説明

マテリアルサイエンス株式会社により出願された特許

1 - 5 / 5


【課題】放射能汚染を防除する新規な方法、特に、栽培中に農作物が放射性物質に汚染されないように、放射能汚染を防除する簡便な方法、及びそれに用いる放射線吸収性資材を提供する。
【解決手段】光変換能のある蛍光色素を含有し、放射線を含む低波長域の電磁波を吸収して長波長域の電磁波を放射する樹脂成形体を用いて、放射線を該樹脂成形体に吸収させることにより放射能汚染を防除する。この樹脂成形体は例えばシート状体又はネット状体であり、栽培中の農作物を該シート状体及び/又は該ネット状体で覆うことにより、農作物を放射能汚染から防除することができる。 (もっと読む)


【課題】太陽光線の照射によって放射される蛍光が、光合成を促進しかつ害虫を駆除する効果を発揮することができる農作物栽培用資材を提供する。
【解決手段】自然光又は人工光によって蛍光を発する織編布からなる通気性の農作物栽培用資材であって、該織編布が蛍光色素と熱可塑性樹脂を混練して作製された透光性の素材から構成され、該蛍光色素が紫外線波長域の光を吸収して波長域450〜700nmの蛍光を発し、かつ前記素材表面は光学的に平滑でなく前記蛍光を乱反射させる粗れた凹凸状態であることを特徴とする防虫効果と光合成促進効果を併せ持つ農作物栽培用資材。 (もっと読む)


【課題】冬期等の低温期あるいは寒冷地においても、農業用ハウス及び畑地を周年使用可能とする経済性・生産性の高い農作物栽培方法を提供する。
【解決手段】冬期等の低温期や寒冷地でビニールハウスやガラスハウス内で農作物を育成するに際して、農作物をシート状、ネット状の蛍光色素含有放射性資材で覆う。ビニールやガラスを通して太陽光が蛍光放射性資材を照射すると、上記資材から蛍光が放射され、該蛍光が農作物を照射して光合成を促進させる。冬期等の低温期や寒冷地においても、上記資材を用いない従来法に比べて成長速度が1.5〜2倍程度早いため、農作物を早期出荷することができる。しかも、冬期等の低温期や寒冷地において、農業用ハウス内の保温用の石化燃料等の熱エネルギーを15〜20%削減することができる。特に蛍光放射性シートは、放射蛍光量が高くかつ保温性に優れるため、より一層効果的である。 (もっと読む)


【課題】蛍光放射性資材により農作物の光合成を活性化する農作物栽培方法において、農作物の重量をより向上させ、あるいは成長を早め、品質にバラツキが少ない栽培効率の高い農作物栽培方法を提供する。また、蛍光放射性資材を使用する農作物栽培方法において、農作物の糖度などを高め、トマト、スイカ、ピンクグレープフルーツ等の野菜や果物に含まれるリコピン等の成分の量を増加させることのできる農作物栽培方法を提供する。
【解決手段】本発明の農作物栽培方法は、農作物栽培用資材として、蛍光放射性ネット及び蛍光放射性シートのいずれかを単独で又は両者を組合わせて、あるいは光反射性資材と蛍光放射性ネット及び/又は蛍光放射性シートとを組合わせて用いた農作物栽培方法であって、光を受けて前記蛍光放射性ネット又は蛍光放射性シートから放射される蛍光が農作物を複数方向から照射可能なように前記農作物栽培用資材を設置して光合成を促進させる。 (もっと読む)


【課題】太陽光線の照射によって放射される蛍光が、光合成を促進しかつ害虫を駆除する効果を発揮することができる農作物栽培用資材を提供する。
【解決手段】少なくとも熱可塑性樹脂と蛍光色素とから構成され、太陽光の照射によって放射される蛍光が光合成を促進しかつ害虫を駆除する効果を発揮することができる農作物栽培用資材であって、蛍光色素と熱可塑性樹脂を含み、放射される蛍光の波長域が450〜700nmであることを特徴とする。 (もっと読む)


1 - 5 / 5