説明

大同メタル工業株式会社により出願された特許

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【課題】 不働態酸化膜形成元素を含有しても銅合金の強度が高く、動荷重負荷を支持する軸受に好適な銅系摺動材料およびその製造方法を提供する。
【解決方法】 銅合金の粉末を鋼裏金上に散布後焼結して摺動層を形成した銅系摺動材料において、前記銅合金は、Al、Si、Cr、Ti、V、Ta、Zr、Nbのいずれか1種以上を0.1〜10質量%含有した組成を有し、その組成のアトマイズした粉末に100〜200℃で窒化処理して得られる銅合金粉末を摺動層として焼結することにより、銅成分そのものは窒化されることはなく、粉末表面に存在する不働体酸化膜形成元素のみを窒化物とし安定化する。このため、焼結での昇温中に粉末表面が添加元素の不働体酸化膜に覆われることを防ぐことができ銅合金同士を強固に焼結させることが可能となる。 (もっと読む)


【課題】ラジエータを冷却するための冷却ファンとウォータポンプをモータによって駆動するものにおいて、その駆動動力を低減する。
【解決手段】冷却液を循環させるウォータポンプ5のポンプモータ6を冷却ファン4の駆動源として利用する。ポンプモータ6と冷却ファン4との間に電磁クラッチ21を設け、エンジン1を出るときの冷却液が所定温度以上にあるときには、電磁クラッチ21を接続状態にし、所定温度未満のときには、電磁クラッチ21を遮断状態にする。また、冷却液が所定温度未満で、車速が所定速度以上のときには、電磁クラッチ21を接続状態にして走行風を受ける冷却ファン4の回転力をポンプモータ6に伝達してその負荷を軽減する。 (もっと読む)


【課題】軸受材の表面に臨む金属製の温度感知部材との接触による回転軸の傷の発生を回避して、かかる傷の発生に伴う軸受負荷能力の低下及び回転軸の破損の誘発を防止し、信頼性が向上された軸受温度監視装置及びこれをそなえた軸受装置を提供する。
【解決手段】前記軸受材に該軸受材の内面に連通するように穿孔された取付孔と、該取付孔に相対移動可能に嵌合されて温度検出端面が前記軸受材の軸受面に臨むとともに前記軸受面側への突出量を規制する突出量規制部を有し前記軸受材よりも熱伝導率の大きい材料からなる温度感知部材と、突出量規制位置から反軸受面側へ一定量移動可能な形態で軸受材側へ押圧する押圧部材と、温度感知部材に電気的に接続されて温度感知部材の温度を検出する温度検出器とをそなえてなることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 マルチボーリング加工に基づく油のリークを防止すること及び軸受への給油量を低減することという利点を維持しつつ異物の排出を効果的に行うことができるすべり軸受を提供する。
【解決方法】 上半割軸受2の主軸の回転先方向の端部内側及び該端部内側と対面する下半割軸受3の端部内側にC0.15mm〜C0.4mmの面取面積と同じ面積となるような切欠5,7を形成したので、油穴から半割軸受2,3に形成される油溝4内に供給される油によって流れてきた異物を速やかに切欠5,7からすべり軸受1の外部に排出することができる。 (もっと読む)


【課題】 アクリル樹脂系分散剤使用のPTFE水性ディスパージョンを使用しても、従来のPTFE混合物と同等の軸受性能を発揮することができる摺動部材を提供する。
【解決手段】 アクリル樹脂系分散剤で乳化されたポリテトラフルオロエチレン水性ディスパージョンに有機溶剤及び充填剤を添加したポリテトラフルオロエチレン混合物を裏金上に焼結された多孔質焼結体に含浸被覆した摺動部材を作成し、その摺動部材におけるアクリル樹脂系分散剤の残存量が、ポリテトラフルオロエチレンに対し、0.5wt%以下であるときに、従来のフェニルエーテル系のノニオン系界面活性剤で分散させたポリテトラフルオロエチレン水性ディスパージョンを使用したポリテトラフルオロエチレン混合物と同等の軸受性能を得ることができた。 (もっと読む)


