説明

株式会社加平により出願された特許

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【課題】天然皮革調の触感や風合いと、耐摩耗性などの耐久性に優れた合成皮革を、環境負荷の少ない工程で製造できるようにする。
【解決手段】繊維質基材に、ウレタンポリイソシアネートプレポリマーの湿気硬化反応により形成されるポリウレタン樹脂からなる接着層、ウレタンポリオールプレポリマーとウレタン硬化剤との反応により形成されるポリウレタン樹脂からなる表皮層、およびポリウレタン樹脂からなる保護層が順に積層されてなる合成皮革である。表皮層に用いられるウレタンポリオールプレポリマーは、ポリエーテルポリオールを含むポリオールとポリイソシアネートを反応させてなるものであって、該ウレタンポリオールプレポリマーとウレタン硬化剤との重量和に対するポリエーテルポリオールの重量の割合が40重量%以上である。表皮層を構成するポリウレタン樹脂の100%モジュラス値が5〜50N/cm、表皮層の発泡度が1.3〜2.0倍である。 (もっと読む)


【課題】熱伝導性や放熱性、機械特性、絶縁性に優れ、経時劣化要因が少なく、腐蝕性の揮発化合物を発生させないポリウレタン樹脂組成物を提供することを目的とする。
【解決手段】ポリオール(A)及び有機ポリイソシアネート(B)を主成分とする樹脂組成物であって、前記樹脂組成物は無機物(C)を含有し、前記ポリオール(A)は、平均官能基数2の数平均分子量が2000未満のポリオール(A−f2)と、平均官能基数3の数平均分子量が1000〜8000のポリオール(A−f3)とのポリオール混合物からなり、前記ポリオール混合物100質量部中の(A−f3)の配合比率が30質量部以上であり、前記ポリオール混合物100質量部中の(A−f2)の配合比率が残部であり、
前記樹脂組成物中の無機物(C)の配合比率が10〜80質量%であることを特徴とするポリウレタン樹脂組成物。 (もっと読む)


【課題】凹凸模様を有し、高分子弾性体層と基材層が一体感をもち、かつ、柔軟性や耐摩耗性に優れる皮革様シートとその製造方法を提供すること。
【解決手段】単繊維繊度0.0001〜0.5デシテックスの極細繊維を含む布帛からなる層と、厚さ60〜400μmの高分子弾性体と極細繊維が混在した層とからなり、シート表面には凹凸模様を有し、かつ、シート表面に高分子弾性体により形成された膜状物質から前記極細繊維が露出している皮革様シートであり、以下の工程を行うことにより製造する皮革様シートの製造方法。
A.単繊維繊度0.0001〜0.5デシテックスの極細繊維からなる布帛を製造する。
B.前記Aの工程で得られた布帛を起毛する。
C.前記Bの工程で得られた起毛布帛を撥水加工する。
D.高分子弾性体の溶液を離型紙上に塗布する。
E.前記D工程で塗布された離型紙上の高分子弾性体の溶液と、前記起毛布帛の起毛面を重ねる。
F.前記E工程で起毛布帛の起毛面と重ねられた高分子弾性体を湿式凝固する。
G.前記離型紙を剥がす。
H.前記湿式凝固された高分子弾性体がある起毛布帛面をバフィングする。 (もっと読む)


【課題】物性を損なうことなく高度な難燃性を有し、しかも省力化された工程で製造することが可能な難燃性合成皮革およびその製造方法を提供する。
【解決手段】繊維質基材の一方の面に、リン系難燃剤が添加されたホットメルトウレタンポリオールプレポリマーとウレタン硬化剤の反応により形成されるポリウレタン樹脂からなる表皮層、およびポリウレタン樹脂からなる保護層が順に積層されてなる難燃性合成皮革である。その製造に際しては、加熱溶融状態にあるホットメルトウレタンポリオールプレポリマーにリン系難燃剤を添加し、得られた混合物とウレタン硬化剤とを混合してプレポリマー組成物を調製し、加熱溶融状態の前記プレポリマー組成物を、[1]繊維質基材に塗布するか、又は[2]離型性基材上に塗布して該塗装面に繊維質基材を貼り合わせることにより、ポリウレタン樹脂からなる表皮層を形成する。 (もっと読む)


【課題】溶剤を用いることなく、かつ簡単な工程で製造することが可能であって、風合いや触感、耐摩耗性、意匠性などの諸特性に優れ、合成皮革や人工皮革などの用途に適用可能なシート状物を提供する。
【解決手段】ポリウレタン樹脂の発泡単一層をもつシート状物であって、発泡単一層の表層部が無発泡部層によって構成されているシート状物。 (もっと読む)


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