説明

デンカ生研株式会社により出願された特許

21 - 30 / 72


【課題】固相支持体を用いた、酵素サイクリング方法を利用した新規検査方法及びそれに用いる検査キットの提供。
【解決手段】下記成分をそれぞれ含有する試薬組成物R1、試薬組成物R2及び試薬組成物R3並びに固相支持体を用いて検体中の被検出物を検出する方法であって、固相支持体に試薬組成物R1を固相化し検出部を設け、試薬組成物R2及び検体の混合物を固相支持体に供給し、次いで試薬組成物R3を固相支持体上の検出部に供給することを含み、固相支持体上の検出部で被検出物捕捉試薬-被検出物-アルカリホスファターゼ標識試薬の複合体を形成させ、検出部で酵素サイクリング反応を行わせる、検体中の被検出物を検出する方法。
試薬組成物R1: 脱水素酵素及び/又は電子伝達物質並びに及び被検出物捕捉試薬
試薬組成物R2: 被検出物と結合する物質をアルカリホスファターゼで標識したアルカリホスファターゼ標識試薬
試薬組成物R3: 脱水素酵素及び電子伝達物質のうち試薬組成物R1に含まれていないもの、脱水素酵素の基質、テトラゾリウム並びにニコチンアミドアデニンジヌクレオチドリン酸(NADP)若しくはその還元型(NADPH) (もっと読む)


【課題】メンブランストリップを用いたエンザイムイムノアッセイにおいて、検出部より基質パッド部の底面を低い位置に設け、検体試料液で乾燥した標識抗体または標識抗原を溶解して毛管現象により検出部に到達させ、つづいて基質液が遅れて検出部に到達するように泳動させることにより、検出感度が高く、正確な検出を行うことができるエンザイムイムノアッセイデバイス及び該デバイスを用いた検出方法の提供。
【解決手段】検体試料液中の被検出物を検出するための、メンブランストリップを用いたエンザイムイムノアッセイであって、メンブランストリップ部の一方の端に吸収パッド部、もう一方の端のメンブランストリップ部上に酵素の基質が乾燥状態で含有されている基質パッド部、前記メンブランストリップ部に検出すべき抗原または抗体と反応する抗体または抗原を酵素で標識した標識抗体または標識抗原が乾燥状態で含有されている標識部、該標識部と前記吸収パッド部の間のメンブランストリップ部に検出すべき抗原または抗体と反応する抗体または抗原が固相化された検出部が設けられており、基質パッド部の底面が検出部より低い位置に存在するエンザイムイムノアッセイデバイスならびに該エンザイムイムノアッセイデバイスを用いて検体試料液中の被検出物の検出方法。 (もっと読む)


【課題】HDL3の定量法及びHDL3-C測定試薬組成物の提供を目的とする。
【解決手段】ヘパリン、2価金属イオン及びデキストラン硫酸を含む試薬を検体に添加し、HDL3以外のリポ蛋白を凝集させる工程、並びに1回の遠心分離又はろ過により検体からHDL3以外のリポ蛋白を分離除去する工程とを含む検体中のHDL3をそれ以外のリポ蛋白から分離し、分離したHDL3中のコレステロール含有量(HDL3-C)を測定することを含む検体中のHDL3-Cを測定する方法。 (もっと読む)


【課題】腸管出血性大腸菌の検出法の提供する。
【解決手段】抗ベロ毒素抗体感作粒子と大腸菌菌体を反応させ、反応混合物の凝集の程度を測定することを含む腸管出血性大腸菌の検出方法であって、反応混合物の凝集の程度を吸光度変化又は散乱光の強度変化で測定することを含む腸管出血性大腸菌の検出方法。また大腸菌菌体の細胞壁を破壊する工程を含み、分析測定装置を用いた測定を行う腸管出血性大腸菌の検出方法。さらには大腸菌菌体をポリミキシンBで処理し、抗ベロ毒素抗体感作粒子とベロ毒素が菌体表面に結合している大腸菌菌体とを反応させ、反応混合物の凝集の程度を測定することを含む腸管出血性大腸菌の検出方法。 (もっと読む)