【課題】複数の潤滑供給部に対してそれぞれ必要な潤滑油量を安定的に供給して最適な潤滑状態を確保することができるようにする。
【解決手段】空気供給源のエアを図示しない制御弁、圧力計により調質、調圧する空気供給部11と、管路12により空気供給部11の下流側で空気の流れを制御する2ポート電磁弁13と、回転軸14を回転自在に軸支する軸受15乃至18に対して個別に吐出油量を調整する電磁ポンプ19乃至22からなる電磁ポンプ部23と、潤滑油を所定量収納すると共に、前記電磁ポンプ部23を潤滑油内に浸漬した油槽24と、エアを調圧する調圧弁29乃至32と、オイルミストを生成するオイルミスト発生器51乃至54と、を備える。 (もっと読む)


【課題】メソ孔の占有率の高い活性炭を製造する。
【解決手段】構造式でCが6以上の有機酸Mg、例えばクエン酸Mgを原料とし、このクエン酸Mgを、不活性雰囲気下で300℃以上に加熱し、その後、酸洗浄する。有機酸Mgを不活性雰囲気下で300℃以上に加熱すると、有機酸MgのMgが酸化して微細な酸化マグネシウム(MgO)が形成され、CがこのMgOを被覆するようになってMgOの周りに炭素膜が形成される。その後、原料を溶解可能な例えば硫酸、塩酸などの溶液によって洗浄してMgOを溶かし出す。これにより、炭素膜だけが残り、その炭素膜の内側が細孔となる。 (もっと読む)


【課題】樹脂オーバレイ層を設けたすべり軸受において、異物が押し付けられることにより、樹脂オーバレイ層にクラックや割れが発生することを効果的に防止する。
【解決手段】すべり軸受1の内周部に、周方向に延び、且つ樹脂オーバレイ層4の摺動表面4aから軸受合金層3に至る深さの凹状部5を形成し、凹状部5内に露出する軸受合金層3の硬さを50HV以下とした。相手軸との間に異物が侵入した場合、その異物は凹状部5内に取り込まれ易く、また、凹状部5内に取り込まれた異物は軸受合金層3内に埋め込まれ、或いは軸受合金層3に凝着する。このため、異物が樹脂オーバレイ層4の摺動表面4aや凹状部5内で長い間転がり動くことがなく、樹脂オーバレイ層4にクラックを生じたり、剥がれを生じたりすることを極力防止できる。 (もっと読む)


【課題】特殊な工具ホルダを必要とせず、高速回転数でも吐出量が安定する工作機械の主軸方法及び装置を提供する。
【解決手段】水と油をそれぞれ圧縮空気によって第一の混合ミスト81と第二の混合ミスト82に生成し、第一及び第二の混合ミスト81,82を個々に油膜付水滴生成部14に供給し、次いで第一及び第二の混合ミスト81,82を油膜付水滴生成部14で混合して油膜付水滴に生成した後に、主軸装置10へ油膜付水滴を供給する。 (もっと読む)


【課題】 高い油膜特性を維持しつつ負荷能力をより向上させたクロスヘッド軸受を提供する。
【解決手段】 油溝10の両側方に軸受内面から油溝10に向けて、底辺19bが下り傾斜する傾斜面で上辺19aが軸受内面となる多数の細溝19を所定のピッチPで形成することにより、細溝の上辺19aである軸受内面で軸が支持されるため、ランド部(受圧面)の減少を抑制することができ、これによってクロスヘッド軸受6の負荷能力の向上を図ることができる。また、細溝19は、底辺19bが下り傾斜する傾斜面となっているので、傾斜面のくさび作用により、厚い油膜が形成され油膜の交換性が向上して油温の上昇が抑制されるため、焼付きを防止することができる。 (もっと読む)


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