説明

国立循環器病センター総長により出願された特許

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【課題】肝細胞への遺伝子導入が可能な遺伝子導入剤を提供する。
【解決手段】芳香環に複数の高分子鎖が置換基として導入され、かつ該高分子鎖にポリL−リジンが導入された高分子化合物よりなる遺伝子導入剤。前記芳香環が炭素数5〜8の芳香環の、単環又は縮合環よりなる。前記高分子鎖は、ポリアクリルアミド系高分子ブロック鎖又はポリアクリレート系高分子ブロック鎖にポリアミノスチレンを導入し、さらにポリL−リジンをそのアミノ基に末端のカルボキシル基を結合させるようにしてポリL−リジンを導入している。 (もっと読む)


【課題】血管内皮細胞への遺伝子導入も可能な遺伝子導入剤を提供する。
【解決手段】芳香環に複数の高分子鎖が置換基として導入された高分子化合物と核酸とのポリプレックスに対し、RGD配列を有するペプチドを吸着又は複合させてなる遺伝子導入剤。前記芳香環が炭素数5〜8の芳香環の、単環又は縮合環よりなることを特徴とする遺伝子導入剤。前記高分子鎖は、ポリアクリルアミド系高分子ブロック鎖又はポリアクリレート系高分子ブロック鎖であることを特徴とする遺伝子導入剤。 (もっと読む)


【課題】生体内の特定部位に埋入された後、ベクターが当該部位に留まる遺伝子導入材を提供することを目的とする。
【解決手段】分岐鎖を有するカチオン性ポリマーよりなるベクターと核酸との複合体が、連通性のある多孔質三次元網状構造の合成樹脂よりなる多孔体に保持されてなる遺伝子導入材。分岐鎖を有するカチオン性ポリマーよりなるベクターは、好ましくはベンゼン環に対し3,4又は6分岐鎖が結合したものである。このベクターが核酸と複合体とされ、ソフトセグメント化ポリウレタン製の細棒体に含浸されて遺伝子導入材とされる。核酸はHGF肝細胞増殖因子などである。 (もっと読む)


【課題】神経線維高選択性に神経刺激や神経活動測定ができると共に、これを安全に行える可能な神経信号用プローバ、並びにこの神経信号用プローバを用いた神経信号出力装置、神経信号記録装置、神経刺激装置及び神経信号入出力装置を提供する。
【解決手段】半導体集積回路(信号選択回路)26を集積化した基板13と、基板13の上面側に設けられ、複数の植込用貫通孔を有する台座層11と、複数の植込用貫通孔のそれぞれに下部を埋め込んで固定され、先端部と底部を除き絶縁被膜で被覆された金属鍼pij-1,pij,pij+1,pij+2,……からなるプローブアレイとを備え、プローブアレイの少なくとも一部により、神経活動信号を電気信号に変換し、且つ神経を電気的に刺激する。 (もっと読む)


【課題】心拍出量および肺動脈楔入圧を精度よく推定するための実用的な方法を提供する。
【解決手段】肺循環に高張食塩水を注入した後の所定時間内に得られた、冠静脈に挿入配置した静脈電極7と左側胸壁に植え込んだカン電極5との間のインピーダンス信号の1心周期内の最大値と最小値とからなる複数心周期のデータセットに基づいて、これらデータセット毎のインピーダンス信号の最大値と最小値の回帰直線を算出し、算出された回帰直線の延長線上において、前記インピーダンス信号の最大値と最小値とが等しくなるときのインピーダンス値により、固形組織由来インピーダンスを推定する固形組織由来インピーダンスの推定方法を提供する。 (もっと読む)


【課題】優れた伸縮性を有し、生体に与える影響が少なく、血液凝固を効率的に抑制することができる血液凝固抑制材料の提供。
【解決手段】下記一般式(1)で表わされる構造単位、下記一般式(2)で表わされる構造単位、及び下記一般式(3)で表わされる構造単位を少なくとも有するマルチブロック共重合体。
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【課題】生体皮下組織から細胞が容易に侵入、生着し、毛細血管が構築されることで皮下組織との癒着が頑強に得られ、その結果、創傷部を外界と隔絶し、治癒機転における細菌感染等の増悪因子を防御し、ダウングロースの進行を抑制し、トンネル感染を始めとする各種の感染トラブルの少ないと共に、皮膚の縮退が抑制されたカフ部材及びカフ部材ユニットを提供する。
【解決手段】カフ部材2は、フランジ部3と筒状部4とを有する。カフ部材2は、熱可塑性樹脂又は熱硬化性樹脂で形成された、平均孔径10〜500μmで、見掛け密度が0.01〜0.5g/cmの、連通性のある多孔性三次元網状材料よりなる。フランジ部3の上面の外周縁と内周縁との間に凸条3tが周設されている。フランジ部3の周縁部に開口10が設けられている。凸条3tの内側領域に対しパッド5が重ね合わされ、チューブ6が挿通される。 (もっと読む)


【課題】微量試料用昇温脱離ガス発生装置を開発する。
【解決手段】加熱手段領域内のキャリアガスの流入方向上流側に石英ウールが挿入されており、下流側に試料を導入すべき試料導入管が挿入されている、熱脱離ガス発生装置(TDS)用の微量試料留置手段であって、該試料が生体関連試料である微量試料留置手段、ならびにキャリアガス供給手段と、加熱手段領域内のキャリアガスの流入方向上流側に石英ウールが挿入されており、下流側に試料を導入すべき試料導入管が挿入されている試料留置手段と、該試料留置手段を加熱する加熱手段、該加熱手段に接続された温度調節手段とを含むことを特徴とする微量試料用TDSであって、該試料が生体関連試料である微量試料用TDS。 (もっと読む)


【課題】 生体の外面に重なるフランジ部と、該フランジ部の一方の面から立設された筒状部とを備え、これらが連通性のある多孔性三次元網状構造を有しているカフ部材において、該フランジ部の厚みが小さくとも、該フランジ部がダウングロース作用によって屈曲変形することを防止することが可能なカフ部材を提供する。
【解決手段】 カフ部材2は、フランジ部3と筒状部4と、補強部材としての線状体10とを有する。フランジ部3及び筒状部4は、熱可塑性樹脂又は熱硬化性樹脂で形成された、連通性のある多孔性三次元網状材料よりなる。線状体10は、傘の骨のように、フランジ部3の内周側から外周側に向って放射状に延設されている。 (もっと読む)


【課題】生体に重なるフランジ部と、該フランジ部の一方の面から立設された筒状部と、該フランジ部の他方の面に重なる高分子材料製パッドとを有しており、該フランジ部及び筒状体は、連通性のある多孔性三次元網状構造部を有しているカフ部材において、該パッドのフランジ部からの剥離が防止されたカフ部材を提供する。
【解決手段】カフ部材2は、第1フランジ部3と、この第1フランジ部3の一方の面から立設された筒状部3bと、該第1フランジ部3の他方の面に重なる第2フランジ部4と、該第2フランジ部4上に重なるパッド5と、該パッド5が該第2フランジ部4から剥離することを防止するための剥離防止部材としての線状体10とを有する。パッド5の外周から放射状に延出した線状体10が、第2フランジ部4に埋設されている。 (もっと読む)


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