説明

東京セメント工業株式会社により出願された特許

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【課題】製造が容易であり、軽量化を実現しつつ構造部材の強度を向上させることが可能で、構造部材同士の接合も容易で、且つ、接合部の強度を向上させることが可能なH型、I型、T型及びU型のいずれかの断面形状を有するコンクリート構造部材を提供することを目的とする。
【解決手段】ステンレス鉄筋使用コンクリート構造部材において、H型、I型、T型及びU型のいずれかの断面形状を有し、内部にステンレス鉄筋からなる軸方向鉄筋、帯鉄筋を配筋し、十分な耐久性を満足するかぶりが確保される部分では、普通鉄筋からなる軸方向鉄筋、帯鉄筋を配筋することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】結合すべきコンクリート部材に埋設され且つ内部に連結部材が装填されたシース内に充填材を充填・固化して行うコンクリート部材の結合において、より高い結合状態を得るコンクリート部材の結合方法、コンクリート部材の結合構造及び結合コンクリート構造物を提供する。
【解決手段】コンクリート部材であるPCブロック体2,2に埋設されたシース7,7の内部に高引っ張り強度を有する連結部材11を装填し、更にシース7,7内に充填材を充填し、固化された充填材と連結部材11との間には高摩擦係数状態を維持する。連結部材11は、複数本の撚られた又はストレートなPC鋼線材又はカーボンファイバー等の繊維束材とすることができる。PCブロック体2,2同士を強固に結合させることができ、構造物としての性能が向上するとともに、大型部材の分割・組立が可能となり、材料や製造費用が削減でき、運搬制限への対応やストック場の対応が可能となる。 (もっと読む)


【課題】 本発明は、ベントナイトの膨潤による膨張圧がセメント硬化体に影響を与えることがなく、強度の低下が発生せず、保水時間が長く、日照による表面温度上昇を抑制することの出来るベントナイトスラリーの製造方法及びそれにより製造されたベントナイトスラリーを用いた保水性セメント硬化体の製造方法を提供することを可能にすることを目的としている。
【解決手段】 予め水とナトリウム系ベントナイトを混練し、該ナトリウム系ベントナイトを膨潤させてスラリーを作成し、その作成されたスラリーはナトリウム系ベントナイトの膨潤率が該ナトリウム系ベントナイトの液性限界付近とされ、作成されたスラリーを所定時間静置させたことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】高強度、特に曲げ強度が高く、しかも容易かつ安価に製造できる透水性蓋の製造方法を提案すること。
【解決手段】内面の底面から上方に向かって貫通孔を形成するための凸部2が設けられた型枠1と、自己流動性を有するポリマーセメントモルタルPと、予め形成された、接合面の前記型枠の凸部に対応する位置に凹部4が設けられた多孔質コンクリート板Bとを用い、前記型枠1に前記ポリマーセメントモルタルPを打設した後、その上方から、前記多孔質コンクリート板Bを、前記型枠の凸部2の上端が該多孔質コンクリート板Bの凹部4に嵌合し、且つ、該嵌合する部分を除く接合面では多孔質コンクリート板Bの連続空隙にポリマーセメントモルタルPが浸透して接合層Mが形成されるように載置し、前記ポリマーセメントモルタルPが硬化した後、脱型する透水性蓋の製造方法とした。 (もっと読む)


【課題】地表からの雨水を効率良く浸透させ、地下に貯留させることのできる全面透水型の雨水貯留施設を提供すること。
【解決手段】壁面に外部と連通する開口を有し、上下方向に積層可能な中空コンクリートブロック体11を、地表面下に横方向及び上下方向に複数配置して地下に貯水空間Sを形成すると共に、該貯水空間Sを囲う側壁部は止水壁12からなり、底壁部は砂利層13からなり、天井部は、連続空隙を有する多孔質コンクリートからなる表層と、貫通孔が形成されたポリマーセメントモルタルからなる基層とからなり、前記表層と前記基層との結合部は、前記基層からの貫通孔が、該貫通孔と対向する部分の前記表層の連続空隙に連通するように形成され、他の部分は前記表層の連続空隙に基層のポリマーセメントモルタルが浸透して一体化した結合層が形成されている透水性蓋1の複数からなる雨水貯留施設10とした。 (もっと読む)


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