説明

株式会社安部日鋼工業により出願された特許

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【課題】無含浸炭素繊維材を用いた緊張接着工法などにて、無含浸でのより大きな緊張力の導入を可能としたドライハイブリッド強化繊維緊張材を提供する。
【解決手段】ドライハイブリッド強化繊維緊張材は、少なくとも、連続した炭素繊維2Aと、炭素繊維2Aよりエネルギー吸収能力の高い繊維3Aとを均一に引き揃え、一方向に配列してハイブリッド化したハイブリッド強化繊維材1を作製し、次いで、ハイブリッド強化繊維材1に対して、強化繊維材に導入される最大緊張力の数%程度の緊張力を導入して予備緊張し、その後、樹脂を部分含浸し、硬化してから緊張力を解放したドライハイブリッド強化繊維緊張材である。 (もっと読む)


【課題】 施工性が優れる、構造物の補強構造を提供する。
【解決手段】 補強構造3は、構造物1にプレストレスが導入されるように、繊維シート2が緊張した状態で構造物1の周面に巻き付けられて形成される。ここで、繊維シート2の、巻き付けられた両端部分2a、2aは、構造物1に定着される。一方、繊維シート2の、両端部分2a、2aを除く中間部分は、定着されない。こうして、構造物1は、その周面に繊維シート2が緊張した状態で巻き付けられることで補強される。そして、繊維シート2の中間部分が定着されないことから、定着の手間を省くことができる。 (もっと読む)


【課題】 仕上がりの美観が向上する、補強用シートの貼付け方法を提供する。
【解決手段】 補強用シート2の貼付け方法は、土木・建築構造物1の表面1aに、その表面1a側から順に並ぶ、接着層3と、補強用シート2と、剥離部材4と、脱気のための脱気用部材5とを備える、被覆構造10を形成する。そして、被覆構造10を覆うようにして、エアバッグフィルム11を、土木・建築構造物1に気密に取り付け、エアバッグフィルム11の内側の空気を抜く。ここで、エアバッグフィルム11の皺が補強用シート2へ及ぶのを防ぐべく、被覆構造10には、剥離部材4と脱気用部材5との間に、皺防止材6が設けられる。 (もっと読む)


【課題】 既存構造物に損傷を与えることがなく、かつ、安定して配設される、橋脚の上縁拡幅構造を提供する。
【解決手段】 上縁拡幅構造2は、橋脚1cの上に載る上部部分3が、橋脚1cにおける、橋1の長手方向の各端から張り出すように延設される。そして、この延設された部分によって、橋脚1cの上縁が拡幅される。また、上縁拡幅構造2は、前記上部部分3から、橋脚1cの各側面1dに沿って下方に延設される下部部分6を備えている。すなわち、これら下部部分6、6が、両側から橋脚1cを挟むように位置する。 (もっと読む)


【課題】シース管にグラウトを充填した後に、シース管中のグラウト内の空隙(気泡)をシース管の外側から計測すること
【解決手段】図1(a)は、絶縁体で構成されたシース管140の外側に設けた2つの電極112,114を示す。電極112と電極114は、シース管140およびグラウト等を介してキャパシタを構成している。このため、電極112にオシレータ102からの高周波を印加すると、電極114から、シース管内部のグラウトを介して高周波を受信することができる。受信した高周波はグラウトの状態により変化している。電極114で受信した高周波は、増幅器104で増幅されて出力電圧Vとして検出される。この出力電圧Vはシース管内部の状態(グラウト内の空隙やPC鋼材の位置等)により変化する。 (もっと読む)


【課題】 レールを用いることなく確実に回動移動する移動足場を提供する。
【解決手段】 移動足場2は、動力によって走行する複数の走行輪20a、20aと、動力を有しない従動輪20h、20hとを備える。この移動足場2は、複数の走行輪20a、20aが、一直線となる配置直線40上に並ぶように配置される。そして、複数の走行輪20a、20aの向く方向は、配置直線40と直交する方向に保持され、かつ、それら走行輪20a、20aの走行速度は、配置直線40上の基点41からの距離に比例するように設定される。こうして、この移動足場2は、前記基点41を中心として回動移動する。 (もっと読む)


【課題】 高炉セメントを使用するPC構造物の初期の強度発現性を早め、塩害および凍結防止剤に対する抵抗力を増強する。
【解決手段】 通常のセメントに比表面積が6000cm/gである高炉スラグ微粉末を混和する。比表面積が大きい高炉スラグ微粉末を混和することによって、初期の強度発現性を早め、塩害および凍結防止剤に対する抵抗力が増強できる。 (もっと読む)


【課題】 コンクリート製品や構造物について、コンクリート内部と外部との温度差を効果的に緩和してひび割れの発生を防止する。
【解決手段】 コンクリート1の内部に中空パイプ6を貫通配置させ、加温槽7の中で養生する。中空パイプ6で暖められた水は、加温槽7内の水と混合してこの加温槽内の水の温度を上昇させる。このように冷却水を中空パイプ6と加温槽7内とを循環させて、コンクリート1の内部の温度を低下させると共に外部の温度の低下を抑制する。これによりコンクリートの内外温度差を効果的に緩和してひび割れの発生を防止できる。 (もっと読む)


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