説明

アクアテック株式会社により出願された特許

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【課題】栄養塩を効率良く供給することができ、しかも固形有機物による環境悪化を回避することができる固形有機物分解型液肥供給装置を提供する。
【解決手段】フルボ酸鉄を水に溶出可能な第1溶出用水槽3と、内部に入れた塊状浄化材20により汚濁水の固形有機物を分解して栄養塩液肥を調整する第2溶出用水槽4と、第1溶出用水槽と第2溶出用水槽とのいずれか一方または両方の溶出用水槽内の溶出成分含有水を選択して海に供給可能な溶出成分含有水供給装置とを設置し、溶出成分含有水を海中に供給する固形有機物分解型液肥供給装置であって、第2溶出用水槽は、酸素含有気泡が水中を上昇する好気性領域と該好気性領域から外れた嫌気性領域とが流れの途中に交互に出現するように配置し、浄化域には塊状浄化材を充填し、浄化域を通過する途中で汚濁水を塊状浄化材に接触させながら好気性領域と嫌気性領域とを交互に通過させて汚泥水中の固形有機物を分解する。 (もっと読む)


【課題】有機性汚濁物を大量に含む有機性汚泥を、理想的にはそのままの状態で分解処理でき、且つ、簡易な設備と、安価なランニングコストで処理することが可能な有機性汚泥の分解処理方法及び有機性汚泥の分解処理装置の提供。
【解決手段】有機性汚濁物を含む有機性汚泥を被処理物として、該被処理物中の有機性汚濁物を浄化域で分解処理する有機性汚泥の分解処理方法において、上記被処理物を、直径1〜3cmの複数の砕石が集合接合されてなる直径5〜20cmの表面及び内部に開口及び細孔空隙を有する塊状集合体が多数個密に充填され、且つ、その底部近傍に、被処理物の移動方向に20〜50cm間隔で散気管が複数配置されている浄化域に導入し、導入した被処理物を、上記複数の散気管からの散気によって移動させ、上記浄化域における被処理物の容積滞留時間が3〜30日となるように制御することを特徴とする有機性汚泥の分解処理方法。 (もっと読む)


【課題】下水等の固形有機物を含む高濃度有機性汚濁水の処理を、汚泥を生じることなく、そのまま浄化処理できる有機性汚濁水の処理方法及び装置の提供。
【解決手段】下水及び食品関連工場排水中の有機物を浄化域で分解処理する分解処理方法において、浄化域の好気性処理域で主として好気性細菌によって被処理水中の溶解性有機物の分解を行い、浄化域の嫌気性処理域で主として嫌気性細菌によって被処理水中の固形有機物の分解を行い、且つ、被処理水が流通する好気性処理域と嫌気性処理域との境界に形成された遷移領域で主として通気性細菌による有機物の分解を行い、上記3種の分解の組み合わせを1とした場合に、当該組み合わせを複数回繰り返し、更に浄化域においてされる最初の処理と最終の処理のいずれもが好気性処理である有機性汚濁水中の有機物の分解処理方法。 (もっと読む)


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