説明

ヤクモ株式会社により出願された特許

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【課題】上下配置の免震レールの相対移動を利用し、転倒防止機能を具備した免震装置の移動体と上下配置の免震レールとの組立を簡略容易にする。
【解決手段】上下配置の外レール34、内レール24からなる免震レールの相対移動を利用し、外レール、内レールの円弧状長孔33内を移動する移動体をもって転倒防止機能を発揮できるように構成した免震装置であって、外レール34、内レール24間に、フランジ45付きローラ体43のフランジ45を用いて外レール、内レール間の間隔を保持しつつ外レール、内レールを相対移動させる移動体を介在した免震装置である。外レール34に形成した円弧状長孔33の長さ方向のいずれかの位置に、移動体を構成するローラ体43のフランジ45が挿通可能な円弧状凹部36を設けた。 (もっと読む)


【課題】設置場所の広狭に応じて外レール又は内レールの水平方向のストロークを簡易、かつ、自在に最適に設定でき、しかも、減衰機能・転倒防止機能を発揮できるように構成し、被免震体に対する地震発生時における免震効果を高性能に実現する省スペース型の免震装置を提供する。
【解決手段】内レール24及び外レール34にローラ体とストローク規制体を挿入、装着、配置することにより内レール24及び外レール34が分離することがないことをもって、免震装置1の転倒防止機能を発揮でき、ローラ体のベアリングと、ローラ体支持軸42との摩擦により地震動減衰を行い、移動体41のストローク規制体の間隔を大、小に変更した設定として、免震装置1の周囲スペースに応じて外レール34又は内レール24のストロークを調整可能とし、外レール34又は内レール24のストロークを簡易、かつ、自在に最適に設定できるように構成した。 (もっと読む)


【課題】強い風に対する耐風圧強度を十分に確保でき、防振機能をも併せて備える耐風圧型防振天井吊り体を提供する。
【解決手段】耐風圧型防振天井吊り体1は、建造物の天井吊り下げ構造体の一部を構成し、枠状体2と、該枠状体2の両側面に添設した一対の補助強化片21とからなり、上部が天井スラブ52から垂下した上部吊りボルト51に連結される吊り基体11と、吊り基体11により支持される防振体と、防振体を吊り基体11の下部中央に一体的に、かつ、垂直配置に取り付けるとともに、下部が下部吊りボルト61を介して二重天井体60に連結される防振体取り付け支持機構部と、枠状体2と一方の補助強化片21、枠状体2と他方の補助強化片21を各々一体的に固着するリベット12による枠状体2と一対の補助強化片21との一体的な固着により、吊り基体11の圧縮強度、引張強度を強化するとともに、圧縮側、引張側の防振を行う。 (もっと読む)


【課題】鍛造用防振装置等に空気バネとともに組み込まれ、ピストン下降時の減衰力が小さく、ピストンの上方への戻り時に大きな減衰力を発生するオイルダンパを実現し提供する。
【解決手段】オイルダンパ41は、シリンダ本体1と、シリンダ本体1内で下端側に作動油を収納し第1油室51を形成するピストン3と、ピストン3に連結され下降時の衝撃力が大きい上下動部材75が連結され、ピストン3を上下往復駆動するピストンロッド2と、ピストン3の上端面とシリンダ蓋部5との間で作動油を収納する第2油室52と、シリンダ蓋部5側の作動油を収納する第3油室53とに区画する隔壁板4と、ピストン3に貫通配置に設けた第1油室51から第2油室52へのみ作動油を流通させる板弁式のチェック弁9付きのピストンロッド内流路2bと、隔壁板4に設けた第2油室52から第3油室53へのみ作動油を流通させるオリフィス4a及び流路4bとを有する。 (もっと読む)


【課題】本発明は、互いの振動によって接触し得る間隔をもって自立する2つの構造体の間に介装され、地震等の振動時に一方の構造体から他方の構造体へ伝達される振動衝撃力を効果的に緩衝することがきる振動衝撃力緩衝装置を実現し提供する。
【解決手段】本発明の振動衝撃力緩衝装置は、互いの振動によって接触し得る間隔をもって自立する2つの構造体の間に介装される振動衝撃力緩衝装置1であって、3個以上複数個の略半球状突起13付きの円柱状ゴム体11と、円柱状ゴム体11を略半球状突起13及びその胴部12の一部を円筒状部4により突出させて保持する円筒状部4及び矩形底板3からなる金属製のゴム体受盤2とを有し、2つの構造体の振動時に作用する衝撃力を、円柱状ゴム体11の略半球状突起13の撓み、胴部12の撓み、ゴム体受盤2の円筒状部4の剛性の順に受けて緩衝するように構成したものである。 (もっと読む)


