説明

株式会社コクゴにより出願された特許

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【課題】解体用のテントのグローブの取付部の構成を複雑化させることなく、放射性物質の漏洩を防いだ状態でのグローブの交換を可能とすることを課題とする。
【解決手段】グローブボックスを解体するための解体装置は、密封空間41を形成してグローブボックスを収容する収容体であり、グローブ12を挿入するための開口44が設けられたテント40と、交換用グローブ12´とテント40における開口44の縁部とを密閉状態で接続する接続体52〜55とを備え、接続体52〜55は、表裏反転可能に構成された無端帯状のシート材であり、その開口縁部がテント40における開口44の縁部と接合された無端帯状体52C〜55Cと、テント40外へ突出した状態の無端帯状体52C〜55Cからその外周側に張り出す環状のシート材であり、裏返した状態の交換用のグローブ12´の根元側が溶着される溶着代52B〜55Bとを備える。 (もっと読む)


【課題】内部が放射性物質で汚染された装置又は設備を、グローブポートに取り付けられたグローブを用いて放射性物質を漏洩させることなく解体するに際して、グローブポートの安定性を向上させ、解体作業の作業性を向上させる。
【解決手段】内部が放射性物質で汚染されたグローブボックス20を、放射性物質を密封する密封空間41に収容した状態で解体するための解体装置10であって、内部の密封空間41にグローブボックス20を収容する解体用テント40と、解体用テント40を吊って支持するテントフレーム20と、密封空間41に挿入された解体作業用のグローブ12と、テントフレーム20に固定され、グローブ12の根元部が取り付けられたグローブポート50、60と、を備える。 (もっと読む)


【課題】移送具の内部に収納されている液体試料を他の移送具内に注射針を介して移動させる際、所謂コンタミネーションを生じさせることなく液体試料を移動させることができる液体試料移動用の注射針の提供を課題とする。
【解決手段】液体試料が収納されている移送具120には、両頭針126を具えたニードルホルダ124が装着されている。移送具120内の液体試料は、両頭針126を介して、内部が真空状態となっている気送容器130内に移動する。両頭針126の外部に露出している部分には、その先端部の針先を覆う被覆袋126bは配設されている。この被覆袋126bによって針先が保護されているため、液体試料の移動に際して、針先の汚染に起因する所謂コンタミネーションを防ぐことができる。 (もっと読む)


【課題】作業室であるマニピュレータ室での作業において、所謂コンタミネーションを生じさせることなく試料の移送ができるとともに、その作業を従来に比して簡易に且つ短時間に行うことができ、さらに、1回の移送作業において生じる放射性廃棄物の量を従来に比して少なくすることができる液体試料の移送具の提供を課題とする。
【解決手段】液体試料を収納する移送具本体10は、上部に開口部が形成されている円筒状の容器である。キャップ部材20は、移送具本体10の上部に着脱自在に冠着する。キャップ部材20の天板部21には、漏斗状の流路部材30が配設されている。漏斗状の流路部材30の広口部31は、その周縁部が全周に亘って移送具本体10の内壁に密着するように形成されている。流路部材30の注ぎ口部32には注射針40が装着されている。 (もっと読む)


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