説明

ダウ コーニング コーポレーションにより出願された特許

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本発明は、不飽和シランを用いた反応によるエラストマーの変性と、生成した変性エラストマーと、変性エラストマー組成物を成形および硬化することによって生産した物品とに関する。また本発明は、充填エラストマー組成物におけるカップリング剤としての不飽和シランの使用にも関する。本発明の方法において、前記シランは式:
R”-CH=CH-C(O)X-Y-SiRR’(3−a) (I)または
R”-C≡C-C(O)X-Y-SiRR’(3−a) (II)
(式中、Rは加水分解性基を表し;R’は1〜6個の炭素原子を有するヒドロカルビル基を表し;aは1〜3を含めた範囲内の値を有し;Yは結合-C(O)X-とSi原子とを隔てている少なくとも1つの炭素原子を含む二価の有機スペーサー結合を表し、XはSまたはOから選択され、;かつR”は水素、または-CH=CH-または-C≡C-結合に関して電子求引性効果を有する基を表す)。本発明は、フリーラジカル開始剤の存在下でジエンエラストマーと効率的に反応することができるシランを提供する。 (もっと読む)


本発明は、不飽和シランを用いた反応によるエラストマーの変性と、生成した変性エラストマーと、変性エラストマー組成物を成形および硬化することによって生産した物品とに関する。本発明の方法において、前記シランは式:
R”-CH=CH-C(O)X-Y-SiRR’(3−a) (I)または
R”-C≡C-C(O)X-Y-SiRR’(3−a) (II)
(式中、Rは加水分解性基を表し;R’は1〜6個の炭素原子を有するヒドロカルビル基を表し;aは1〜3を含めた範囲内の値を有し;Yは結合-C(O)X-とSi原子とを隔てている少なくとも1つの炭素原子を含む二価の有機スペーサー結合を表し、XはSまたはOであり;かつR”は水素または-CH=CH-または-C≡C-結合に関して電子求引性効果を有する基を表す)を有し;前記シランをいずれものフリーラジカル開始剤の非存在下でジエンエラストマーと反応させる。この方法は、ペルオキシドなどのフリーラジカル開始剤がジエンエラストマーを分解する傾向があるために有利である。加えて、ペルオキシドの安全な取り扱いおよび混合はゴム配合業者にとって困難なことがある。生成したグラフトジエンエラストマーは、基材、例えばタイヤなどのゴム物品において補強材として用いられる補強コードおよび補強繊維に対して改善した接着性を有する。 (もっと読む)


本発明は分岐オルガノポリシロキサンならびにその調製および使用に関する。分岐オルガノポリシロキサンはアルコキシシランの少なくとも1つのケイ素と結合したヒドロキシルまたは加水分解性基を含有する実質的に線状のオルガノポリシロキサンとのホスファゼン触媒の存在下での反応により調製される。得られる分岐オルガノポリシロキサンは、他のシロキサン重縮合触媒を用いる場合よりゲル化する傾向が少ないので、硬化して高弾性シールとなることができる湿気硬化性封止材組成物における使用に適切であり得る。ホスファゼン触媒は重合生成物中の望ましくない低分子量環状シリコーンの含有量が低いという利点も有する。 (もっと読む)


本発明はポリオルガノシロキサン及びワックスを含む水性エマルジョンと、かかるエマルジョンの製造方法に関する。エマルジョンは水中油型である。オルガノポリシロキサンを溶融ワックスとの混合物中で重合してワックスと増加した分子量を有するポリオルガノシロキサンとの混合物を形成し、該ポリマー及び溶融ワックスの混合物を界面活性剤の存在下水中で乳化する。エマルジョンは毛髪、皮膚、粘膜又は歯のようなパーソナルケア用途に有用である。エマルジョンはまた、塗料、水性コーティング、織物繊維トリートメント、皮革用潤滑剤、柔軟剤、洗濯用途における仕上げ剤、ホームケア、剥離剤及び石油ドラッグ低減のような用途に有用である。 (もっと読む)