【課題】防音ハウス内のセグメントシール貼り作業(有機溶剤作業)領域において、作業者が有機溶剤を吸入することによる健康障害の防止に寄与できる密閉装置を提供する。
【解決手段】密閉装置20は、壁パネル側の領域に配置され、基部を壁パネルに回動可能に連結し壁パネル側から回動した状態で前記有機溶剤作業領域の上部を覆う上部覆体22と、上部覆体22の前部に取り付けた基軸体30と、この基軸体30から床に至るまで重ね暖簾状に垂下した帯状の透明シート群と、上部覆体22の両側部に取り付けた基軸体30aと、この基軸体30aから床に至るまで重ね暖簾状に垂下した帯状の透明シート群と、上部覆体22の後部に取り付けた基軸体30cと、この基軸体30cから床に至るまで垂下したシート29aと、前記上部覆体22を壁パネル側と、セグメントシール貼り作業3の上部を覆う側とにわたって回動駆動する上部覆体駆動手段24とを有するものである。 (もっと読む)


【課題】振動入力時に剛体球による構造物の安定した支持機能、弾性体球による安定した制振機能を発揮させることができる制振装置を備えた免震装置を提供する。
【解決手段】制振装置を備えた免震装置1は、振動入力側の上面を円錐状面12aとし、この円錐状面12aの外周部に円形ガード部を設けた下皿体11と、免震対象物側の下面を前記下皿体11の円錐状面と異なる角度の円錐状面22aとし、この円錐状面22aの外周部に円形ガード部を設けた上皿体21と、両円錐状面12a、22aの中央間に配置した剛体球27と、を有する免震用剛体球支承10と、振動入力側の上面を円錐状面12aとした下皿体11と、制振対象物側の下面を円錐状面22aとした上皿体22と、両円錐状面12a、22aの中央間に配置されて前記剛体球27よりも大径で転がり摩擦抵抗を生じる弾性体球29と、を有する制振用弾性体球支承30との組み合わせからなる。 (もっと読む)


【課題】土留壁側からの振動がコンクリート壁に伝達されることを確実に遮断できる高性能で、かつ、組み立て容易な防振セパレータを提供する。
【解決手段】地下に鉄筋コンクリート壁を構築する地下壁構造において防振板、型枠間に介在させる防振セパレータ1であって、第1端板11と、第2端板12とを隅ボルト14、高ナット13を用いて平行配置に取り付けたセパレータ本体10と、小径の突出円筒部15を第1端板11から防振板側に突出する状態とし、円筒基部16が第1端板11、第2端板12間に内装され、開口端面側が第2端板12に接合する状態として配置した防振材からなる防振突出円筒体23と、突出円筒部15内に設けた土留壁側の鋼材にねじ連結した壁側ねじ連結具7の突出端側が螺着される内装高ナットと、第2端板12の型枠に対向する側に設けた型枠側から延在する型枠側ねじ連結具8の突出端側が螺着される型枠側高ナット20を有する。 (もっと読む)


【課題】本発明は、小型化、少量生産に適し、従来のダンパー性能と同等のリニア型性能を得られる流体ダンパー装置を提供する。
【解決手段】本発明の流体ダンパー装置1は、作動流体2が充填されたシリンダー室5内に配置した片ロッド3付きピストン4の受圧面積が非対称であるダンパー本体6と、ピストン4の受圧面積の相違を補正する補助シリンダー13と、前記シリンダー室5内のピストン4両側の押圧側圧力室5a、引張側圧力室5bに接続管11a、11bを用いて外部接続した逆止弁8、絞り弁9の直列管路の二組逆並列管路構成からなり、前記ピストン4の押圧時、引張時各々において作動流体2が流れる各絞り弁9の開度調整により押圧時、引張時のダンパー本体6の減衰力を同一又は任意の減衰力値に調整する減衰力調整手段7と、を有するものである。 (もっと読む)


【課題】占有面積を縮小させつつメンテナンス性・調整性を確保できる省スペース型の免震制振装置用減衰機構を提供する。
【解決手段】下架台2から立設した抜孔11aを備える下架台側固定部品11と、上架台3から下方に向けて立設した抜孔12aを備え下架台側固定部品11に対して所定の間隔を隔てる配置の上架台側固定部品12と、下架台側固定部品2と上架台側固定部品3とに各々軸結合で水平方向に回動可能に取り付けた中空部15a、16aを備える一対のばね支持体15、16と、一対のばね支持体15、16に筒状を呈する両端を各々固定する状態で架設したコイル状のばね20と、このばね20内に同心配置され、一端側を一方のばね支持体15に、他端を他方のばね支持体16に各々着脱可能に取り付け、中空部15a及び抜孔11aを経て側方に抜き取り可能な振動減衰用の減衰器21と、を有する。 (もっと読む)


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