【課題】測定対象成分以外の成分に由来する過酸化水素をカタラーゼで分解することを含む測定対象成分の定量方法において、アジ化物によるカタラーゼの阻害に起因する測定誤差を低減する方法を提供すること。
【解決手段】アジ化物によるカタラーゼの阻害に起因する測定誤差の低減方法は、測定対象成分以外の成分に由来する過酸化水素をカタラーゼで分解し、次いで、測定対象成分に由来する過酸化水素を定量することにより前記測定対象成分を定量するに際し、カタラーゼとして75kDa以上のサブユニットを持つ微生物由来のカタラーゼを用いることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】水酸化アルミニウム吸着体の溶出性を向上させ得る手段を提供すること。
【解決手段】水酸化アルミニウム懸濁液又は固体状の水酸化アルミニウムを、少なくとも1種の陰イオン及び/又は少なくとも1種の陽イオンで処理することを含む、水酸化アルミニウム吸着体の吸着性及び/又は溶出性の改変方法を提供した。例えば、水酸化アルミニウムをリン酸緩衝液と接触させることにより、被吸着物質の吸着性と溶出性の双方に優れた水酸化アルミニウム吸着体を得ることができる。 (もっと読む)


【課題】難水溶性無機化合物が有する良好な吸着性及び溶出性を、フィルターを用いた固液分離によるバッチ法やカラムクロマトグラフィー法のような簡便で精製効果の高い精製方法に活用できる手段を提供すること。
【解決手段】難水溶性無機化合物を担持した多孔質体から成る吸着担体及びその製造方法を提供した。該製造方法は、多孔質体に担持させるべき難水溶性無機化合物の構成成分である少なくとも1種の陽イオンを含有する水溶液に多孔質体を接触させる工程Aと、多孔質体に担持させるべき難水溶性無機化合物の構成成分である少なくとも1種の陰イオンを含有する水溶液に多孔質体を接触させる工程Bとを行なうことにより、多孔質体の表面及び/又は孔内部に該陽イオンと該陰イオンとの組み合わせから成る少なくとも1種の難水溶性無機化合物を形成させることを含む。 (もっと読む)


【課題】ペプチド、核酸およびそれらの複合体からなる被分離物質の分離方法において、難水溶性無機化合物を用いた分離・精製方法の効率をより向上させることができる新規な手段を提供する。
【解決手段】上記被分離物質を含む水系の被処理液中で、バリウムイオン、カルシウムイオン、マグネシウムイオン及びアルミニウムイオンから成る群より選ばれる少なくとも1種の陽イオンと、該陽イオンとの反応により難水溶性塩を形成できる少なくとも1種の陰イオンとを反応させて、被処理液中に難水溶性塩を析出させ、該析出した難水溶性塩に前記被分離物質を吸着させることを含む、ペプチド、核酸およびそれらの複合体からなる被分離物質の分離方法。 (もっと読む)


【課題】本発明の目的は、メンブレンアッセイ法を用いた検体の簡易な検査方法において、感度を保ちながら偽陽性や詰まりを防止できる検体試料のろ過法を提供し、被検出物の精度の高い検出又は定量を可能にする方法及びそのような方法において使用されるキットの提供。
【解決手段】被検出物を含む検体試料をろ過フィルターによってろ過した後に、被測定物を捕捉するための捕捉試薬が結合したメンブレンを備えたアッセイ装置上で検体試料中の被測定物の存在を検出又は定量することを含む簡易メンブレンアッセイ法において、上記ろ過フィルターを構成するフィルターに強剛性フィルターが含まれることを特徴とする簡易メンブレンアッセイ方法。 (もっと読む)


【課題】メンブレンアッセイ法を用いた検体の簡易な検査方法において、偽陽性の発生を防止し、被測定物の精度の高い検出を可能にする方法及びそのような方法において使用されるキットを提供すること。
【解決手段】被測定物を捕捉するための捕捉試薬が結合したメンブレンを備えたアッセイ装置を用いる、検体試料中の被測定物の簡易メンブレンアッセイ法であって、検体試料を濾過フィルターを用いて濾過した後にメンブレン上に滴下し、前記検体試料中の被測定物の存在を検出することを特徴とする方法、及び以下を含む、検体試料中の被測定物の存在を検査するための簡易メンブレンアッセイキット;(1)濾過フィルター、及び(2)被測定物を捕捉するための捕捉物質が結合したメンブレンを備えたアッセイ装置。 (もっと読む)


21 - 30 / 72