説明

大同メタル工業株式会社により出願された特許

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【課題】異物がすべり軸受の摺動面と軸表面との間に混入し難くして、クランク軸表面に開口する油穴の通過部分に異物の滞留部を形成させないすべり軸受の提供。
【解決手段】本発明に係る主軸受およびコンロッド軸受は、一対の半円形軸受から成り、少なくとも一方の半円形軸受の内周面に、対をなす相手側半円形軸受との突き合せ端面のうち、クランク軸の回転方向に対して後端部側の周方向端面から軸受円周方向中央部に向かって、円周方向に潤滑油溝が形成されており、潤滑油溝の形成された周方向端部と突き合わされた相手側半円形軸受の内周面の周方向端部には、潤滑油溝と連通する2つの分岐溝が円周方向に形成され、2つの分岐溝は、幅方向に間隔を置いて配置され、2つの分岐溝の間の中間領域は、前記潤滑油溝に突き合わされている。 (もっと読む)


【課題】Cu基軸受合金層を有する摺動部材とダイヤモンドライクカーボン層を有する被摺動部材とを備えたものであって、非焼付性に優れる摺動構造およびその摺動構造に用いる摺動部材を提供する。
【解決手段】相対的な摺動を行う摺動部材2と被摺動部材3とを備えている摺動構造1において、摺動部材2は摺動面を形成するCu基軸受合金層4を有し、被摺動部材3は摺動面を形成するDLC層6を有し、Cu基軸受合金層4は硬質粒子4bを含んでいる。DLC層6の硬さは、ビッカース硬さでHV1000以上であり、硬質粒子4bの硬さに対して1倍を超え4倍以下である。 (もっと読む)


【課題】新規構成の位置決め部材を有する半割すべり軸受及びその製造方法を提案する。
【解決手段】工具の幅を狭めて押圧した軸受本体13の形成材料の一部が工具の外側へ逃げるようにすれば、軸受本体13の円周方向における形成材料の変形量を抑制しつつ、位置決め部材20がその機能を奏するために必要な突出量(軸受本体の外周面からの突出量)を確保できる。このようにして形成された半割すべり軸受の位置決め部材20は平坦部21aと突出部22とを備え、平坦部21aを含む仮想平面に対して突出部22の先端が合わせ面側に位置している。 (もっと読む)


【課題】異物排出性および潤滑性に優れた内燃機関のクランク軸用のすべり軸受を提供すること。
【解決手段】内燃機関のクランク軸用のすべり軸受10であって、互いに組み合わされてすべり軸受を形成する一対の半円筒形状軸受14、16と、各半円筒形状軸受の内周面の各円周方向端部領域に、半円筒形状軸受の軸線方向の全幅に亘って軸受壁厚を減ずることによって形成されたクラッシュリリーフ12とを有するすべり軸受において、クラッシュリリーフの軸受壁厚減少量である逃し深さRDが、半円筒形状軸受の円周方向において各端部で最大で、円周方向中央に向かって漸減しており、且つ半円筒形状軸受の軸線方向において中央で最大で、軸線方向両端部に向かって漸減しているすべり軸受が提供される。 (もっと読む)


【課題】各プリズム部の幅及び色収差の影響を考慮した集光レンズを提供し、集光効率の高い集光式太陽光発電装置を提供する。
【解決手段】フレネルレンズと、受光部とを含む集光式太陽光発電装置において、フレネルレンズの断面の各プリズム部の入射面は光軸に垂直な方向に対して入射面傾き角βを有し、出射面は光軸に垂直な方向に対して出射面傾き角αを有しており、各プリズム部の入射面には、光軸から遠い側の端点近傍に位置する第1の入射点、及び光軸から近い側の端点近傍に位置する第2の入射点が仮定され、各プリズム部の出射面傾き角α及び入射面傾き角βは、第1の入射点から入射し、出射面において屈折し、出射面から出射する第1の光、および第2の入射点から入射し、出射面において屈折し、出射面から出射する第2の光が、ともに受光部に到達するように設定される。 (もっと読む)


