説明

株式会社中部パイル工業所により出願された特許

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【課題】帯電防止、電磁波シールド、電気メッキ等に好適な繊維素材を提供する。
【解決手段】繊維素材に導電性皮膜を形成する方法であって、繊維素材を加水分解型タンニン酸を溶解した第1処理液に浸漬して繊維素材の表面にタンニン被覆層を形成した後、導電性高分子モノマーと酸化剤とを溶解した第2処理液に浸漬して導電性高分子モノマー重合被覆層を形成する。こうして製造される導電性繊維素材(導電性布帛、導電性糸、導電性フロック)は、表面に形成されたタンニン被覆層のフェノール性水酸基に対して結合されつつ重合された導電性高分子モノマー重合被覆層を備え、高い導電性と、導電性に関する高い耐久性を示すものとなる。 (もっと読む)


【課題】短繊維に対する表面処理による十分なる改質を施すことができ、かつ、そのための処理液のロスを減少させる。
【解決手段】本発明の短繊維の表面処理方法は、被処理物を収容すると共に、下方から導入される熱風によって前記被処理物を吹き上げつつ乾燥させる流動層式乾燥室と、該流動層式乾燥室内に処理液を散布するスプレーノズルとを備えた装置を用いて、前記流動層式乾燥室内に短繊維塊を投入し、前記流動層式乾燥室内に熱風を吹き込みつつ、前記スプレーノズルから表面改質用処理液を散布し、前記投入した短繊維塊を構成する個々の短繊維がほぼ乾燥した状態となるのに十分な時間の間、前記短繊維塊を前記流動層式乾燥室内に留めることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 従来の単調な形態のフロック加工品を変化に富んだものにする。
【解決手段】 繊維長の短いフロックを2層、とくに3層、4層に重ねて植毛する。すなわち、接着剤2を塗布した基材1の表面にフロック3を植毛し接着剤を硬化させて形成した1層目の植毛面上に、接着剤4を塗布しフロック5を植毛して2層目を形成し、2層目の接着剤が半ば硬化した状態の植毛面をブラッシング若しくは形押し(押圧)して直立状態のフロックを傾け・寝かせると共に一部のフロックを掻き取って接着剤を硬化させ、2層からなる積層フロック加工品に加工する。以下同様にして、積層フロック加工品の植毛面に任意の数の層構成からなるフロック物品を加工することができる。層毎のフロックの素材や特性、色調を適宜に組み合わせ所望の色相、風合いに加工できる。 (もっと読む)


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