説明

一般財団法人石油エネルギー技術センターにより出願された特許

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【課題】多環芳香族炭化水素から付加価値の高い1環芳香族炭化水素を、高価な水素を過剰に消費することなく過分解を抑制し、効率よく製造する方法を提供する。
【解決手段】多環芳香族炭化水素が50容量%以上、1環芳香族炭化水素及び1.5環芳香族炭化水素の合計量が20容量%未満である原料炭化水素油を、(1)水素の存在下、モリブデンの含有量が0.5重量%以上8.0重量%未満である水素化精製触媒に接触させ、脱硫脱窒素処理を行うとともに、多環芳香族炭化水素を1.5環芳香族炭化水素に変換する第一工程に次いで、(2)第一工程から得られた中間油を水素の存在下、水素化分解触媒に接触させ、アルキルベンゼン類に変換する第二工程を行うことにより、アルキルベンゼン類が20容量%以上、多環芳香族炭化水素が1.0容量%未満である付加価値の高い1環芳香族炭化水素を製造する。 (もっと読む)


【課題】軽油の水素化精製の際にセタン価を向上させつつ軽質化を抑制する軽油の水素化精製用触媒を製造できる触媒の製造方法を提供する。
【解決手段】本発明の軽油の水素化精製用触媒の製造方法は、シリカチタニア1次粒子にアルミナ前駆体を混合して酸化物ゲルを得る工程と、前記酸化物ゲルを加熱して担体形成用材料を得る工程と、前記担体形成用材料を成型して成型体を得る工程と、前記成型体を焼成して担体を得る工程と、前記担体にニッケルおよびタングステンを同時担持する工程とを有する。 (もっと読む)


【課題】これまで軽油基材としての活用が困難だったオイルサンドビチューメン等の非在来型原油から製造した合成原油の軽油留分から、セタン指数50以上の軽油基材を製造する方法を提供する。
【解決手段】芳香族成分及び/又は芳香族成分の少なくとも一部が核水添されてなる成分を50質量%以上含有する、セタン指数が50未満の軽油留分を水素化分解して、前記軽油留分中の2環ナフテンを少なくとも1環ナフテンに転換させて、セタン指数50以上の軽油基材を製造する、軽油基材の製造方法。 (もっと読む)


【課題】ベータゼオライトの結晶化度を落とさずに、0.15mL/g以上のメソ細孔、100m2/g以上の外表面積を付与したベータゼオライト、及び該ベータゼオライトの製造方法、さらには該ベータゼオライトを用いた高性能の水素化分解触媒、該水素化分解触媒の製造方法、並びに該水素化分解触媒を用いた水素化分解方法、を提供すること。
【解決手段】BJH法で求めた細孔径2〜10nmの細孔容量が0.15mL/g以上であり、t−plot法で求めた外表面積が100m2/g以上であり、かつ、結晶化度が50〜95%であるベータゼオライト、及び該ベータゼオライトを含む担体に、水素化活性を有する金属成分を担持してなる水素化分解触媒である。 (もっと読む)


【課題】LCOなどの高芳香族炭化水素油原料を、水素化分解触媒と接触させ、1環アロマ、特にC8アロマを高比率で含有するナフサ留分、すなわち高オクタン価のガソリン留分を製造する方法を提供する。
【解決手段】高芳香族炭化水素油を、水素化分解触媒と接触させることによって、ガソリン留分を製造する方法において、水素化分解触媒として、耐火性担体に、特定の格子定数、結晶化度、酸量、及び特定の式を満たすOH基の吸光度を有する、超安定Y型ゼオライトを40質量%以上含有する担体を用いる触媒を使用する。 (もっと読む)


【課題】細孔径2〜10nmのいわゆるメソ細孔を有し、280m2/g以上の外表面積を付与したベータゼオライトの製造方法、及び該ベータゼオライトを用いた水素化分解触媒の製造方法を提供すること。
【解決手段】原料ベータゼオライトを、水蒸気雰囲気下、550〜700℃で処理し、次いで、酸処理する工程を含むベータゼオライトの製造方法であって、前記酸処理に使用する酸量が、原料ベータゼオライトの骨格外アルミニウムを、化学量論的に全量溶解するのに必要な酸量の、1〜1.5倍であることを特徴とするベータゼオライトの製造方法である。 (もっと読む)


【課題】CO2透過係数及びCO2/H2透過係数比に優れる炭酸ガス分離膜を提供する。
【解決手段】イオン液体とイオン液体を担持する多孔質支持体とを含む液膜が二つの封止膜によって挟まれた構造を有し、イオン液体が特定のイミダゾリウムカチオン、第4級アンモニウムカチオン及び第4級ホスホニウムカチオンから選ばれる少なくとも一種のカチオンと、グリシン、アラニン、バリン、ロイシン、イソロイシン、セリン、トレオニン、システイン、メチオニン、アスパラギン、グルタミン酸、グルタミン、アルギニン、リシン、ヒスチジン、フェニルアラニン、チロシン、トリプトファン、アスパラギン酸、プロリン、2−アミノ酪酸、2−アミノイソ酪酸、2−アミノシクロペンタンカルボン酸及び4−アミノ酪酸から選ばれる少なくとも一種のアミノ酸のアミノカルボン酸アニオンとの組合せからなる、炭酸ガス分離膜。 (もっと読む)


【課題】比較的低圧において、コークスの発生を抑制しつつ、重質油を熱分解してより軽質な炭化水素油を製造する方法を提供する。
【解決手段】重質油を熱分解する軽質炭化水素油の製造方法であって、炭素数6以下の鎖状炭化水素及び炭素数14以下の環状炭化水素からなる群から選択される少なくとも一種の軽質炭化水素の存在下、式(I):P1≦P<P0[式中、P0は軽質炭化水素の臨界圧力であり、P1は軽質炭化水素と重質油の混合系における軽質炭化水素の割合をXmol%とした時の軽質炭化水素Xmol%とスクアラン(100−X)mol%からなる混合系の臨界圧力である]を満たす圧力Pで、前記重質油を熱分解することを特徴とする軽質炭化水素油の製造方法である。 (もっと読む)


【課題】比較的低圧において、コークスの発生を抑制しつつ、重質油を熱分解してより軽質な炭化水素油を製造する方法を提供する。
【解決手段】重質油を熱分解する軽質炭化水素油の製造方法であって、特定の含酸素流体、並びに、特定の軽質炭化水素の存在下、式(I):P1≦P<P0[式中、P0は含酸素流体の臨界圧力であり、P1は含酸素流体と軽質炭化水素と重質油の混合系における含酸素流体の割合をXmol%及び軽質炭化水素の割合をYmol%とした時の含酸素流体Xmol%と軽質炭化水素Ymol%とスクアラン(100−X−Y)mol%からなる混合系の臨界圧力である]を満たす圧力Pで、前記重質油を熱分解することを特徴とする軽質炭化水素油の製造方法である。 (もっと読む)


【課題】使用済みの水素化処理用触媒から、安定して高い活性を有し、且つ、色相に優れた生成油を与える再生水素化処理用触媒を製造可能な、再生水素化処理用触媒の製造方法を提供すること。
【解決手段】少なくとも1種の周期表第6族金属及び少なくとも1種の第8〜10族金属を含有する使用済みの水素化処理用触媒を、温度250〜380℃、前記触媒の単位容積当りの流速が20〜200NL/h・L−触媒である空気流下に、2〜8時間再生処理することを特徴とする再生水素化処理用触媒の製造方法。 (もっと読む)


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