本発明は増加した分子量のオルガノポリシロキサンを形成するためのオルガノポリシロキサンの重合、及びこうして生成されるオルガノポリシロキサン組成物に関する。オルガノポリシロキサンは重合中溶融ワックスを含有する混合物中にあり、これによりワックスと増加した分子量のオルガノポリシロキサンとの混合物を形成する。重合反応を完了した後、反応生成物をワックスの凝固温度より低い温度、例えば室温まで冷却することができる。これはオルガノポリシロキサン中のワックスの非常に密接な分散物又はその逆であるペースト状の固体混合物をもたらす。分散物は驚くほど安定している。 (もっと読む)


本発明は、組成物において所望の効果を有するように選択した香料、日焼け防止剤、ビタミン、薬剤、殺生物剤、害虫忌避剤、触媒または冷却剤のような活性物質を含有するオルガノポリシロキサン(シリコーン)組成物に関する。活性物質は一般にケイ素含有でない有機物質である。本発明は、特に活性物質の組成物からの放出を抑制または制御するような組成物に関する。活性物質を、ワックスとワックスの存在下での重合により形成したオルガノポリシロキサンとの混合物に混和する。オルガノポリシロキサンを溶融ワックスとの混合物中で重合することにより、安定なワックスシリコーン分散体が得られ、これは香料のような活性物質の迅速な混和を可能にし、香料のみを徐々に放出し、香料または他の活性物質を所望の環境において放出するのを制御することができることを見出した。 (もっと読む)


絶縁ガラスユニットにおいて有用な「一体型」スペーサ及びシールは、好適には低透過性(例えば、硬化性ポリイソブチレン又は硬化性ブチルゴム)技術を有するシラン官能性、有機ポリマーをベースとする。この化学架橋(硬化)性、可撓性、熱硬化性、スペーサ及びシールは現在の市販の熱可塑性スペーサ材料の不足を克服するための解決法を提供する。絶縁ガラスユニットにおいてエッジシールとして用いる場合、組成物の硬化物は封止、接着、間隔調整、及び乾燥の機能を行う。
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ポリシロキサン含有ポリマーの生成方法について記載する。本方法はi)1分子当たり少なくとも2つの縮合性基を含むシロキサン含有モノマー及び/又はオリゴマーの、a)1つ以上の縮合触媒並びに選択的にb)希釈剤(可塑剤及び/又は増量剤)及び/若しくは末端ブロック剤の一方又は両方の存在下での重縮合によりポリシロキサン含有ポリマーを調製するステップ、並びにii)必要に応じて重合プロセスを抑制するステップを含む。希釈剤は、存在する場合、得られる希釈ポリシロキサン含有ポリマー中に実質的に保持され、プロセスは少なくとも75×10Pa(0.75MPa)の圧力で行われる。 (もっと読む)


シロキサン含有ポリマーの製造方法が記載されている。この方法は、a)b)及びc)の存在下で、単独又は1分子当たり少なくとも2つの縮合できる基を持つ1以上の有機オリゴマーを有する混合物中に、1分子当たり少なくとも2つの縮合できる基を持つオリゴマーを有する非環状シロキサンを含有するオリゴマー100質量部を、の重縮合するステップを備え、b)は、(a)100質量部に対して少なくとも2質量部の、ブレンステッド酸又はルイス酸を有する1以上の縮合触媒であり、c)は、(a)100質量部に対して少なくとも15質量部の、1以上の液化ガス又は超臨界流体である。反応完了後、前記シロキサン含有ポリマーは、液化ガス又は超臨界流体(c)の膨張によって回収される。 (もっと読む)


熱伝導性グリースは2体積%〜15体積%の3つのポリオルガノシロキサンの組み合わせ及び65体積%〜98体積%の熱伝導性充填剤を含む。グリースはTIM1用途及びTIM2用途の両方において(光)電子デバイスから熱を放散させるための熱界面材料として用いることができる。 (もっと読む)


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