説明

高松機械工業株式会社により出願された特許

1 - 10 / 15


【課題】熱変形を制御し、かつ切削加工時の加工熱を効果的に冷却できる工作機械を提供する。
【解決手段】旋盤1は、主軸部5と、主軸部5を支持するベッド4と、主軸部5、ベッド4、及び被加工物Wを収容する収容槽3と、主軸部5に回転駆動力を供給するためのモータ6と、加工工具Tを支持するための刃物台10とを備える。主軸部5は、モータ6からの回転駆動力により回転駆動される主軸5Aと、主軸5Aに装着されて被加工物Wを保持するためのチャック手段5Bとを備える。加工工具Tは、主軸5Aと一体的に回転駆動される被加工物Wに作用して機械加工を施すものであり、収容槽3は、少なくとも主軸部5とベッド4と被加工物Wとを浸漬するように浸漬液で満たされる。 (もっと読む)


【課題】加工効率の高い旋削加工により被加工物に対する三次元加工を行うことができる工作機械の加工制御方法を提供すること。
【解決手段】被加工物を保持するためのチャック手段が装着された主軸と、加工工具が取り付けられた支持テーブルと、主軸を第1の方向に移動自在に支持するための第1支持機構と、支持テーブルを第2の方向に移動自在に支持するための第2支持機構と、を備えた工作機械の加工制御方法。試削加工プロセスS3においては、目標形状値に基づいて製作した試削加工プログラムを用いて被加工物に試削加工を施し、この試削加工後の被加工物の加工形状を測定し、この測定加工形状値と目標形状値との加工誤差が所定許容値より小さいと、試削加工プログラムを生産加工プログラムとし、この加工誤差が所定許容値より大きいと、試削加工時の切削抵抗を考慮して試削加工プログラムを修正する。 (もっと読む)


【課題】加工中の熱変形量を簡単な構成及び制御でもって効果的に抑えることができる工作機械を提供すること。
【解決手段】主軸構造体4を支持するための第1ベッド部と、工具取付構造体8を支持するための第2ベッド部と、これらベッド部とを接続する第3ベッド部とを備え、第3ベッド部が接続パイプフレーム構造により構成された工作機械。工具取付構造体8の一端部は、接続パイプフレーム構造の上接続フレーム56の一端側における一対の第1上連結ブロック68,70間に支持され、主軸構造体4の一端部は、この上接続フレーム56の他端側における一対の第2上連結ブロック72,74間に支持されている。一対の第1上連結ブロック68,70には熱変形補正手段86が設けられ、熱変形補正手段86は、一対の第1上連結ブロック68,70の温度差に基づいてこの熱変形を補正する。 (もっと読む)


【課題】比較的小さいタレットであっても従来に比してより多くの加工工具を取り付けることができる工作機械を提供する。
【解決手段】周方向に間隔をおいて複数の工具取付凹部36が設けられたタレット28を備え、これら工具取付凹部36の各々に、被加工物を加工するための加工工具がクランプ手段を用いて取り付けられる工作機械において、複数の工具取付凹部36の各々は、タレット28の回転中心0から放射状に設けられ、複数の工具取付凹部36の取付幅Wは、回転中心から延びる基準軸線Pを基準として、その片側幅w1がその他側幅w2よりも大きくなっており、工具取付凹部36の片側幅w1の部位に加工工具が取り付けられ、工具取付凹部の他側幅w2の部位にクランプ手段が取り付けられる。 (もっと読む)


【課題】 ローダ本体の下方移動に連動してチャック部材を把持状態にすることができるローダ装置を提供すること。
【解決手段】 上下方向に移動されるローダ本体24と、把持状態と解除状態との間を移動自在である一対のチャック部材48と、ローダ本体24に装着された第1シリンダ機構50と、工作機械本体側に装着される第2シリンダ機構52と、を備えたローダ装置。加工部材を把持するときには、第2シリンダ機構52が収縮状態に保持され、この収縮状態にてローダ本体24が下降位置の近傍まで移動すると、ロッド部材88の環状部材90が第2シリンダ機構52の環状リング86に当接し、ローダ本体24が更に下方に移動すると、ロッド部材88を介して第1シリンダ機構50の第1ピストン部が収縮位置に向けて移動し、これによって、一対のチャック部材48が把持状態に向けて移動される。 (もっと読む)


