説明

株式会社石州川上窯業により出願された特許

1 - 8 / 8


【課題】焼成前にファンによって起風される横方向の乾燥風によって瓦形状又は板状の素地を乾燥させるにあたって、乾燥斑を低減させて、高品質の瓦又は板状陶磁器を安定的に製造可能な瓦又は陶磁器製造用の乾燥装置を提供することを課題とする。
【解決手段】本発明は、焼成用の粘土又は粘土が含有された混合物が成形されることによりなる瓦形状又は板状の素地Kを乾燥室2に保持する保持手段と、該保持手段によって保持された乾燥室2内の前記素地Kに対して横方向の乾燥風を起風するファン8A,8Bとを備え、該乾燥風によって焼成前の前記素地Kを乾燥させる瓦又は陶磁器製造用の乾燥装置であって、保持手段によって保持された前記素地Kと、ファン8A,8Bとの間に、ファン8A,8Bによる乾燥風の吹出し方向又は吸込み方向に該乾燥風を整流する整流部を位置させて設ける。 (もっと読む)


【課題】瓦を葺いたとき、瓦の瓦尻と、その上に被さる瓦頭の前垂れとの間より吹き込んだ雨水が水返しを乗り越えて侵入することによる雨洩れを防止することができる平板瓦を提供する。
【解決手段】水受けを除く瓦表面の瓦尻側に側縁のえり8から水返し6に至るまで横向きに連続した突条12を突出形成する。突条11は瓦11を葺いたとき棟側の瓦頭が被さらないように、かつ前垂れ7に近接して形成され、瓦尻側はテーパ状をなして雨水が突条11に溜らないようにする。 (もっと読む)


【課題】隣接する瓦の水受けに被さる瓦側縁の裏面を伝わる雨水によって生ずる雨洩れを防止することができる平板瓦を提供する。
【解決手段】瓦を葺いたとき、隣接する瓦11の水受け3に被さる瓦側縁の裏面にエッジに沿って第1の水切り13を突設すると共に、第1の水切り13に並行して第2の水切り14を突設し、両水切り13及び14が隣接する瓦の水受け3上に位置するように形成し、瓦側縁の裏面を伝わる水を水切り14で水切りして、水受け3上に滴下させ、屋根下地材上に滴下しないようにする。 (もっと読む)


【課題】軒側から吹上げる風に対する抵抗力が強く、外観上の問題を生ずることがない瓦の敷設工法で用いる平板瓦を提供する。
【解決手段】平板瓦の瓦尻には一対の釘孔12が適当な間隔を存して形成されると共に、釘孔間に凹部13が形成され、千鳥葺きする際には、凹部13にコーキング剤を塗布したのち棟側の瓦11の瓦頭のえり部14aが凹部13に嵌ってコーキング剤に押付けられて接着され、えり部14のなかでは釘孔12から最も遠い瓦頭のえり部14aにおいてコーキング剤で接着することにより、釘による固定箇所との支点間距離を長くして軒側から吹き上げる風に対する抵抗力を強める。 (もっと読む)


【課題】スクリュー型の羽根を備えた混練機より押出された粘土で成形される桟瓦の捩れを矯正する。
【解決手段】キャビティを形成する下型の桟側及びすて側の瓦尻に対応する箇所に凹所を形成し、凹所には凹所の深さを調整する深さ調整手段を設ける。下型のキャビティに混練機より押出した粘土を充填し、上型を被せて加圧することにより粘土瓦を成形する。成形された粘土瓦には、上記凹所に対応した所要高さの突部28が形成される。次に成形された粘土瓦をパレット2上に置き、突部28で捩れにより沈み込んだ該突部28が形成される箇所を持上げ、捩れを矯正する。 (もっと読む)


【課題】瓦裏の瓦尻に瓦を葺く際、桟木に引掛ける引掛部を突設すると共に、瓦尻の表側に上記引掛部先端が嵌合可能な凹部を形成した平板瓦において、台車上に一定間隔で立てて自立させた状態で、台車ごと窯に入れて焼成する際、台車上での自立状態が安定し、台車の移動開始や停止時に倒れにくくする。
【解決手段】平板瓦11の瓦裏の瓦尻に瓦11を葺く際、桟木に引掛ける略三角形の引掛部12を瓦尻両側に突出形成すると共に、引掛部12間に凹形の窪み13を一対、一定間隔を存して形成する一方、瓦表の瓦尻に瓦11を積重ねたとき、上記引掛部12の先端部が嵌合可能な凹部14を一対、引掛部12に対応した箇所に形成すると共に、瓦表の水返し15に上記窪み13に嵌合可能な突部16を一対、上記窪み13に対応した箇所に形成する。 (もっと読む)


【課題】隅棟を葺き上げるときに生ずる瓦の廃材量を少なくした瓦葺き工法を提供する。
【解決手段】JIS A 5208に規定するF型の桟瓦1と、斜めにプレカットして成形した隅棟瓦6と、桟瓦1の1/3及び2/3の瓦幅で成形した調整瓦9a、9bを用いて4.5/10勾配の屋根の瓦葺きを上下三段の瓦を一パターンにした繰り返しにより行う。 (もっと読む)


【課題】瓦尻側に鉤状の係合部を突出形成すると共に、水受けを備えた差込部に上記係合部が係止可能な受け部を形成し、瓦を葺くとき上記係合部が受け部に被さるように葺くことによって強風の吹き込みによる瓦の浮き上がりを防止する平板瓦において、受け部を形成することによって差込部の雨水の流路が狭められ、これにより雨水が溢れ出て瓦間の隙間に流入し、雨洩れを生じるおそれがないようにする。
【解決手段】差込部12の瓦頭に差込部12より低い段をなす受け部13を形成すると共に、瓦尻の水返し15の内側に鉤状の係合部14を形成し、瓦11を葺くときには受け部13上に下段の瓦11の係合部14が被さって強風時における下段の瓦11の浮き上がりを防ぐようにする。 (もっと読む)


1 - 8 / 8