説明

株式会社CNKにより出願された特許

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【課題】冷却による素材の変形を抑制するとともに、表面に錆が発生しない摺動部材、クラッチプレートおよびそれらの製造方法を提供する。
【解決手段】摺動部材は、鋼材からなる母材部110と、母材部110の表面側に20〜50μmの厚さに形成される窒素拡散層120と、窒素拡散層120の表面側に20〜50μmの厚さに形成され最表面をなす窒素化合物層130とを備える。この摺動部材における窒素化合物層130および窒素拡散層120は、鋼材からなる素材を660〜690℃のアンモニア雰囲気にて加熱処理を行う加熱工程と、加熱工程の後に60〜80℃の油温にて油冷を行う油冷工程と、油冷工程の後に表面側を加圧しながら250〜350℃の温度にて焼き戻し処理を行う焼き戻し工程とにより形成する。 (もっと読む)


【課題】DLC膜の基材への密着性をより効果的に高めることにより、長寿命化を図ることができる摺動部材を提供すること。
【解決手段】第1シャフト2の雄スプライン部4の表面(第1シャフト2の基材2Aの表面)は、被膜14によって被覆されている。被膜14は、第1シャフト2の基材2Aの表面を被覆するDLC膜15と、基材2AとDLC膜15との間に介在する中間層16とを備えている。中間層16は、基材2A側から順に、第1Cr層17、CrN層18および第2Cr層19を積層した積層構造を有している。DLC膜15には、0〜50wt%の比率でSiが添加されている。 (もっと読む)


【課題】熱陰極PIGプラズマCVD法によって雄スプライン部にDLC被膜を形成する場合に、DLC被膜の膜厚のばらつきを小さくすることができるスプラインシャフトのDLC被膜の形成方法を提供する。
【解決手段】真空室60内において、柱状のプラズマ70aの周囲に複数のスプラインシャフト10を配置すると共に、柱延在方向に複数のスプラインシャフト10を同軸状に並べて配置する。同軸状に並べて配置された複数のスプラインシャフト10は、それぞれの雄スプライン部16の間に軸方向隙間が形成されるように配置される。複数の雄スプライン部16の軸方向隙間は、プラズマ70aの柱延在方向の中央部に位置するようにする。 (もっと読む)


【課題】被成膜体の非成膜部位を除く部位に被膜を成膜するとともに、成膜部位における硬度の低下を抑制することが可能な被膜の成膜方法を提供する。
【解決手段】真空蒸着室30内に円柱状のプラズマ3aを発生させると共に真空蒸着室30内に材料ガスを供給し、被成膜体である第1シャフト10にパルス電圧を印加して第1シャフト10の表面にDLC膜121を形成する。第1シャフト10のDLC膜121を形成しない非成膜部位であるヨーク11には、DLC膜121を形成すべき成膜部位であるスプライン嵌合部12との間に、スプライン嵌合部12におけるDLC膜121の硬度の低下を抑制するための隔離間隔をおいて、ヨーク11を遮蔽する治具41を装着する。 (もっと読む)


【課題】DLC膜の基材への密着性をより効果的に高めることにより、長寿命化を図ることができる摺動部材を提供すること。
【解決手段】第1シャフト2の雄スプライン部4の表面(第1シャフト2の基材2Aの表面)は、被膜14によって被覆されている。被膜14は、第1シャフト2の基材2Aの表面を被覆するDLC膜15と、基材2AとDLC膜15との間に介在する中間層16とを備えている。中間層16は、基材2A側から順に、第1Cr層17、CrN層18および第2Cr層19を積層した積層構造を有している。DLC膜15には、0〜50wt%の比率でSiが添加されている。 (もっと読む)


