便な蒸留のみの低エネルギー消費でアルキルベンゼン類を濃縮する方法であって、ブレンステッド酸の最高酸強度が135kJ/mol以上である固体酸を含有する水素化分解触媒を用いることで、分子径の小さいベンゼン・トルエン・キシレン(BTX)を選択的に製造する方法。 (もっと読む)


【課題】多環芳香族炭化水素から付加価値の高い1環芳香族炭化水素を、高価な水素を過剰に消費することなく過分解を抑制し、効率よく製造する方法を提供する。
【解決手段】多環芳香族炭化水素が50容量%以上、1環芳香族炭化水素及び1.5環芳香族炭化水素の合計量が20容量%未満である原料炭化水素油を、(1)水素の存在下、モリブデンの含有量が0.5重量%以上8.0重量%未満である水素化精製触媒に接触させ、脱硫脱窒素処理を行うとともに、多環芳香族炭化水素を1.5環芳香族炭化水素に変換する第一工程に次いで、(2)第一工程から得られた中間油を水素の存在下、水素化分解触媒に接触させ、アルキルベンゼン類に変換する第二工程を行うことにより、アルキルベンゼン類が20容量%以上、多環芳香族炭化水素が1.0容量%未満である付加価値の高い1環芳香族炭化水素を製造する。 (もっと読む)


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