説明

ナイス株式会社により出願された特許

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【課題】加工時に発生するロウ材の割れ及び剥離を抑制し、より加工性を向上させるクラッドロウ材を提供する。
【解決手段】銅成分を含む金属板21と、銅成分及びリン成分を含む原料粉末を粉末圧延により金属板21に一体化されたロウ材組成層22とを有するクラッドロウ材であって、金属板21とロウ材組成層22との間に、銅成分及びリン成分を含み、リンの含有量が2wt%以下の中間層23が設けられるという構成を採用する。 (もっと読む)


【課題】ロウ材組成層の融点が高くなることを抑えて金属材の強度低下や熱変形の発生を回避し得、且つ、製造コストを安価にして、ロウ材組成層の厚さを薄くできてロウ付け時におけるロウ材の液垂れを防止し得、更に、プレス成形性等の加工性をより改善し得るクラッド材及びその製造方法を提供する。
【解決手段】リン銅合金粉末を母材1に圧着してロウ材組成層11を形成し、該ロウ材組成層11が形成されたクラッド材8を、少なくともリン銅合金の固相線温度以上で且つ液相線温度より低い温度に所要時間加熱することにより、重量割合で5%以上のリン成分を含むリン銅合金(CuP相)中に重量割合で2%以下のリン成分を含む銅(α相)が点在するように分散するロウ材組成層11を形成する。 (もっと読む)


【課題】減速機内の軸受の寿命を精度よく予測できる遠心分離機を提供する。
【解決手段】遠心分離機内の減速機は、入力軸と、回転ボウルと同軸に連結される筒状の枠体と、枠体内に収容され入力軸の回転を減速する減速機構と、スクリューコンベアと連結され、減速機構により減速された回転を取り出す出力軸と、複数の軸受とを含む。遠心分離機内の軸受寿命判断装置53は、回転ボウルを回転する主モータの回転数に基づいて、減速機内の軸受に掛かる遠心力を求める。さらに、求められた遠心力と、入力軸を回転する差速モータの出力とに基づいて、軸受に掛かる荷重を求める。軸受寿命判断装置53は、求められた荷重に基づいて軸受の寿命時間を求め、求められた寿命時間に基づいて、軸受の交換時期を判断する。 (もっと読む)


【課題】回転ボウルの排出口から排出された固形分により排出口が閉塞するのを防止する縦型遠心分離機を提供する。
【解決手段】縦型遠心分離機1は、回転ボウル6の下部側面60に、固形分が排出される排出口62が形成される。下部側面60は、筒状の排出ジャケット101に囲繞されている。下部側面60と排出ジャケット101の内面との間には、掻き落とし部材11が配置される。掻き落とし部材11は、回転リング122を介して駆動モータ121に連結されており、縦型遠心分離機1の駆動時に、下部側面60の周囲を周回する。そのため、排出口62から排出された固形分が排出ジャケット101の内面に付着しても、掻き落とし部材11により付着された固形分を掻き落とすことができ、排出ジャケット101の内面に付着した固形分により排出口62が閉塞するのを防止できる。 (もっと読む)


【課題】STSP方による金属加工装置において、金属体に対して均一で効果的に冷却可能として、軟化領域を局所的に形成可能とした金属加工装置を提供する。
【解決手段】柱状とした金属体の所定位置を加熱する加熱部と、この加熱部に隣接させて設けて金属体を冷却する冷却部を備えるとともに、金属体の長手方向と平行とした回転軸周りに金属体を回転させる回転操作部を備えて、加熱部と冷却部とによって金属体に局部的に形成した軟化領域に、回転操作部による金属体の回転によって剪断応力を作用させて金属体の金属結晶を微細化する金属加工装置において、冷却部には、金属体に同軸状に環装した筒状のガイド管を設け、このガイド管の内部に、ガイド管の一方端側から他方端側に向けて、金属体を冷却する冷却用液体を金属体に沿って流通させる。 (もっと読む)


【課題】冷間での拡管加工時に、焼き付きの発生を抑制できる段付き金属管の製造方法を提供する。
【解決手段】先端から後端に向かって徐々に外径が大きくなる表面を有するテーパ部20と、前記テーパ部の表面に形成されたステライト肉盛層とを含む拡管用のプラグ10を準備する。続いて、冷間で、金属管50の管端にプラグ10を挿入し、金属管50の管端を拡管する。管端を拡管した後、プラグ10を金属管50から引き抜く。プラグ10の表面にステライト肉盛層を形成することにより、冷間での拡管において、従来の超硬合金やコーティング法による皮膜と同等に焼き付きを防止できる。 (もっと読む)


【課題】ロウ材層の融点が高くなることを抑えて金属材の強度低下や熱変形の発生を回避し得、且つ製造コストを安価にして、ロウ材層の厚さを薄くできてロウ付け時におけるロウ材の液垂れを防止し得、更に、プレス成形性をも改善し得るクラッド材の製造方法及びクラッド材を提供する。
【解決手段】母材巻戻機3によって母材コイル2から巻き戻された母材1の表面に金属粉末を圧着する粉末圧着機12を用い、所要のロウ材の組成になるように、少なくとも2種類の金属粉末を混合し、その混合粉末を母材1に圧着してロウ材層11を形成し、該ロウ材層11を構成するロウ材の組成が銅に少なくともリンを添加して銅の融点よりも融点を下げたロウ材の組成であるようにして、クラッド材8を製造する。 (もっと読む)


【課題】低温で接合可能なため接合時に生じる歪みが小さくし、また、熱伝導性が高いため使用時の熱歪みも小さくし、さらには、高温耐性接合のため接合強度が十分あるダイヤモンド光学素子の接合方法を提供する。
【解決手段】X線回析用ダイヤモンド結晶31および歪緩和用ダイヤモンド結晶32を加圧および加熱して接合するに際し、接合材として、双方のダイヤモンド結晶体31、32の接合面にクラスター源から金属ナノ粒子のクラスターをそれぞれ照射し、接合面に反応層を形成させる。 (もっと読む)


【課題】セラミックスと金属とのろう付け接合において、セラミックス表面のろう材反応性を阻害することなく、ろう付け後における接合部の残留応力を大幅に低減することができ、接合部の厚さが薄く、しかも製造安定性及び耐ガスリーク性に優れ、繰り返し熱衝撃に強いセラミックスと金属のろう付け構造体を提供する。
【解決手段】セラミックスと金属のろう付け構造体におけるろう付け接合層にNi、Si、Fe、Cr、Co、Mn、Ag、Au、Pd、In及びSnから成る群より選ばれた少なくとも1種の添加元素を添加し、このような添加元素の含有量のピーク位置が接合層の中心よりも金属側となるようにする。 (もっと読む)


【課題】ろう付け後の残留応力に起因するクラックの発生を防止でき、製品として、信頼性に優れると共に耐リーク性を確保することができるベリリウム窓のろう付け構造体を提供することにある。
【解決手段】ベリリウム系金属板1と、ベリリウム系金属と異なる異材金属枠体2とを接合したベリリウム窓のろう付け構造体である。異材金属として膨張係数が室温でベリリウム系金属よりも大きく、かつろう付け温度近傍でベリリウム系金属よりも小さくなる材質を用いた。ベリリウム系金属板1と異材金属枠体2の間に応力緩和材10を挟み込んで、ろう付けした。 (もっと読む)


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