説明

巴工業株式会社により出願された特許

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【課題】ダム深さの調整可能な範囲が広く、且つ、調整精度に優れた遠心分離装置の可変ダムを提供する
【解決手段】
分離液導入口(52)と排出口(53)が形成された環状部材の一方の表面に複数の位置決めピン(56)が立設されているセントリペダルポンプ(51)と、回転ボウル(3)の回転軸中心から偏心したところにその中心が位置するように配置され、セントリペダルポンプの中央開口部が摺動可能に嵌合される支持リング(71)と、支持リングが配置される固定パーツ(7)と、セントリペダルポンプを挟んで固定パーツの中央開口部に摺動可能に嵌合される環状部材を含み、内周面で位置決めピンを係止する円形の係止穴が各位置決めピンごとに形成されている周動パーツ(8)と、周動パーツを回転させることにより、支持リングの周方向におけるセントリペダルポンプの導入口の位置を変えてダム深さを調整するダム深さ調整機構を備えた構成とする。 (もっと読む)


【課題】搬送物の瞬間輸送量及び累積輸送量を測定することができるスクリューコンベア装置を提供する。
【解決手段】トラフ2が、測定部Aのトラフ2Aと、搬送部Bのトラフ2Bとによって構成され、トラフ2Aとトラフ2Bとが、ジョイント部12において、弾性シール材16を介して弾性的に接続され、スクリュー3のシャフト8に、スクリュー3の送り速度を計測する速度検出器13が接続され、その計測値が積算計に送信されるように構成され、トラフ2Aと、これを支持する脚部5との間に、導入された搬送物の重量を計測するロードセル20が配置され、その計測値が積算計に送信されるように構成され、これらの計測値に基づいて、搬送物の瞬間輸送量が算出されるように構成した。 (もっと読む)


【課題】円筒状回転筒が高速回転することによって発生する空気の旋回流の影響を抑え、捕集カバーから分離液のミストが漏洩するのを防ぐことのできる竪型遠心分離装置を提供する
【解決手段】被処理液の供給口が下部側に形成され、遠心分離された分離液の排出口が上部側に形成され、遠心分離の実行時において鉛直軸廻りに回転する円筒状回転筒と、前記円筒状回転筒が鉛直軸廻りに回転可能に収容されるケーシングと、内周縁が円筒状回転筒の外周面に近接配置される円形開口部が底板に形成され、円筒状回転筒の排出口の周回軌道を全周に亘って囲うように配置される分離液の捕集室と、前記捕集室に連結された分離液の排出ノズルを有し、前記ケーシングの上部側に配置される分離液の捕集カバーと、前記捕集室の底板の裏面に配置され、少なくとも円筒状回転筒の回転軸側の表面が内側に向けて傾斜している1枚以上の整流用羽根と、を有する構成にする。 (もっと読む)


【課題】高速回転で、且つ、バッチ方式で遠心分離を行うのに適した竪型遠心分離装置を提供する。
【解決手段】被処理液の供給口が下部側に形成され、遠心分離された分離液の排出口が上部側に形成され、遠心分離の実行時において鉛直軸廻りに回転する円筒状回転筒と、前記円筒状回転筒が鉛直軸廻りに回転可能に収容されるケーシングと、前記円筒状回転筒の供給口に被処理液を供給する供給装置と、前記円筒状回転筒を回転させる駆動装置と、を含み、バッチ方式で遠心分離を行う縦型遠心分離装置において、前記円筒状回転筒の胴部が、内周側に配置される円筒状の金属と、前記金属の外周面に被覆された繊維強化プラスチックと、前記繊維強化プラスチックの表面を覆うコート層の少なくとも三層構造とする。 (もっと読む)


【課題】燃料消費量及び二酸化炭素の排出量を飛躍的に低減することができ、炭化装置の加熱温度を中低温域に設定した場合であっても、炉内温度を適切にコントロールすることができる炭化システムを提供する。
【解決手段】被処理物に対して乾留炭化処理を行うスクリュー炭化装置2と、被処理物に対して予備乾燥処理を行う間接加熱乾燥機3と、スクリュー炭化装置2の排熱を回収して加熱した熱媒を間接加熱乾燥機3に供給する一次熱交換器4とを有し、間接加熱乾燥機3から排出されるキャリアガスが、スクリュー炭化装置2の炭化炉21bに流入するように構成し、その風量を調節することにより、炭化炉21bの炉内温度を好適に制御できるように構成した。 (もっと読む)


