説明

国立循環器病センター総長により出願された特許

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【課題】非常に簡便な方法であって、スキャフォールド自身へ大きな損傷を起こすことなく、スキャフォールドの内部にまで細胞を埋め込むことが可能で、しかもスキャフォールド内の広い領域に細胞を分散させることが可能な細胞播種法を提供する。さらに、緻密な構造を有するスキャフォールドの場合であっても、非常に簡便な方法で、スキャフォールドの内の広い領域に細胞を分散させることが可能な細胞播種法を提供する
【解決手段】スキャフォールドへ細胞を播種する方法であって、播種すべき細胞を、無針注射器を用いてスキャフォールドへ噴射することによって、前記細胞を前記スキャフォールド内部へ包埋する、細胞播種法。 (もっと読む)


【課題】生体温度よりも低温の所定温度(T)よりも低い温度では親水性であり、該所定温度よりも高い温度では疎水性となる温度応答性を有した抗血栓コーティング剤を提供する。
【解決手段】メトキシエチル(メタ)アクリレートのポリマー鎖とN−イソプロピルアクリルアミド又はその誘導体のポリマー鎖とを有したポリマー材料よりなる抗血栓コーティング剤であって、該ポリマー材料は、生体温度よりも低温の所定温度(T)よりも低い温度では親水性であり、該所定温度(T)よりも高い温度では疎水性であることを特徴とする抗血栓コーティング剤。このポリマー材料は、好ましくは、N,N−ジアルキル−ジチオカルバミルメチル分子団を同一分子内に3個以上有する化合物をイニファターとし、これにメトキシエチル(メタ)アクリレートと、N−イソプロピルアクリルアミドをブロック重合させたものである。 (もっと読む)


【課題】生体温度よりも低温の所定温度(T)よりも低い温度では親水性であり、該所定温度よりも高い温度では疎水性となる温度応答性を有した遺伝子導入剤含浸させた遺伝子導入活性を有する多孔体を提供する。
【解決手段】多孔質基材に遺伝子導入剤を含浸した遺伝子導入活性を有する多孔体であって、該遺伝子導入剤は、生体温度よりも低温の所定温度(T)よりも低い温度では親水性であり、該所定温度(T)よりも高い温度では疎水性である。この遺伝子導入剤は、N,N−ジアルキル−ジチオカルバミルメチル分子団を同一分子内に3個以上有する化合物をイニファターとし、これにビニル系モノマーを光照射リビング重合させた分岐型重合体よりなるホモポリマーに対し、N−イソプロピルアクリルアミドをブロック重合させたものである。 (もっと読む)


【課題】比較的温度の高い水に対しては不溶である遺伝子導入剤が内面に付着された培養容器を提供することを目的とする。
【解決手段】容器内面に核酸を含む遺伝子導入剤を付着させた培養容器であって、該遺伝子導入剤は、生体温度よりも低温の所定温度(T)よりも低い温度では親水性であり、該所定温度(T)よりも高い温度では疎水性である。この遺伝子導入剤は、好ましくはN,N−ジアルキル−ジチオカルバミルメチル分子団を同一分子内に3個以上有する化合物をイニファターとし、これにビニル系モノマーを光照射リビング重合させた分岐型重合体よりなるホモポリマーに対し、N−イソプロピルアクリルアミド又はその誘導体をブロック重合させたものである。 (もっと読む)


【課題】肝細胞への遺伝子導入が可能な遺伝子導入剤を提供する。
【解決手段】芳香環に複数の高分子鎖が置換基として導入され、かつ該高分子鎖にポリL−リジンが導入された高分子化合物よりなる遺伝子導入剤。前記芳香環が炭素数5〜8の芳香環の、単環又は縮合環よりなる。前記高分子鎖は、ポリアクリルアミド系高分子ブロック鎖又はポリアクリレート系高分子ブロック鎖にポリアミノスチレンを導入し、さらにポリL−リジンをそのアミノ基に末端のカルボキシル基を結合させるようにしてポリL−リジンを導入している。 (もっと読む)


