説明

株式会社札幌イムノ・ダイアグノスティック・ラボラトリーにより出願された特許

1 - 5 / 5


【課題】 被検物質に特異的な酵素反応を利用して、テトラゾリウム塩類の還元体に基づく電気的信号を計測するバイオセンサにおいて、測定感度、測定精度を向上する。
【解決手段】 支持体;該支持体上に形成された導電性材料膜;及び該導電性材料膜上に積層された試薬層を備え、前記試薬層は、テトラゾリウム塩類、及び被検物質に対して特異的に反応し且つテトラゾリウム塩類と酸化還元反応する酵素系を含む層であるセンサ電極であって、前記導電性材料膜のうち、少なくとも前記試薬層の担持部分の表面の算術平均粗さRaが1.0μm以下である。
【効果】 試薬層との接触部分を平滑面とすることで、ホルマザンの電極面における吸着を抑制することができ、被検物質量に比例した電流が流れやすくなる。 (もっと読む)


【課題】体液に由来する検体試料を反応容器内で希釈または溶解する処理を必要とする分析において、試料を希釈液または溶解液に添加する際に、検体試料の添加の有無を目視により確認する手段を提供する。
【解決手段】グルコースを基質とした呈色反応を用いて検体試料中のグルコースを検出することで、希釈液または溶解液に検体試料が添加されたことを確認する方法である。呈色反応は、グルコースオキシダーゼ、グルコースデヒドロゲナーゼ、グルコース−6−リン酸デヒドロゲナーゼのいずれかの酵素を介して行われることからなる。 (もっと読む)


【課題】L-メチオニンに対して基質特異性を有する改変型フェニルアラニン脱水素酵素を用いた、被検試料に含まれるL-メチオニンの高感度かつ簡便な分析方法、及び血液試料に存在するL-メチオニン以外のアミノ酸による測定誤差を抑制できる方法を提供する。
【解決手段】被検試料を、分岐鎖アミノ酸の少なくとも一部をオキソ酸に変換し得る処理に供する工程、処理後の被検試料を、改変型フェニルアラニン脱水素酵素と、レサズリン、ジアホラーゼ、および酸化型ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド(NAD+)を含む反応液とともにインキュベーションする工程、及びインキュベーション後の反応液の発色を検出する工程を含む、被検試料に含まれるL-メチオニンの分析方法。L-メチオニンを分析するための被検試料に含まれる可能性がある分岐鎖アミノ酸の少なくとも一部をオキソ酸に変換することを含む、分岐鎖アミノ酸の被検試料中の量を低減する方法。 (もっと読む)


【課題】 ヒト癌抗原蛋白質(C10orf3, C20orf42, Lengsin)の発現を検出可能な3種類のモノクローナル抗体を提供する。
【解決手段】 尿素変性リコンビナント蛋白質をマウスに免疫して、変性C10orf3蛋白質、変性C20orf42蛋白質又は変性Lengsin蛋白質とそれぞれ特異的に反応する3種類のマウスモノクローナル抗体を樹立した。これらのいずれかのモノクローナル抗体を主成分とする検査薬は、ヒト癌抗原蛋白質、特に変性ヒト癌抗原蛋白質を検出することができる。そのため手術摘出標本や過去のホルマリン固定パラフィン包埋標本を用いた癌抗原蛋白質の検出を組織レベルで可能にする。
(もっと読む)


本発明は、唾液中のグルコース定量をはじめとする唾液検査を目的とした唾液の採取の際に、口腔内の殺菌、唾液分泌促進、微量採取を同時に実施する方法を特徴とし、更には唾液中粘性成分を除去して唾液漿液成分を回収する安価な部材を用いた唾液の採取および回収用シリンジ型器具ならびに該器具を用いた唾液採取および唾液漿液成分回収方法を提供するものである。 (もっと読む)


1 - 5 / 5