【課題】 シャッタの開閉時間の短縮化を図ることができる工作機械を提供する。
【解決手段】 切換弁22は、第1の作用位置、中立位置及び第2の作用位置に位置付けられるように構成されている。シャッタ12が開位置(又は閉位置)に向けて移動されるときには、切換弁22は中立位置から第1の作用位置(又は第2の作用位置)に移動され、これにより第1シリンダ室34(又は第2シリンダ室36)は圧力流体供給手段16に接続され、第2シリンダ室36(又は第1シリンダ室34)は圧力流体排出手段20(又は18)に接続される。シャッタ12が開位置(又は閉位置)に位置付けられたときには、切換弁22は第1の作用位置(又は第2の作用位置)から中立位置に移動され、これにより第1及び第2シリンダ室34,36はそれぞれ圧力流体排出手段18,20に接続される。 (もっと読む)


【課題】 モータビルトイン型の主軸を備えた工作機械において高発熱部を効果的に冷却することができる工作機械を提供すること。
【解決手段】 スピンドル10を回転自在に支持するための主軸部2を備え、スピンドル10に被加工物又は加工工具が取り付けられる工作機械。主軸部2は、軸受手段6,8を介してスピンドル10を回転自在に支持する主軸ハウジング4と、主軸ハウジング4の内周面に取り付けられた駆動用ステータ32と、スピンドル10の外周面に駆動用ステータ32に対向して取り付けられた駆動用ロータ34とを備えている。主軸ハウジング14には、駆動用ステータ32を冷却するための冷却媒体が流れる冷却用流路22が設けられ、冷却用流路22は、駆動用ステータ32の高発熱部(例えば、軸方向中央部)に対応してその幅が広くなっている。 (もっと読む)


【課題】 簡単な作業でもって加工工具を工具取付部に確実に取り付けることができる加工工具取付具を提供すること。
【解決手段】 工具取付部35に加工工具36を固定するための固定部材38と、固定部材38を加工工具36に押圧させるための押圧具40と、を具備する加工工具取付具。押圧具40は第1及び第2押圧部材42,44と、第1及び第2押圧部材42,44を近接及び離隔する方向に移動させるための固定用ねじ46と、を備え、固定用ねじ36が第1押圧部材42を通して第2押圧部材44に螺合される。固定用ねじ46を締付け方向に回動すると、第1及び第2押圧部材42,44が相互に近接する方向に移動され、これらのテーパ面58,64及び固定部材38のテーパ面54,56によって固定用部材36が加工工具36に作用し、この固定部材36によって加工工具36が押圧固定される。 (もっと読む)


【課題】 ワークを確実に搬送することができるとともに、その搬送時間の短縮化をも図ることができるワーク搬送システムを提供すること。
【解決手段】 加工すべきワーク16をワーク供給域から工作機械のワーク加工域に搬送するワーク搬送システム。この搬送システムは、ワーク16を保持するためのワーク保持装置20を具備し、ワーク保持装置20は、ワークを保持するためのハンドチャック爪36と、ワーク16を押し出すためのプッシャ部材47と、プッシャ部材47を駆動させるためのエアシリンダ機構38とを備えている。エアシリンダ機構38に関連して、圧縮空気を供給する圧縮空気供給源54と、圧縮空気の圧力を制御するための圧力制御手段、例えば電空レギュレータ62設けられ、圧力制御手段によってエアシリンダ機構38に送給される圧縮空気の圧力が制御される。 (もっと読む)


【課題】 加工時に発生する熱による変形を著しく抑えて高精度の加工を行うことができる工作機械のベッド構造を提供すること。
【解決手段】 主軸を備えた主軸ユニット4及びスライド台38を備えたスライド台ユニット6を支持するためのベッド本体2を備えた工作機械のベッド構造。ベッド本体2は、主軸ユニット4を支持する第1部分8と、スライド台ユニット6を支持する第2部分10と、これらを接続する中間部分12とから構成され、中間部分12が中間パイプフレーム構造14から構成されている。この中間パイプフレーム構造14には、ベッド本体2に発生する熱変形を補正するための熱変形補正手段が設けられる。また、ベッド本体2に発生する振動を抑えるための振動抑制手段が設けられる。 (もっと読む)


1 - 10 / 15