説明

株式会社東京化学研究所により出願された特許

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【課題】BaSi:Pbの代替蛍光体として適した発光スペクトル分布を得ることができ、ホウ酸の含有量が少なく、かつ水銀吸着率が低い蛍光体、ならびに、該蛍光体を備える発光装置を提供する。
【解決手段】本発明の第1の観点に係る蛍光体は、少なくとも、一般式Y1−xCePO但し0.05<x<0.15で表される第1の蛍光体と、一般式Sr1−yEu但し0.01<y<0.20で表される第2の蛍光体とを含有し、第1の蛍光体に対する第2の蛍光体の重量比が1%以上20%以下である。当該重量比は、好ましくは10%以上15%以下であり、より好ましくは10%である。さらに好ましくは、第1の蛍光体の粒径が5μm以下であり、第2の蛍光体の粒径が7μm以下である。本発明の第2の観点に係る発光装置は、少なくとも本発明の第1の観点に係る蛍光体を備える。 (もっと読む)


【課題】 3.5MgO・0.5MgF2・GeO2:Mn4+の構成元素の組成比を変えることや、また他の元素を置換することにより、波長350〜500nmの近紫外から可視領域の光で励起して高効率に発光する、新規の深赤色蛍光体を提供する。
【解決手段】 一般式: (x-a)MgO・aMe1O・yMgF2・bMe2Hal2・(1-c)GeO2・cMtO2:zMn4+
(ただし1.5<x≦4、0<y≦2、0<z≦0.1、0<a<1.5、0<b≦2、0<c<0.5、Me1、Me2はCa、Sr、Ba、Znから選ばれた少なくとも1つ以上、HalはF、Clから選ばれた少なくとも1つ以上、MtはTi、Sn、Zrから選ばれた少なくとも1つ以上)で示されるもの。 (もっと読む)


【課題】 波長200〜500nmの紫外から可視領域の光で励起して高輝度に発光する新規の橙色蛍光体を提供する。
【解決手段】 一般式
(Sr1−xEuSiO (但し、0<x≦0.10)
で示される、単一相の結晶で構成されたことを特徴とする橙色蛍光体である。本橙色蛍光体は、1250℃以下で焼成される緑色蛍光体(SrSiO:Eu2+蛍光体)とは全く相違して、緑色蛍光体と同じ出発材料・原料配合比でも、焼成条件を変えることにより単相の結晶構造を生成でき、この単相の結晶構造を持つ蛍光体は緑色ではなく、580nm付近にピークを持つ橙色の高輝度発光を示すものである。 (もっと読む)


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