説明

株式会社サトミ製作所により出願された特許

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【課題】濃縮効果の向上を図った製紙原料用濃縮機の提供。
【解決手段】固液分離装置1は、マット形成部材を含んだ水を受け入れるマット形成部材の受入部2Aと処理対象水を受け入れる処理対象水の受入部2Bとを備えた処理槽2と、この処理槽内に回転可能に配置された回転ドラム4と、マット形成部材供給通路3と、排水通路5と、処理対象水供給通路6と、回転ドラム4の外周面に付着したマットMを剥離して、処理槽2の外へと排出するマット排出手段8と、処理槽内にあって、マット形成部材の受入部と処理対象水の受入部を仕切る仕切り部材7とを備え、マット形成部材の受入部は、処理槽内にあって、回転ドラムの処理槽の外から処理槽内の液体に浸漬される側の部位Aにあり、マット形成部材の受入部は仕切り部材の上に、処理対象水の受入部は仕切り部材の下に、それぞれ位置し、仕切り部材の先端7Aが回転ドラムの外周壁に臨んでいる。 (もっと読む)


【課題】木質系微細繊維材料の製造において、品質の高い木質成形体を成形可能な木質系微細繊維材料を得ると共に、消費エネルギー及びコストの低減を図り、さらには環境負荷の低減を図ることのできる方法を提供する。
【解決手段】粉砕装置2によって木質系材料100を粉砕し浸漬槽3で水102により膨潤させる前処理工程S1と、この前処理工程S1により得られた木質系粉粒体101を叩解装置5において前記水102中で叩解することによって微細繊維状にすると共に微細繊維化された材料から水102へリグニンを溶出させる微細繊維化工程S2と、これにより得られた木質系微細繊維材料105と水102による懸濁液104から固液分離装置6により固液分離して木質系微細繊維材料105を回収する固液分離工程S3とを備え、固液分離された水102を前処理工程S1での膨潤用に還流させる。 (もっと読む)


【課題】回収した浮遊固形物を有効利用するため、助剤やプレコート剤を用いることなく固液分離ドラム2上にプレコート層PCを形成させて、効率よく固液分離を行う。
【解決手段】処理対象水が供給される処理槽1と、この処理槽1内に、処理対象水W1に一部浸漬された状態で水平軸心を中心として回転可能に配置され外周壁がメッシュ材21からなる固液分離ドラム2と、メッシュ材21の外周面に付着・堆積した浮遊固形物からなるプレコート層PCを剥離回収する回収手段3と、固液分離ドラム2内へ通過した濾水W2を排出する排水手段12とを備え、メッシュ材21の目開きが150μm以下とすることによって、初期の固液分離工程でメッシュ材21に予めプレコート剤を塗布しなくても、プレコート層PCを形成することができる。 (もっと読む)


【課題】製紙原料用濃縮機の濃縮効果を向上させる。
【解決手段】濃縮機1を、(1)原料受入槽、(2)回転軸3で回転すると共に対向設置した第1、2回転体4、5、(3)第1回転体の内周部から外周部に向かって放射状に設けた複数の第1支持部材42、(4)隣接する第1支持部材に傾斜して取り付けた複数の第1分割フィルター44(第1回転体の回転方向の後方に位置するフィルターの取付部位が、回転方向の前方に位置するフィルターの取付部位より、第2回転体に向かうように取り付ける)、(5)第2回転体の内周部から外周部に向かって放射状に設けた複数の第2支持部材52、(6)隣接する第2支持部材に傾斜して取り付けた複数の第2分割フィルター54(第2回転体の回転方向の後方に位置するフィルターの取付部位が、回転方向の前方に位置するフィルターの取付部位より、第1回転体に向かうように取り付ける)、から構成する。 (もっと読む)


【課題】第1のステータと、この第1のステータに並設され該第1のステータに対して移動可能な第2のステータと、第1のステータと第2のステータとの間に設けられ移動可能なロータとを有し、第1のステータとロータとの間隙および第2のステータとロータとの間隙でパルプを叩解するリファイナにおいて、均一な叩解状態のパルプを得ることができるリファイナのロータ移動方法およびリファイナを提供する。
【解決手段】本発明のリファイナのロータ移動方法は、第2のステータ12の移動に伴い、ロータ13を第1のステータ11と移動した第2のステータ12との間の略中央部に移動させるものである。 (もっと読む)


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