【課題】 異物排出性に優れた内燃機関のクランク軸用の半割軸受を提供する。
【解決手段】 下半割軸受3には、クランク軸10の相対回転方向の後方側にあたる下半割軸受3の内周面3aの周方向端部に形成されたクラッシュリリーフ5と下半割軸受3の内周面3aとに隣接するように、幅方向の全体に亘って軸線方向溝6が形成されることにより、回転するクランク軸10表面に付随して流れる油とともに、リリーフ隙間7に排出された異物11が軸線方向溝6側に向かって流れたとしても、この異物11がクラッシュリリーフ5に埋収され難く、軸線方向溝6内を流れる油とともに、下半割軸受3の幅方向端部から外部へ効率よく排出することができる。 (もっと読む)


【課題】非焼付性に優れるAl基軸受合金及びその製造方法を提供する。
【解決手段】1〜15質量%のSiを含むAl基軸受合金(Al基軸受合金層)3において、摺動側の表面3aの観察視野37820μm2で観察されるSi粒子5の周囲長の合計を4000〜6000μmにする。 (もっと読む)


【課題】異物排出性に優れた内燃機関用すべり軸受を提供する。
【解決手段】一対の半円筒形状軸受20,30を組み合わせて円筒形軸受10として使用する内燃機関のすべり軸受において、一方の軸受20の内周面20aに円周方向に延在する円周方向油溝22が形成される。軸受20の円周方向両端面24a,24bのうち、クランク軸の回転方向Rと同じ方向を向いた円周方向端面24aの軸線方向全長に沿って、該円周方向端面24aと他方の軸受30の対向する円周方向端面30aとの間に軸線方向溝Aが存在する。円周方向油溝22と軸線方向溝Aとが連通し、該連通部における円周方向油溝22と軸線方向溝Aの深さが異なり、円周方向油溝22の溝底が、軸線方向溝Aの溝底よりも軸受内周面20a側に偏った位置にある。連通部における円周方向油溝22の横断面積が軸線方向溝Aの横断面積よりも大きい。 (もっと読む)


【課題】異物排出性および潤滑性に優れた内燃機関用すべり軸受の提供。
【解決手段】一対の半円筒形軸受から成る内燃機関のクランク軸用すべり軸受。一方の半円筒形軸受30の内周面に円周方向油溝32が形成され、2つの円周方向端面のうち、少なくとも一方である、クランク軸の相対回転方向と同一方向を向いた第一の円周方向端面34aで、円周方向油溝が開放溝端になっている。他方の半円筒形軸受40の2つの円周方向端面のうち、少なくとも一方である、クランク軸の相対回転方向に対して反対側を向いた第二の円周方向端面44aに開放溝端を有する円周方向部分溝42が、他方の半円筒形軸受の内周面に形成される。円周方向油溝と円周方向部分溝とが流体連通関係にあり、同連通部において、円周方向部分溝の溝底が円周方向油溝の溝底よりも、すべり軸受の軸線側に偏位する。第一、第二の円周方向端面の相互突き合わせ接触界面に沿って軸線方向溝Gが形成される。 (もっと読む)


【課題】 すべり軸受の摺動面に異物が混入することを防止するため、この異物の排出を効果的に行うことができるすべり軸受を提供する。
【解決手段】 すべり軸受1には、油溝4を形成した上半割軸受2に対してクランク軸10の相対回転方向の前方側にあたる組合せ面5aにおいて、下半割軸受3の周方向端面3b内に異物捕捉空間7及び軸線方向溝6が形成されているため、上半割軸受2における油溝4の溝底面を転動しながらクランク軸10の相対回転方向の前方側にあたる周方向端部に到達した異物が、その周方向端部の溝底面と連通する異物捕捉空間7に捕捉されやすく、この異物捕捉空間7に捕捉された異物を、異物捕捉空間7と連通する軸線方向溝6を介して下半割軸受3の幅方向端面3c側にスムーズに排出することができる。 (もっと読む)


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