説明

国立循環器病センター総長により出願された特許

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【課題】マクロファージーやリンパ球などの休止期細胞への遺伝子導入も可能な遺伝子導入剤を提供する。
【解決手段】芳香環に複数の高分子鎖が置換基として導入された高分子化合物と核酸とのポリプレックスに対し、C45よりなるペプチドを吸着させてなる遺伝子導入剤。前記芳香環が炭素数5〜8の芳香環の、単環又は縮合環よりなることを特徴とする遺伝子導入剤。前記高分子鎖は、ポリアクリルアミド系高分子ブロック鎖又はポリアクリレート系高分子ブロック鎖であることを特徴とする遺伝子導入剤。 (もっと読む)


【課題】生体内分解性ポリマーを用いることなく徐放性を付与したステントを提供する。
【解決手段】ステントは、拡径可能な管状のステント本体10と、このステント本体を被覆する柔軟なセグメント化ポリウレタンよりなるポリマー層12とを有する。ポリマー層は多数の孔が穿孔されている。アルガトロバンの溶液に浸漬後、乾燥させることにより、アルガトロバンを担持させている。 (もっと読む)


【課題】より低い照度の可視光の照射で、より低侵襲な条件でゲル化が可能であり、止血剤等の医療材料への応用に好適な可視光硬化性材料を提供する。
【解決手段】可視光の照射によりゲル状に硬化する可視光硬化性材料において、可視光の照射によりラジカルを発生させる感光基を有する化合物と、ジ置換アミノ基含有化合物を含み、該感光基を有する化合物が、エオシンと、桂皮酸、メタ(ア)クリル酸及びビニル安息香酸の少なくとも1種とで修飾されたゼラチンであることを特徴とする可視光硬化性材料。ジ置換アミノ基含有化合物とエオシン等で修飾されたゼラチンとを含み、該ジ置換アミノ基含有化合物及び修飾ゼラチンから発生したラジカル同士の再結合反応による架橋形成でゲル化する。この可視光硬化性材料よりなる止血剤等の創傷治癒促進材。ゼラチンをゲル化の基質として用いることにより、生体内で異物反応を起こさず、損傷治癒過程に応じた分解性を得ることができ、止血剤等の医療応用において好適である。 (もっと読む)


【課題】生体血管に近似した弾性力学的特性を有した人工血管と、その製造方法を提供する。
【解決手段】人工血管は、延伸PTFE多孔質チューブの内面にセグメント化ポリウレタン樹脂層を形成したものである。セグメント化ポリウレタン樹脂溶液を低速回転しているチューブ内に供給してまず不均一厚さながらもチューブ内面にセグメント化ポリウレタン樹脂溶液の付着層を形成し、その後、チューブ回転数を高くし、チューブ内面の溶液の付着厚みを均一化させると共に、溶媒を蒸発させてセグメント化ポリウレタン樹脂層を形成する。 (もっと読む)


【課題】特定の細胞種への遺伝子導入が可能な遺伝子導入剤を提供する。
【解決手段】芳香環に複数の高分子鎖が置換基として導入された高分子化合物と核酸とのポリプレックスに対し、抗体を吸着させてなる遺伝子導入剤。前記芳香環が炭素数5〜8の芳香環の、単環又は縮合環よりなることを特徴とする遺伝子導入剤。前記高分子鎖は、ポリアクリルアミド系高分子ブロック鎖又はポリアクリレート系高分子ブロック鎖であることを特徴とする遺伝子導入剤。 (もっと読む)


【課題】ニューロメジンUで誘導された炎症やアレルギーを抑制する化合物の検索方法の提供。
【解決手段】抗炎症作用および/または抗アレルギー作用を有する化合物の同定方法であって、
1)試験化合物の存在下または非存在下にマスト細胞にニューロメジンUを接触させる工程、
2)前記マスト細胞の脱顆粒の程度を測定する工程、
3)試験化合物の存在下における前記マスト細胞の脱顆粒の程度と、同様にして測定した試験化合物の非存在下における前記マスト細胞の脱顆粒の程度とを比較する工程、
4)前記マスト細胞の脱顆粒の程度が試験化合物の非存在下よりも試験化合物の存在下において減少している場合、試験化合物が抗炎症作用および/または抗アレルギー作用を有する化合物であると判定する工程、
を含む、抗炎症作用および/または抗アレルギー作用を有する化合物の同定方法。 (もっと読む)


【課題】血管新生作用を有する血管新生促進成分を皮下組織又は筋組織へ直接注入することができる血管新生材と、その製造方法を提供する。
【解決手段】少なくとも血管新生促進成分と感光基とを導入したゼラチン修飾体に光照射して架橋することにより形成されたゲルからなる血管新生材及びその製造方法。血管新生促進成分は1−ベンジル−4−[1−インダノン−2−イル]メチルピペリジンを基本構造とする化合物及び/又はその塩であって、該化合物が1−インダノンの5位もしくは6位、または1−ベンジルピペリジンのベンゼン核の3位、4位もしくは5位のうちの少なくとも一箇所に、カルボキシル基、アルキル基、ハロゲン原子、水素原子、アルコキシ基、アミノ基、水酸基、チオール基、及びアルデヒド基からなる群から選択される置換基を有するものである。 (もっと読む)


【課題】形成される組織体の厚みを飛躍的に厚くでき、しかも組織は成熟して毛細血管を含む血管を大量に新生させることができる組織体を提供する。
【解決手段】表面の少なくとも一部に組織体形成促進成分を含有し、組織体形成促進成分を放出させる組織体形成促進成分含有層が設けられている人工物を生体内へ埋入し、該人工物の周辺に組織体を形成させる。この組織体形成促進成分としては、1−ベンジル−4−[(5,6−ジメトキシ−1−インダノン)−2−イル]メチルピペリジン及び/又はその塩を用いる。 (もっと読む)


【課題】大型化しても生体組織が深部にまで浸潤している人工組織と、この人工組織を製造するための生体埋込部材とを提供する。
【解決手段】連通性のある多孔質三次元網状構造の合成樹脂よりなる多孔体と、該多孔体に保持された、1−ベンジル−4−[(5,6−ジメトキシ−1−インダノン)−2−イル]メチルピペリジン及び/又はその塩を含むゼラチン等の水溶性高分子のゲルとを有してなる生体埋込部材。この生体埋込部材を生体に埋め込み、器質化させる。 (もっと読む)


【課題】マクロファージーやリンパ球などの休止期細胞への遺伝子導入も可能な遺伝子ベクターを提供する。
【解決手段】芳香環に複数の高分子鎖が置換基として導入された高分子化合物に、C45D18、C45D20及びC45D29よりなる群から選ばれる1種又は2種以上のペプチドを固定してなる遺伝子ベクター。複数の高分子鎖のうちの少なくとも一つの高分子鎖は、その先端側に、反応活性を有する官能基を側鎖に有する高分子ブロック鎖を有し、ペプチドは、該高分子ブロック鎖の反応活性を有する官能基を介して固定されている。 (もっと読む)


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