説明

広島県により出願された特許

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【課題】産業排水又は都市下水等の排水環境中の溶存態リン(PO43- )と石膏を接触させる簡略手法により、難溶性リン化合物を生成し、排水中のリンを除去し、かつ系外回収する。
【解決手段】排水処理過程で発生する高濃度リン含有中間処理液を被処理排水として、該被処理排水と石膏を接触させることにより、反応生成した難溶性リン化合物を回収する。リン化合物としては、リン酸水素カルシウム[CaHPO4]、リン酸カルシウム [Ca3(PO4)2]又はヒドロキシアパタイト [Ca5(PO4)3(OH)]が考慮される。著効を期待できる被処理排水(高濃度リン含有中間処理液)は、嫌気処理後の処理排水、汚泥処理後の汚泥脱水分離液(特に消化処理後の汚泥脱水工程で発生する消化脱離液)、及び汚泥脱水分離液を含む返流水である。 (もっと読む)


【課題】 食品中に微量に存在するノロウイルス核酸を特異的、高感度、簡易的に検出する方法を提供すること。
【解決手段】 NASBA法、RT−LAMP法などの単独では、食品中の微量のノロウイルスを検出できない検出法を用いて、食品中の微量なノロウイルス遺伝子を増幅させるために、ノロウイルス遺伝子を増幅させる段階を、2段階とし、かつ第1段階と第2段階とは異なるノロウイルス検出法を組み合わせ、それぞれの段階においては2段階増幅法に適した試薬、プライマーを添加することにより、上記の課題を解決し得ることを見いだした。 (もっと読む)


【課題】鉄筋コンクリート構造物中の鉄筋の位置が不明な場合であっても鉄筋を破壊することなく工事を施工することが可能な鉄筋感知方法、及び鉄筋感知手段を備えた切削装置を提供することを目的とする。
【解決手段】鉄筋を含む被切削物を切削手段により切削する際に、前記被切削物中の鉄筋を感知する方法であって、前記切削手段に第一電極を電気的に接続させ、前記被切削物に少なくとも1つの第二電極を設置し、前記第一電極と前記第二電極との間に交流電流を通電すると共に、第一電極と第二電極との間のインピーダンスを測定し、前記インピーダンスの変化により切削手段の切削部分が鉄筋に接触したことを感知することを特徴とする鉄筋感知方法を用いることにより、鉄筋コンクリート構造物中の鉄筋を破壊することなく工事を施工することができる。 (もっと読む)


【課題】 従来の溶接継手構造における溶接部の形状として、例えばスポット溶接の円形状や直線形状、あるいはC字形状の形状などが知られている。また、直線形状の溶接部では継手強度と製品剛性の向上を図りやすい半面、溶接部の端部で応力集中が発生する。またC字形状の形状などでは溶接品質のバラツキにより、想定していた破壊荷重より小さい荷重により破断してしまう可能性があり、接合の信頼性が低く、作業効率が悪い問題があり、作業効率と高強度化の両方を満足することができなかった。
【解決手段】 溶接部の形状を、第1接合部とこれと同じ形状の第2接合部を離間して対向配置させたかっこ形状とする。これにより溶接部の端部の応力集中緩和と、継手強度・製品剛性の確保と、作業時間短縮のすべてを考慮した、重ね合わせレーザ接合における溶接継手構造および溶接方法を提供できる。 (もっと読む)


【課題】水質環境(試料水)のDO濃度を、新たに開発した検査器具を用いて採取するとともに、予め用意した色調表により簡便かつ迅速に推定又は判定する。
【解決手段】水質環境から採取した試料水WのDO濃度を、複数の反応試薬(11,12)を用いて簡便かつ迅速に推定又は判定するものである。透明容器21(2)内で定量採取した試料水Wに対して定量の硫酸マンガン(II)溶液11とアルカリ液12とを混合して反応を進行させ、生成した沈澱物中のマンガン(III)水和酸化物に由来する反応生成溶液Rの色を、試料水W中のDO濃度に対応させて作成したDO色調表3と比色することにより、該色を指標とする試料水WのDO濃度を推定又は判定する。 (もっと読む)


