説明

株式会社デントロケミカルにより出願された特許

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【課題】硬化剤ペースト中に水溶性高分子を配合し、当該水溶性高分子を基剤ペーストと練和することによって相乗的にゲル強度が増加する機構を採用することにより、硬化後のゲル強度が適切であり、印象採得後に得られる硬化物の印象面が滑沢であり、得られる硬化物の寸法安定性および印象用トレーとの接着性が良い歯科用アルギン酸塩印象材を提供すること。
【解決手段】水系の硬化剤ペーストと、水系の基剤ペーストとからなる歯科用アルギン酸塩印象材であって、上記硬化剤ペーストは、硫酸カルシウムと、該硫酸カルシウムとゲル化反応しない水溶性高分子と、フィラーと、水とを含み、上記基剤ペーストは、アルギン酸塩と、遅延剤と、フィラーと、水とを含み、上記水溶性高分子が、上記基剤ペーストとの練和によりゲル化反応する性質を有する高分子である歯科用アルギン酸塩印象材。 (もっと読む)


【課題】歯科技工士が義歯製作時に複模型をフラスコに埋没する時に使用する石膏は、ロウ義歯をフラスコ内に固定し空洞を作るだけの目的であるが、レジンを充填し、重合が終了した時点で完成した義歯を石膏塊から掘り出すのが、石膏の強度が高いため人工歯や義歯床を破損したり、技工士が手を傷めたり、筋肉痛や腱鞘炎を起したりする欠点があった。石膏から掘り出す時に強度が高く破壊の負担が大きいなどの欠点があった。
【解決手段】歯科用石膏100重量部に対し、珪藻土15〜45重量部を混合した歯科用石膏組成物を使用すると歯科技工士が義歯を石膏から掘り出す時に、石膏の強度が適度に低下すれば破壊し易くなり、完成した義歯の破損などが極端に減少し、作業効率も相当向上するものである。また、歯科技工士の筋肉痛や腱鞘炎がほとんど起こらなくなる。しかし歯科用石膏としての適正な強度は十分保持され、まったく問題がない。むしろ膨張率が低下し、より高精度の義歯が得られる利点もある。 (もっと読む)


【課題】両親媒性抗菌物質の、通常用いられる濃度よりも低い範囲の濃度で使用しても優れた抗菌効果を得ることができる抗菌剤水溶液及びその製造方法の提供。
【解決手段】モノグリセロールモノラウリン酸エステル及びジグリセロールモノラウリン酸エステルよりなる群から選ばれた少なくとも1種の両親媒性抗菌物質0.2μg/ml〜50μg/ml及びε−ポリリジン0.1μg/ml〜30μg/mlを含む水溶液。この抗菌剤水溶液を、2.5〜20倍に薄めて使用することができる。抗菌剤水溶液を製造する場合、ショ糖モノラウリン酸エステルを添加して35℃〜55℃に加温すれば両親媒性抗菌物質の溶解を促進することができる。 (もっと読む)


【課題】パラフィンワックス等の熱可塑性の歯科材料をシリンジにより効率的に使うことができ、また、シリンジ使用時の保温性を確保でき、簡単な構成により軽量で操作性の良い歯科臨床・技工作業器具を提供する。
【解決手段】耐熱性合成樹脂材料による圧出用シリンダー本体9とこれに挿入するピストン10からなるシリンジ6と、該シリンジ6のシリンダー本体9を覆うケース状に形成した熱伝導性の良い金属製スタンド7とからなり、金属製スタンド7はスタンドをホットプレートに立てて載置する金属製台部27を設けた。 (もっと読む)


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