【課題】血管内皮細胞への遺伝子導入も可能な遺伝子導入剤を提供する。
【解決手段】芳香環に複数の高分子鎖が置換基として導入された高分子化合物と核酸とのポリプレックスに対し、RGD配列を有するペプチドを吸着又は複合させてなる遺伝子導入剤。前記芳香環が炭素数5〜8の芳香環の、単環又は縮合環よりなることを特徴とする遺伝子導入剤。前記高分子鎖は、ポリアクリルアミド系高分子ブロック鎖又はポリアクリレート系高分子ブロック鎖であることを特徴とする遺伝子導入剤。 (もっと読む)


【課題】生体内の特定部位に埋入された後、ベクターが当該部位に留まる遺伝子導入材を提供することを目的とする。
【解決手段】分岐鎖を有するカチオン性ポリマーよりなるベクターと核酸との複合体が、連通性のある多孔質三次元網状構造の合成樹脂よりなる多孔体に保持されてなる遺伝子導入材。分岐鎖を有するカチオン性ポリマーよりなるベクターは、好ましくはベンゼン環に対し3,4又は6分岐鎖が結合したものである。このベクターが核酸と複合体とされ、ソフトセグメント化ポリウレタン製の細棒体に含浸されて遺伝子導入材とされる。核酸はHGF肝細胞増殖因子などである。 (もっと読む)


【課題】生体温度よりも低温の所定温度(T)よりも低い温度では親水性であり、該所定温度よりも高い温度では疎水性となる温度応答性ポリマーブロックを有した遺伝子導入剤と核酸との複合体を提供する。
【解決手段】分岐鎖を有するポリマー材料よりなり、該ポリマーは、生体温度よりも低温の所定温度(T)よりも低い温度では親水性であり、該所定温度(T)よりも高い温度では疎水性である、温度感応性ポリマーブロックを有する遺伝子導入剤を用いて核酸複合体とする。ポリマー材料は、N,N−ジアルキル−ジチオカルバミルメチル分子団を同一分子内に3個以上有する化合物をイニファターとし、これにビニル系モノマーを光照射リビング重合させた分岐型重合体よりなるホモポリマーに対し、N−イソプロピルアクリルアミドをブロック重合させたものである。 (もっと読む)


【課題】生体温度よりも低温の所定温度(T)よりも低い温度では親水性であり、該所定温度よりも高い温度では疎水性となる温度応答性を有した、ホスホルコリン基含有抗血栓コーティング剤を提供する。
【解決手段】ホスホルコリン基含有ポリマー鎖とN−イソプロピルアクリルアミド又はその誘導体のポリマー鎖とを有したポリマー材料よりなる抗血栓コーティング剤。該ポリマー材料は、生体温度よりも低温の所定温度(T)よりも低い温度では親水性であり、該所定温度(T)よりも高い温度では疎水性である。このポリマー材料は、好ましくはN,N−ジアルキル−ジチオカルバミルメチル分子団を同一分子内に3個以上有する化合物をイニファターとし、これに2−(メタ)アクリロイルオキシエチル−2’−(トリメチルアンモニオ)エチルホスフェートと、N−イソプロピルアクリルアミドをブロック重合させたものである。 (もっと読む)


【課題】肝細胞への遺伝子導入が可能な遺伝子導入剤を提供する。
【解決手段】芳香環に複数の高分子鎖が置換基として導入された高分子化合物と核酸とのポリプレックスに対しポリL−リジンを吸着させてなる遺伝子導入剤。前記芳香環が炭素数5〜8の芳香環の、単環又は縮合環よりなる。前記高分子鎖は、ポリアクリルアミド系高分子ブロック鎖又はポリアクリレート系高分子ブロック鎖である。リジンが7個以上重合したポリL−リジンは肝細胞のレセプタであるヘパラン硫酸に対する指向性を有しており、肝細胞に容易に侵入し得る。分岐鎖は、好ましくはベンゼン環に4〜6個導入されている。 (もっと読む)


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