【課題】微妙かつ応答性の速い部品取り替え制御が可能であるとともに、製作が容易で、しかも、装置全体の力学的な安定性が高い電動グリッパ装置を提供する。
【解決手段】門形フレーム4の両側の垂直枠部4a・4b間に、中空体であるグリッパ旋回台5を軸支し、この中空のグリッパ旋回台内に第1及び第2の電動グリッパ6A・6Bのモータを設置する一方、これら第1及び第2の電動グリッパの開閉する把持部材68a・68bを、グリッパ旋回台の第1の外面と第2の外面とに、レール63と共に分けて装着し、このグリッパ旋回台を門形フレームに搭載された垂直旋回用モータ13にて垂直旋回させることにより、第1電動グリッパの把持部材と第2電動グリッパの把持部材とを、門形フレームに対して下向きとなる第1の位置と、これよりも上向きとなる第2の位置とに位置交換できるようにする。 (もっと読む)


【課題】耐食性に優れた高耐食性部材およびその製造方法を提供する。
【解決手段】ステンレス鋼製の基材と、基材の表面の少なくとも一部に被覆された中間層と、中間層の表面の少なくとも一部に被覆された非晶質炭素膜と、を備える高耐食性部材は、少なくとも基材の表面の温度が450℃以下の低温で、中間層および非晶質炭素膜が形成されてなる。
表層部が窒化処理されたステンレス鋼製の基材と、基材の表層部の表面の少なくとも一部に被覆された非晶質炭素膜と、を備える高耐食性部材は、少なくとも基材の表面の温度が450℃以下の低温で、窒化処理および非晶質炭素膜の形成が行われてなる。
上記の高耐食性部材は、製造工程において、ステンレス鋼製の基材の表面が、高温(>450℃)に曝されない。そのため、基材の耐食性は、元のステンレス鋼の耐食性と同等に保たれる。 (もっと読む)


【課題】刃具の位置補正を機械的に簡単に行える転造装置及び転造型の位置補正方法を提供する。
【解決手段】本発明の転造装置は、フレームと、スライド部材3と、転造型部材2と、スライド部材3及び転造型部材2の間に挟持されるくさび部材7と、くさび部材7を駆動するくさび駆動手段1と、スライド部材3、くさび部材7及び転造型部材2を固定(或いはさらに解除)する複数個の固定部材と、を有する転造装置であって、当接部を有する軸部材110と付勢手段140とを有する固定部材160とこの固定本体部160の該軸部材110を軸方向に駆動して該当接部及び該付勢手段の少なくとも一方を解放する軸部材駆動部230とを有する。
位置補正方法は、固定部材に代えてくさび挟持付勢手段を採用し、くさび挟持付勢手段を作用させた状態でくさび駆動手段を駆動し、スライド部材3と型転造部材2の間隔を調整する方法。 (もっと読む)


【課題】ボールネジ軸が熱膨張しても、転造刃具のピッチ誤差の変動及び増加を抑制し、精度良く加工できる転造装置を提供する。
【解決手段】本発明の転造装置は、転造加工時に下に向かって移動する第1転造刃具41を保持する第1保持台31を摺動自在に保持する第1ボールネジ軸21の上部側フレーム101への取り付けを軸方向に不動とし、前記第1ボールネジ軸21の下部側フレーム102への取り付けを軸方向に可動とし、転造加工時に下から上に向かって移動する第2転造刃具42を保持する第2保持台32を摺動自在に保持する第2ボールネジ軸22の上部側フレーム101への取り付けを軸方向に可動とし、前記第2ボールネジ軸22の下部側フレーム102への取り付けを軸方向に不動とすることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】転造盤設置スペースの省スペース化実現のためには転造盤の小型化が必要になり、従来のコの字形形状のタイバーを備えた転造盤では、外タイバーの両端部に加わる力により、外タイバーに変位が発生している。転造盤を小型化しても転造加工精度の安定性と精度向上を達成する為には、従来機の外タイバーに発生している変位の主原因の曲がりによる変位量が問題になった。
【解決手段】外タイバー3の形状を一対の対向フレーム11のタイバー取付部11cを囲んで開口する口の字形形状とした。これにより転造加工時に外タイバー3の短辺部3aに外側へ拡張する力が作用しても外タイバー3に曲がりが発生することはなく、大幅に外タイバーの変位量を減少させた。 (もっと読む)


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