【課題】 絶縁板と、Si−Al複合材と、フィンとを拡散接合にて一体に成形することにより、低熱膨張率と高熱導率をバランスよく機能させてなると共に、Si粉の表面をAl粉でコーティングすることによりSiとAlの密着度を高めることができ、切欠部により歪の発生を抑え、フィンの通孔等により、より放熱効果(冷却効果)を向上させてなる半導体放熱用基板を提供する。
【解決手段】 SiC、AlN等による絶縁基板と、Si−Al複合材からなる複合材と、Al板によるフィンとを拡散接合にて一体に成形してなる半導体放熱用基板であって、Si−Al複合材のSiを50vol%以上80vol%以下とすることを特徴とする半導体放熱用基板。 (もっと読む)


【課題】FRP成形品を粉砕して得られたFRP粉体を微粉砕して熱可塑性樹脂の補強材として再利用する場合に、引張強さの低下を抑制しながら、曲げ強さ、曲げ弾性率及び耐衝撃性能に優れた熱可塑性樹脂組成物を製造する方法を提供する。
【解決手段】熱硬化性樹脂を無機繊維で強化してなる繊維強化プラスチック成形品を粉砕して得られたFRP粉体を含有する熱可塑性樹脂組成物の製造方法において、FRP粉体に表面処理剤を添加して乾燥状態で撹拌することによって表面処理を施してから、表面処理されたFRP粉体と熱可塑性樹脂とを溶融混練して複合化することを特徴とする熱可塑性樹脂組成物の製造方法。 (もっと読む)


【課題】品質劣化を伴うことなく、液卵または卵加工品に含まれる芽胞菌やこれが形成した芽胞を殺菌するための芽胞の発芽方法および芽胞菌の殺菌方法を提供する。
【解決手段】本発明に係る芽胞の発芽方法は、液卵または卵加工品に含まれる芽胞菌が形成する芽胞を、前記液卵または前記卵加工品の品質を劣化させることなく発芽させる芽胞の発芽方法であって、前記液卵または前記卵加工品を5℃以上60℃未満の温度で10MPa以上200MPa以下の加圧処理を1分間から120分間行うことを特徴とする。また、本発明に係る芽胞菌の殺菌方法は、前記した芽胞の発芽方法で液卵または卵加工品に含まれる芽胞を発芽させた後、発芽させた芽胞を殺菌する殺菌処理を行うことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】この発明は、コアドリル、ホールソー、コンクリートなどの穿孔用に用いる刃先交換型ドリル、コアドリルクラウン、食材用カッターに用いる刃において、該刃先が磨耗し、変形しても、刃先のみを低コストで交換可能とする管型形成刃先を開発・提供することにある。
【解決手段】交換可能な管型形成刃先は、例えばドリル式コアサンプラーにおける交換可能な刃先として使用され、適宜な厚みを有する長方形のステンレス板Xを素材とし、該ステンレス板Xの長辺の一にレーザー加工により刃部1を形成した後、該レーザー加工により刃部1が形成されたステンレス板Xを管型に丸めて短円筒状の刃先部2を形成している。そして、この短円筒状の刃先部2を、ステンレス製の採取円筒3の外縁部に着脱可能手段4a(Y)により装着するようにしている。 (もっと読む)


【課題】咀嚼・嚥下が困難な者も摂取する食品が何であるかを認識し満足感をもって摂取することができ、食品素材の本来の形状を保持して軟化させた熟成食品を短時間で効率よく、容易に製造することができ、特に、動物性の食品素材の結合組織タンパク質を主として分解させ、その程度を調整し弾力性を低下させ、呈味性を向上させることができる熟成食品の製造方法を提供する。
【解決手段】食品素材の表面に接触させた分解酵素を圧力処理により食品素材の内部に均一に含有させる分解酵素導入工程、分解酵素の作用により食品素材の形状を保持したまま食品素材に含まれる酵素基質を分解させる熟成工程を含み、分解酵素導入工程が、食品素材を減圧処理により形状を保持した状態で膨張させる膨張工程と、膨張した食品素材を元の食品素材の体積より小さい体積に圧縮させる圧縮工程とを有する。 (もっと読む)


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