説明

片山ストラテック株式会社により出願された特許

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【課題】 700MPa級以上の高強度鋼材を高力ボルト摩擦接合する場合における、摩擦接合面の施工品質の安定性と高いすべり係数を確保する。
【解決手段】 高強度鋼からなる母材と、同等の強度またはそれより低い強度の鋼からなる添板とを重ね合わせて高力ボルトにより接合する際に、母材と添板の重ね合わせ面について、すべり係数0.45以上を確保した表面態様とし、前記母材の前記添板と互いに重ね合わせる面が、接合前に以下の表面態様を満足していることを特徴とする高強度鋼を用いた高力ボルト摩擦接合部とする。
1.2×TSB+1.4×(TSB-TSS)-2.0×(RSm-0.3×Rz)≦1000 … (1)
ここで、TSB: 母材強度 [MPa]、TSS: 添板強度[MPa]、Rz: 母材接合面の粗さ曲線最大高さ [μm]、RSm: 母材接合面の粗さ曲線山谷平均間隔 [μm] (もっと読む)


【課題】鋼床版のデッキプレートと閉断面リブの当接箇所を閉空間の内側から溶接可能な溶接装置を提供する。
【解決手段】溶接装置1は、全体が閉空間sを長手方向に通り抜け可能な寸法を有する。
溶接装置は、台車10、20と、デッキプレートと閉断面リブとの当接箇所に対向可能な溶接トーチ30と、溶接トーチ30に溶接ワイヤwを供給可能なワイヤ送給機40と、溶接トーチ30にガスおよび電力を供給可能なケーブル50と、を備える。台車10、20を走行させながら溶接トーチ30により閉空間sの内側から溶接作業をおこなう。 (もっと読む)


【課題】鋼床版のデッキプレートとUリブとの溶接部に疲労亀裂が発生するのを、コストをかけることなく抑制する。
【解決手段】鋼床版1のデッキプレート11とUリブ12との当接箇所を、Uリブの外面側と内面側の両方から溶接して外溶接部13と内溶接部14を形成する。従来の外溶接部のみの鋼床版に比べて溶接面積が大きくなっているため、溶接部13、14への応力が分散され疲労亀裂が抑制される。従来の鋼床版を製造する場合と比べて工数は内側溶接作業だけ増しているに過ぎないので、工費が高騰することもない。内側溶接は、溶接トーチを台車に搭載した専用の溶接装置を閉断面リブ内部の閉空間に走行させることによって行う。 (もっと読む)


【課題】 高品質の橋梁を効率的に施工することができるPCウェル及び橋梁の施工方法を提供する。
【解決手段】筒状のPCウェル本体21と、PCウェル本体21から内方に突出し、橋脚3を取り付け可能な複数の固定部10とを備え、複数の固定部10は、PCウェル本体21の周方向に間隔をあけて配置されているPCウェル20bである。また、固定部10は、PCウェル本体21の軸方向に対して90度以上傾斜した傾斜面部15を備えている。 (もっと読む)


【課題】安価で、梁材に形成されている貫通孔へのセットが容易な梁貫通孔補強方法を提供する。
【解決手段】外周面が40度から50度の傾斜角度を持つリング状補強部材4を鋼板からガス切断やレーザ切断、プラズマ切断などで切出す。リング状補強部材4の傾斜面5を梁材に形成された貫通孔の内面に当接させ、リング状補強部材4の大径側周面と梁材のウエブ3の表面との間を周方向複数個所で仮止溶接する。梁材のウエブ3部分に仮止固定されているリング状補強部材4の傾斜面5と貫通孔の内周面との間を片面部分溶け込み溶接により溶接固定する。 (もっと読む)


【課題】帯鋼板を交差状に組み付けた格子体を簡単かつ強固に製造する方法及び格子体を提供する。
【解決手段】帯鋼板1、2の端縁3、5からその長手方向軸と垂直な切欠き溝4、6を帯鋼板1、2の長手方向に所定間隔隔てて形成し、その切欠き溝4、6の幅と深さを帯鋼板1、2が該切欠き溝同士を嵌め合わされることで交差状に組み付け可能な寸法関係に形成し、交差状に配置した帯鋼板1、2での交差連接部を溶接接合するようにした。 (もっと読む)


【課題】比較的簡便な方法で、変動荷重が繰り返し作用している供用下の鋼構造物の溶接部などの損傷個所を溶接により補修補強する方法を提供する。
【解決手段】変動荷重が繰り返し作用している状況下にある補修補強個所での開口変位量の変化が0.5mm以下の状態で、該補修補強個所を片面から溶接部での割れの発生に拘わらず溶接し、この溶接後にその溶接した補修補強個所を裏面からのハツリ操作で割れを除去し、この割れ除去を確認したのちハツリ個所を完全溶け込み溶接するようにした。 (もっと読む)


【課題】 700MPa級以上の高強度鋼材を高力ボルト摩擦接合する場合における、摩擦接合面の施工品質の安定性と高いすべり係数を確保する。
【解決手段】 高強度鋼からなる母材と、同等の強度またはそれより低い強度の鋼からなる添板とを重ね合わせて高力ボルトにより接合する際に、母材と添板の重ね合わせ面について、双方同じショットブラスト条件またはグリットブラスト条件、例えば、下記(1)式の条件により、すべり係数0.45を確保する。
0.11×TSB+1.2×(TSB-TSS)-2.9×(HVS-TSB/3.11)+303×|GSS-0.8|≦0 … (1)
ここで、TSB: 母材強度 [MPa]、TSS: 添板強度 [MPa]、HVS: 研削材の平均ビッカース硬度、GSS: 研削材の平均粒径 [mm]。
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【課題】 施工期間を短縮することができるPCウェル及び橋梁の施工方法を提供する。
【解決手段】 筒状のPCウェル本体21と、PCウェル本体21から内方に突出し、橋脚3を取り付け可能な固定部10とを備えるPCウェル。また、前記PCウェルを用いて、内周面に固定部10を有する筒状のPCウェル基礎2を複数構築する基礎構築工程(S1)と、固定部10に橋脚3を取り付けることにより各PCウェル基礎2にそれぞれ橋脚3を仮固定する仮固定工程(S2)と、各橋脚3間に橋梁上部工4を架設する架設工程(S3)と、各PCウェル基礎2の内部にコンクリート80を打設して養生することにより各橋脚3を各PCウェル基礎2に本固定する本固定工程(S4)とを備え、架設工程(S3)は、本固定工程(S4)より前、又は、同時に行われることを特徴とする橋梁の施工方法である。 (もっと読む)


【課題】 高い溶接作業性を維持できるものでありながら、溶接母材への入熱影響も低減することのできる仕口補強構造を提供する。
【解決手段】 角形鋼管柱(1)に梁部材(2)を接合する柱梁接合部(3)での角形鋼管柱(1)の外周面に、角形鋼管柱(1)の周面を取り囲む状態で平鋼板製の仕口補強プレート(4)を設置する。仕口補強プレート(4)を構成している平鋼板(5)(6)(7)(8)同士及び仕口補強プレート(4)と角形鋼管柱(1)とを溶接結合する。 (もっと読む)


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