説明

シュトゥディエンゲゼルシャフト・コーレ・ミット・ベシュレンクテル・ハフツングにより出願された特許

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【課題】広く一般に使用でき且つ触媒を用いた、炭素求電子剤と炭素求核剤を交差カップリングする方法であって、前記炭素求核剤をカルボン酸金属からカルボキシル基を除去することによりin situで生成する方法を改良する。
【解決手段】上記の課題は、遷移金属または遷移金属化合物を触媒の存在下に、カルボン酸塩を炭素求電子剤と反応させることにより、脱カルボキシル化しつつC−C結合を形成させる方法によって解決される。さらに、本発明は、パラジウム化合物と、銅化合物と、フェナントロリン、ジピリジン及びテルピリジンからなる群から選択されたキレート化可能な環状アミンまたはその置換体とから成る、カルボン酸塩と炭素求電子剤とのC−C結合であって脱カルボキシル化をともなうC−C結合のための触媒系に関する。 (もっと読む)


本発明は、式Iの化合物中の基A及びB、式IIの化合物中の基C及びD、及び式IIIの化合物中の基E及びFの少なくとも1つが、キラルな基であるか又は基E及びFは一緒になってキラルな主鎖を形成し、Xが、C、Si、O、N又はSを表わし、nは、0、1、2、3、4、5又は6を表わし、この場合nは、XがCを表わす場合にのみ1を上廻り、及びGが、H、C1〜C6アルキル、C2〜C6アルケニル又はC2〜C6アルキニル、アリール、アリール−(C1〜C6)−アルキル、ヘテロ(C1〜C6)−アルキル、ヘテロアリール、又はSiR141516、Br、Cl、I、Fを表わし、この場合R14、R15、R16は、場合により置換されていてよい、C1〜C6アルキル−、C2〜C6アルケニル−又はC2〜C6アルキニル−、アリール−、アリール−(C1〜C6)−アルキル−、ヘテロ(C1〜C6)−アルキル−、ヘテロアリールを表わす、一般式I〜IIIを有するキラルなジスルホンイミドならびにそれらの有機塩、金属塩及び金属錯体に関する。前記化合物は、NMRシフト試薬として及びラセミ体分割のための試薬として、ならびにケトン、アルデヒド及びアルケンを活性化するためのキラルなブレンステッド酸触媒又はキラルなルイス酸触媒として、ならびに有機合成における触媒として適している。
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特許請求されるのは、無機及び/又は有機塩基の存在下でビグアニドをアルデヒドと反応させる、3,6−ジヒドロ−1,3,5−トリアジン誘導体の製造方法である。本方法により、穏やかな、ひいては経済的な反応条件下での反応実施が可能になる。 (もっと読む)


一般式(I)[式中、R1とR2は同一であるか、または異なっていてもよく、かつ水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、またはアリールであり、Xは水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、またはアリール、またはOR3(R3は水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、またはアリールを意味する)である]のアミノカルボニル化合物の製造方法が権利主張されており、この際、一般式(II)R1CO[式中、R1は先に記載した意味を有する]を有するアルデヒドを、触媒の存在下、一般式(III)[式中、R2とXは先に記載した意味を有する]のイミンと反応させる。触媒によるアルデヒドとのマンニッヒ反応によって、アミノカルボニルが得られる。例えば触媒として(S)−プロリンの存在下、α−非分枝状のアルデヒドを事前に調製したN−Bocのイミンと反応させると、所望のβ−アミノアルデヒドが、高収率、高ジアステレオ選択性、および高エナンチオ選択性で生成する。
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キラル触媒アニオンを有するイオン性触媒を使用する不斉接触によるキラル有機化合物の製造方法が記載されている。この方法は、イミニウムイオン又はアシルピリジニウムイオンのようなカチオン性中間体を介して進行する反応の実施のために適している。この方法は、今までに費用のかかる精製方法によってのみ得られていたキラル化合物を、高いee値で製造することができる。 (もっと読む)


【課題】本発明は、物質混合物の分析方法、特に、錯体化学及び/または生化学分野の物質混合物の分析方法に関する。
【解決手段】本発明の方法によれば、分析対象の混合物は分離装置に供給されて、分析対象の物質混合物の物質は、化学的に及び/または物理的に誘導された搬送工程の手段により、前記分離装置内部で相互に分離される。本発明は、さらに、パルス化された物質混合物(特に、錯体化学及び/または生化学分野の物質の混合物)を調製する方法及び装置に関する。物質混合物の分析、特に、分析の持続期間、処理能力、結果を改善するために、分析対象の物質混合物は、固有の2進数列を有するパルスの手段により、分離装置に供給される。 (もっと読む)


【課題】触媒である遷移金属または遷移金属化合物の存在下にて、カルボン酸塩と炭素求電子剤とを反応させて、カルボキシル基を除去してC−C結合を形成する方法に関する。
【解決手段】脱炭酸反応によりカルボン酸塩と炭素求電子剤とのC−C結合を形成する方法であって、触媒は2種の遷移金属及び/または遷移金属化合物を含み、一方は、酸化数I相違する酸化状態をとることができ、脱炭酸を触媒し、他方は酸化数II相違する酸化状態をとることができ、C−C結合形成反応の2電子過程を触媒する。
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【課題】
ルテニウム塩をキラルジホスホナイトと反応させて得たキラルルテニウム錯体を提供する。
【解決手段】
一般的構造を有するキラルジオールをキラルジホスホナイトとして使用するのが好ましい。前記ルテニウム錯体は、簡単且つ安価に生成でき、さらにケトン、β‐ケトエステル及びケチミンの還元反応において、高いエナンチオ選択性を示す。 (もっと読む)


【課題】
大量の副生成物が生成せず反応条件の厳密な管理を要しない製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】
一般式I
【化10】


(式中、R1及びR2は、同一でも相違していてもよく、おのおの水素、置換若しくは非置換のアルキル、または置換若しくは非置換のアリールであり、R3は、水素、置換若しくは非置換のアルキル、置換若しくは非置換のアリール、または例えばOR4、NR5R6、SR7などで表される官能基であって、R4、R5、R6、R7は、アルキル基、アリール基、ハロゲンなどの一般的な置換基であり、EWGは、例えばCOOH、COOR8、CONR9R10、COSR11、CN、NO2、SOOR12、CHO、COR13などといった電子求引性官能基であって、R8、R9、R10、R11、R12及びR13は、アルキル基、アリール基などの一般的な置換基である)で表されるα、β−不飽和化合物を、一般式II
【化11】


(式中、R1及びR2は、おのおの上記に規定した置換基)で表される化合物と、一般式III
【化12】


(式中、R3及びEWGは、おのおの上記に規定した置換基)
で表されるカルボン酸または同じ該カルボン酸の塩に酸を加えてin situで生成した該カルボン酸とをアミンの存在下にて反応させることで得る。
穏やかな反応条件下にて、高い(E)立体選択性を有した不飽和エステルを得ることができる。前記反応は、室温またはそれ以下の温度にて、不活性ガス、防湿、加熱などのような特別な条件も要することなく、実施することができる。副生成物として、二酸化炭素と水だけが生じる。
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【課題】固体とガスとの反応効率を改善し、反応時間を短縮することを目的とする。
【解決手段】固体を1または2種以上のガスと反応させる化合物の合成方法を提供する。この固体は、大気圧を超えるガス圧のもとで粉砕される。この方法は、粉砕する材料を入れた粉砕空間を有するミルを使用することにより行われ、この粉砕空間は高い内部圧力にも耐えられる手段にて密封されている。
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