説明

富山住友電工株式会社により出願された特許

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【課題】金属多孔体内に残留する炭素を低減して品質を大幅に向上させた金属多孔体の提供。
【解決手段】樹脂多孔体を骨格としてこれに導電化処理を施した後、金属めっきを施し、少なくとも、樹脂多孔体を除去するために酸化性雰囲気下で加熱する第一工程と、これに続く還元性雰囲気下で加熱する第二工程とを含む熱処理が加えられたシート状金属多孔体であって、該還元性雰囲気が前記第二工程の熱処理室に別々に供給される、水素ガス又は水素ガスと不活性ガスとの混合ガスを主成分とする第1の還元性ガスと、第1の還元性ガスにH2Oを添加した第2の還元性ガスからなり、前記第二工程において第2の還元性ガスが、前記第二工程の熱処理室の金属多孔体が連続的に投入される側の開口部近傍に投入され、第1の還元性ガスが、前記第二工程の熱処理室の金属多孔体が連続的に排出される側の開口部近傍に投入されたことを特徴とするシート状金属多孔体。 (もっと読む)


【課題】 電線などの高温の環境下において所定の引張強さおよび導電率を有する耐熱アルミニウム合金線を提供する。
【解決手段】 耐熱アルミニウム合金線は、Zrを0.20〜0.40重量%、Feを0.10〜0.40重量%、アルカリ土類金属元素を0.003〜0.10重量%、Tiを0.005〜0.02重量%含有し、残部がAlおよび不可避的不純物からなる。アルミニウム合金の組成を調整する、特に、合金中におけるZr,Fe,Tiの含有量を規定すると共にアルカリ土類金属元素を含有させる。その結果、微細な組織(等軸晶)を有することで塑性加工性に優れ、高温において引張強さおよび導電率が低下しにくい(耐熱性を有する)耐熱アルミニウム合金線を得ることができる。 (もっと読む)


【課題】コストが低くしかしながらハイレート充放電性能の優れた電池用電極基板及び電気抵抗が低く、充放電の繰り返しによるサイクル特性の低下が解消できる電池用電極基板の提供。
【解決手段】織布もしくは不織布の樹脂繊維表面に平均被覆率が85%以上のニッケル膜を被覆した構造を有する金属多孔体であって、厚み方向に低密度領域と高密度領域のニッケル量の密度の異なる2層以上の層よりなり、低密度領域の厚みが高密度領域の厚みの1.5倍以上である金属多孔体である集電体及びこれに電池活物質を充填してなる電池用電極基板、並びに不織布樹脂繊維の表面にニッケル膜を被覆した構造を有する電池用電極基板において、電気抵抗の縦横比に異方性がある金属多孔体を用いた電池用電極基板。 (もっと読む)


【課題】電池用電極基板やフィルター等に用いるための割れや亀裂のない金属多孔体を提供すること。
【解決手段】樹脂多孔体の表面に導電化処理を施し、次いで電気めっきを施した後、樹脂多孔体を除去して得られる金属多孔体であって、樹脂多孔体が導電化処理前にクロム酸溶液処理、アルカリ溶液処理、火炎処理、紫外線照射処理、プラズマ処理及びコロナ放電処理よりなる群から選ばれる少なくとも一種の表面処理を施されたことを特徴とする金属多孔体。 (もっと読む)


【課題】高靭性及び高導電率であるアルミニウム合金、アルミニウム合金線、アルミニウム合金撚り線、被覆電線、及びワイヤーハーネス、並びにアルミニウム合金線の製造方法を提供する。
【解決手段】アルミニウム合金線は、Feを0.005質量%以上2.2質量%以下含有し、残部がAl及び不純物からなる。更に、質量%で、Mg、Si、Cu、Zn、Ni、Mn、Ag、Cr、及びZrから選択される1種以上の添加元素を合計で0.005質量%以上1.0質量%以下含有してもよい。このAl合金線は、導電率が58%IACS以上であり、かつ伸びが10%以上である。このAl合金線は、鋳造→圧延→伸線→軟化処理という工程を経て製造される。軟化処理を施すことで、伸びや耐衝撃性といった靭性に優れるため、ワイヤーハーネスを組み付ける際に端子部近傍で電線が破断することを低減することができる。 (もっと読む)


【課題】金属多孔体に付着した異物を連続的に効率よく、容易に、かつ、確実に検出可能な金属多孔体の異物検出装置の提供を課題とする。
【解決手段】本発明に係る金属多孔体の異物検出装置は、ニッケルを主成分とするシート状金属多孔体に付着した異物の検出装置であって、該異物がNiと異なる光の波長成分を
反射するものであり、少なくとも前記金属多孔体の片面にカラー撮像手段を配置し、該カラー撮像手段により撮像した画像から、複数の色調成分の画像を抽出し、該複数の色調成分の画像間の輝度の差分量を元に前記異物を検出することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】本発明は、金属めっき皮膜の密着性が高いことによって該めっきの剥離が生じず、かつニッケル目付量が充分で電気抵抗の小さいアルカリ二次電池用電極基板を提供することを課題とする。
【解決手段】樹脂からなる不織布の繊維表面にニッケルを主体とする金属を被覆した電池用電極基板であって、金属の被覆が無電解めっきと電解めっきの二段階であり、該電解めっきによる金属めっき量が2g/m2以上15g/m2以下であり、該電解めっき後の総金属目付重量が150g/m2以上400g/m2以下であることを特徴とする電池用電極基板。 (もっと読む)


【課題】高い気孔率で泡状の気孔を分散した多孔質金属材を被固定部材に取り付けるための取付構造であって、被固定部材及び多孔質金属材の材質にかかわらず互いを強固に固定することができる取付構造を提供する。またその取付方法も提供する。
【解決手段】固定層は、多孔質金属材の一面に露出する泡状気孔内に侵入するようにして、この一面に沿って設けられている。この固定層が被固定部材に固定される。かかる構造は、多孔質金属材の一面に露出する泡状気孔内に侵入するようにして一面に沿って皮膜形成材を塗布する工程と、皮膜形成材を硬化せしめて固定層を形成する工程と、固定層を被固定部材に固定する取付工程と、を含む方法によって得られる。 (もっと読む)


【課題】金属や無機系材質に限らずFRPやプラスチックなどの熱に弱い素材からなる被固定部材の表面に沿っても設置、固定が可能であって、しかも互いを強固に固定することが可能なセル構造多孔質金属材の設置構造を提供する。
【解決手段】セル構造を有する多孔質金属材を被固定部材の第1面上に配置してこれを固定するための設置構造である。多孔質金属材は被固定部材側へ向けて圧縮形成された圧縮凹部を有するとともに、多孔質金属材を貫通する取付穴を圧縮凹部に有する。被固定部材の前記第1面上に固定された軸体は圧縮凹部においてこの取付穴を貫通している。軸体の突出端部は圧縮凹部内にて多孔質金属材を被固定部材に向けて押圧するフランジ部を有する。また、被固定部材の第1面には接着層を与えて、特に多孔質金属材の一部を接着層に埋入させる。 (もっと読む)


【課題】本発明は、ロール長手方向の厚み差が少なく、一定の厚みの電池用電極基板を製造する方法を提供することを課題とする。
【解決手段】樹脂からなる織布又は不織布の繊維表面にニッケルを被覆した電池用電極基板の製造方法であって、ニッケルの被覆を無電解めっきと、電気めっきの二段階で行い、なお、かつ無電解めっきを行う前に、樹脂からなる織布又は不織布に加熱処理を行うことを特徴とする電池用電極基板の製造方法である。 (もっと読む)


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