説明

大同メタル工業株式会社により出願された特許

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【課題】異物排出性に優れた内燃機関用すべり軸受の提供。
【解決手段】一対の半円筒形状軸受を円筒形に組み合わせて使用するすべり軸受である。一対の半円筒形状軸受のうち、少なくとも一方の半円筒形状軸受10の内周面に円周方向に延在する油溝16が形成される。油溝は、半円筒形状軸受の円周方向長さの中央部を含み、油溝の溝底面が、平面部なしに連続的に起伏する複数の山16Aと複数の谷16Bから成る凹凸面になされる。軸受内周面すなわち軸受摺動面と前記谷の深さとで規定される溝深さをH、前記凹凸面の高低差すなわち前記山の高さをhとしたとき、複数の山のうちの任意の山と、これに隣接する位置にある前記谷との寸法関係が、関係式h<0.15Hによって規定される。山の高さhは10μm以上であることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】クランク軸を支承する内燃機関のすべり軸受において、油溝付き半円筒形状軸受の円周方向中央部近傍における軸受摺動面を含む軸受摺動面全体に潤滑油を供給すること。
【解決手段】半円筒形状軸受10の円周方向長さの中央部を円周方向角度0°位置としたとき、軸受内周面の少なくとも円周方向角度−45°位置から円周方向角度+45°位置までの範囲に亘って、油溝16が形成される。油溝16の溝底面が、軸受内周面の少なくとも円周方向角度−45°位置から円周方向角度+45°位置までの範囲で、平坦部なしに連続的に起伏する複数の山16Aと複数の谷16Bから成る凹凸面になされる。 (もっと読む)


【課題】 霧状液体の流量を簡単かつ正確に測定することができる霧状液体流量測定装置を提供する。
【解決手段】 霧状液体流量測定装置10は、外部から導入された気体中に霧状液体を混合し、霧状液体を気体とともに吐出する霧状液体吐出装置50において、その霧状液体吐出装置50が吐出する霧状液体の流量を測定する。霧状液体流量測定装置10は、霧状液体吐出装置50に導入される気体の流量を検出する気体流量検出手段12と、霧状液体吐出装置が吐出する霧状液体の気体中における濃度を検出する霧状液体濃度検出手段14と、気体流量検出手段12が検出する流量と、霧状液体濃度検出手段14が検出する濃度から、霧状液体吐出装置50が吐出する霧状液体の流量を特定する霧状液体流量特定手段16を有している。 (もっと読む)


【課題】高面圧下で優れた耐疲労性を有するすべり軸受を提供する。
【解決手段】すべり軸受1を裏金層2、Al基合金中間層3及びAl基軸受合金層4から構成する。Al基軸受合金層4に、Alと他の2種類以上の元素とから成る金属間化合物であって粒径が0.5μm未満の金属間化合物を、8個/μm以上含ませる。Al基軸受合金層4に応力が加えられても、Al基軸受合金層4の塑性変形を防ぎ、すべり軸受1の耐疲労性を向上させることができ、高面圧下で優れた耐疲労性を有する。 (もっと読む)


【課題】 圧入時に削られる被覆層の圧入滓が軸受装置、潤滑油路、軸受摺動面に混入し難いすべり軸受を提供する。
【解決手段】 鋼裏金の内側に摺動面としての軸受合金層が形成された円筒形状すべり軸受1において、鋼裏金の外側背面にBi又はBi基合金の被覆層2を形成する。Bi又はBi基合金は軟質であるため圧入時の摩擦を低減し圧入性を高める点でSn、Pb又はSn、Pbを基とする合金と共通する効果を有するが、延性が非常に低く塑性流動しにくい性質のため、軸受ハウジング4の端部で削られると脆性破壊されるため発生する圧入滓は非常に細かく、また、軸受ハウジング4の端部に付着して残ることもないので、軸受装置、軸受潤滑油路、軸受摺動面に混入し難いという利点がある。 (もっと読む)


【課題】内燃機関運転時に半割形状すべり軸受の鋼裏金の外側背面に形成された被覆層が局部的に凝集することがなく、もって軸との強当りが発生し難いすべり軸受を提供する。
【解決手段】鋼裏金6の内側に摺動面としての軸受合金層7が形成された2個を一対として円筒形状とする半割形状すべり軸受1において、鋼裏金の外側背面にBi又はBi基合金の被覆層8を形成する。BiまたはBi基合金は背面圧や半割形状すべり軸受1の背面と軸受ハウジング内面間での相対的すべりによる応力での流動は起きるが、溶融すると体積が減少するので流動量が少なく、凝集部の体積が小さいために半割形状すべり軸受の摺動面を内面側に盛り上げて軸との直接、接触による強当りが発生し難くなる。 (もっと読む)


【課題】良好なる耐疲労性を維持しながら非焼付性を向上させることができるアルミニウム基軸受合金を得る。
【解決手段】本発明は、Sn粒子2をある範囲で細かくすると、潤滑油に対する濡れ性が高まることに着目してなされたもので、Snを2〜20質量%含むアルミニウム基軸受合金において、摺動表面におけるSn粒子2の大きさは、領域分割法により測定したSn粒子2の領域分割面積が20μm以上50μm以上であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】第2相成分を含む銅合金層に対するオーバレイ層の接合力を大幅に向上させて、特に非焼き付き性および耐疲労性に優れた摺動部材を提供する。
【解決手段】銅合金層2上にオーバレイ層3が形成されている摺動部材において、銅合金層2中に含まれるBiあるいはPbによる第2相成分が、銅合金層2とオーバレイ層3との界面に存在しないものとする。 (もっと読む)


【課題】 高周速領域においても優れた摺動特性を有するワンウェイクラッチのエンドベアリングを提供する。
【解決手段】 鉄又は鉄基合金を基材5に合成樹脂層6を被覆したエンドベアリングにおいて、合成樹脂層6を基材との体積比率を1.8%以下とすることにより、放熱しやすい。即ち、摺動摩擦熱は、合成樹脂摺動面で発生するが、合成樹脂層6の体積比率を低くしたため熱を鉄又は鉄合金基材側へ熱伝導させ易くしたので合成樹脂層6の温度上昇を緩和し流動、溶融を防ぐことができるようになるので耐焼付性、耐摩耗性を高められる。また、鉄又は鉄合金基材へ熱伝導した熱は、合成樹脂の蓄熱量が少なくなる結果、鉄又は鉄合金基材を介して潤滑油や他の金属構造物への熱伝導で十分に放熱できるのでエンドベアリングの温度上昇も防げるようになる。 (もっと読む)


【課題】 強度が高く薄肉化、軽量化が可能な自動変速機に用いられるエンドベアリングを提供する。
【解決手段】 プレス加工によりコ字状断面を有する鋼製環状部材5の表面に合成樹脂層6を焼成被覆したエンドベアリング4において、前記環状部材5を構成する鋼は、炭素を0.03〜0.15質量%、窒素を0.002〜0.03質量%を含み、前記合成樹脂層6の樹脂は、PAI,PI,PBIのいずれか一種以上とすることにより、コ字状断面を有する環状部材5を製造するためのプレス成形性に優れる利点を保持したまま、窒素を0.002〜0.03質量%を包含させることにより、炭素含有量が低い鋼中に過飽和固溶状態で窒素原子を含み、この窒素原子により鋼を時効硬化させて低炭素鋼からなるエンドベアリング4の強度を高めることができる。 (もっと読む)


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