【課題】遠心分離機に用いられるスクリューコンベアのコンベアハブ内周面に取り付けられているリブ等が破損した場合に、これを円滑にかつ簡単に補修する方法、或いは、破損が生じる前にリブを補強する方法、及び、補強又は補修のために用いられる専用の部材を提供する。
【解決手段】上縁から下方へ向かって形成された複数の切欠2aを有し、下縁から上方へ向かって所定の幅で切り欠かれた二条の直線状の溝2bを有する筒状本体2と、横幅寸法が、筒状本体の内径寸法に対応した大きさに設定されるとともに、中央に、下辺から上方へ向かって所定の幅で切り欠かれた直線状の溝3aが形成された挿入板3と、上面の外縁が全周的に面取りされ、テーパ面4aが形成されたキャップ4と、によって構成される補修用部材1を用いてコンベアハブ12内のリブ13を補修する。 (もっと読む)


【課題】高分子凝集剤と無機凝集剤を脱水助剤として添加して汚泥を脱水するにおいて、汚泥中に無機凝集剤を均一に分散させて脱水効率を高める
【解決手段】中空の円筒部を有し、遠心力の作用により汚泥を脱水汚泥と分離液とに分離する回転ボウルと、回転ボウル内に配置され、回転ボウルと相対的な差速をもって回転するスクリューコンベアと、回転ボウル内に汚泥を供給する手段と、回転ボウル内に供給される汚泥に第1の凝集剤を添加する第1の凝集剤添加手段と、前記回転ボウルに形成されている脱水汚泥の排出口に向けてスクリューコンベアが移送している汚泥に第2の凝集剤を添加する第2の凝集剤添加手段と、を含む遠心分離装置であって、前記第2の凝集剤添加手段は、一部又は全部が回転ボウル内の汚泥中に浸漬される添加用部材を含んでおり、汚泥中に浸漬された位置に第2の凝集剤の吐出口を配置する。 (もっと読む)


【課題】ワイヤソーからの廃液を処理するにあたり、クーラントの再利用率を90%以上に高めることのできるクーラント回収システムを提供する
【解決手段】固定砥粒ワイヤソーの廃液からクーラントを回収するシステムであって、切削屑とクーラントを含む廃液を受け入れる濃度調整タンクと、濃度調整タンクに貯留された廃液を遠心分離機に供給する送液ポンプと、送液ポンプによって供給される廃液を遠心力の作用で重液と軽液とに分離し、切削屑を含む重液を系外に排出する一方で、軽液を濃度調整タンクに戻す遠心分離機と、濃度調整タンクに貯留された廃液をフィルターに供給する循環ポンプと、循環ポンプによって供給される廃液をクロスフローろ過方式で重液と軽液とに分離し、重液を濃度調整タンクに戻す一方で、軽液を再生クーラントとして再生クーラントタンクに供給するフィルターと、を含むようにする。 (もっと読む)


【課題】例えば遠心分離機のギアボックスに組み込まれるメカニカルシールのように、第1封止環と第2封止環の双方が相対的な速度差をもって回転する形態で使用されるメカニカルシールの漏れの発生を抑制する。
【解決手段】第1封止環と、環状のベローズのバネ特性によって第1封止環に対して摺動自在に付勢される第2封止環と、を備えたメカニカルシールであり、前記環状のベローズの外周面が、前記第2封止環が回転することによって発生する遠心力に抗して前記ベローズの外周面を押圧する流体と接するように配置する。 (もっと読む)


【課題】遠心分離装置において通常運転時に停電が発生することに起因して生じる課題を解決する
【解決手段】遠心力の作用により被処理液を固形物と分離液とに分離する回転ボウルと、回転ボウル内に配置され、回転ボウルと相対的な差速をもって回転されるコンベアと、回転ボウルに連結された主駆動モータと、コンベアに連結されたバック駆動モータと、電源と主駆動モータとの間に電気的に接続される主駆動側インバータ装置と、電源とバック駆動モータとの間に電気的に接続されるバック駆動側インバータ装置と、を備えた遠心分離装置の運転方法であって、停電が発生すると、慣性力で回転する回転ボウル及びコンベアによって主駆動モータ及びバック駆動モータで生成される回生電力を、バック駆動側及び/又は主駆動側インバータ装置の制御電源及び動力電源に給電して回転ボウルとコンベアとが相対的な差速をもって回転する状態を維持しながら減速させるようにする。 (もっと読む)


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