説明

株式会社共和により出願された特許

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【課題】庇板に下向きまたは上向きの荷重が作用しても、庇板が保持具の保持板部の先端縁の部分で折り曲がって変形するのを防止する。
【解決手段】庇は庇板3の基端部が建物の外壁面に取り付けられた保持具の上下に対向する保持板部間に保持されている。庇板3は、空間を挟んで上下に対向する上板部31および下板部32を有するものであり、その庇板3は2本のアーム8,8により上方より支えられている。各アーム8の一端部は建物の壁面に連結され、各アーム8の他端部は、庇板3の上板部31と下板部32とで挟まれる空間に幅方向に配設された取付枠部60の内部の摺動溝61に摺動自由に係合させた位置決め板65に連結されている。 (もっと読む)


【課題】庇板に下向きまたは上向きの荷重が作用しても、庇板が保持具の保持板部の先端縁の部分で折り曲がって変形するのを防止する。
【解決手段】庇1は庇板3の基端部が建物の外壁面10に取り付けられた保持具2の上下に対向する保持板部21,22間に保持されている。庇板3は、上下に対向する上板部31および下板部32と、上板部31と下板部32とで挟まれる空間の基端部側に全幅にわたって配置される補強板部4と、上板部31と下板部32とで挟まれる空間に装填される発泡体5とを有する。補強板部4はアルミニウムの押出成形により形成された複数個の型材40を基端縁を揃えて幅方向に連結して構成されるとともに、各型材が前後方向に沿うよう配置されている。各型材40,41,42は、それぞれの先端縁が保持具2の保持板部21,22の先端縁より前方へ突出するようにそれぞれの長さが設定されている。 (もっと読む)


【課題】下枠板を固定するネジが外部から見えないようにして見栄えの低下を防ぎ、庇板の中空内部に雨水が停滞しないようにする。
【解決手段】庇は押出成形により形成される庇板が幅方向に複数連ねられるとともに、隣り合う庇板2a,2bの開放端面20L,20R間の各隙間部分tに上枠板4および下枠板5が上下から装着されている。下枠板5は、両側縁に突縁部51,51を有し、幅中央部に隙間部分tへ挿入されて庇板の開放端面にネジ止めされる縦板部52が突設されている。縦板部52と各突縁部51,51との間には各庇板2a,2bの下面に沿って前後に延びる樋溝部53,53が形成されている。縦板部52には、庇板2a,2bの各開放端面に当接する突当面54,55および各突当面54,55の下方に各庇板2a,2bの中空内部と各樋溝部53,53とを連通させる雨水の通路57,58が形成されている。 (もっと読む)


【課題】庇板の張出し長さに応じた補強が可能な構成のパイプを用いてアームを構成することにより、同じパイプを庇板の張出し長さが異なる庇に使用可能とし、庇板の張出し長さに応じた複数種類のパイプを用意する必要がないようにする。
【解決手段】庇板を支持するアーム4は、アルミニウムの押出加工などにより形成された金属製の中空のパイプ40より成る。パイプ40内には、中心位置に筒状壁41、筒状壁41の周囲の等角度位置毎に径方向に沿う補強リブ42がそれぞれ全長にわたって一体に形成されている。隣合う補強リブ42,42間の中空部a〜dは、棒状の金属製の補強材5がパイプ40のほぼ全長にわたって嵌挿することが可能に形成されている。 (もっと読む)


【課題】庇板が後下がりとなる庇に対しても庇板が前下がりとなる庇に対しても、保持具や庇板などの構成部材を兼用できるようにする。
【解決手段】庇1は、建物の外壁面より庇板2が前方へ張り出すように庇板2の基端部が保持具3により保持されて成るものである。保持具3は、建物の外壁面に固着される縦板部31と一体に庇板2の基端部の下面を全幅にわたって支持する横板部32を備えた保持枠材30と、保持枠材30の縦板部31の後面と建物の外壁面とに前後の各面が接するように介装され庇板2が後下がりに傾斜するように縦板部31を鉛直面に対して傾けるくさび板7と、くさび板7の下端に連設され保持枠材30の横板部32の下方に位置させる雨樋8とを有する。保持枠材30の横板部32には雨樋8内に連通する排水孔38が形成されている。 (もっと読む)


【課題】後下がりの庇についても、前下がりの庇と同じ庇板を用いることができ、庇板に水路溝などを形成するなどの形態上の制限を受けることがなく、また、庇の張出し長さの大小を問わず、同じ庇板を用いることができるようにする。
【解決手段】庇1は、庇板2が後下がりの状態で建物の外壁面より前方へ張り出すように庇板2の基端部が保持具3により保持されて成る。保持具3は、庇板2の基端部を保持している部分を上方より覆うように庇板2の全幅にわたって装着されるカバー6と、庇板2の基端部の上面とカバー6の下端縁との間の幅方向に沿う隙間に配備される複数個の弾性材45より成るシール機構47とを備えている。シール機構47は、各弾性材45を隣の弾性材45との間に開口部分が生ずるように間隔をあけて押圧状態で止め固定する止め金具4を有している。 (もっと読む)


【課題】建物の外壁面からの張出し長さの大小に応じた形態の連結金具の製作を容易化し、もって、製作コストの低減を実現した庇を提供する。
【解決手段】庇1は庇板2を上方より支持するアーム5を有する。アーム5は建物の外壁面に取り付けられ支持棒50の上端部を軸支する支持金具6と、庇板2の上板面に取り付けられ支持棒50の下端部が軸支される連結金具7とを備える。連結金具7は押出成形型材を長さ方向に対して直角に寸断して形成され、庇板2の上板面に両側部分がネジ固定される基板70の上面中央部に支持棒50の下端部を軸支するための枢軸9が取り付けられる左右一対の垂直板71,71が一体に突設されている。押出成形型材は寸断によって基板70と垂直板71とが得られるように基板70および垂直板71に対応する帯状の各板部を全長にわたって備えている。 (もっと読む)


【課題】庇のコーナー部分の強度を十分に高めて変形や破損のおそれをなくす。
【解決手段】コーナー部11Pを挟んで隣接する各壁面10A,10Bの同じ高さ位置に一端部がコーナー部11Pに位置するように金属製の保持枠材2A,2Bがそれぞれ固定される。各保持枠材2A,2Bの前面に庇板3A,3Bの基端部が全幅にわたってそれぞれ支持される。各保持枠材2A,2Bのコーナー部11Pに位置する端部には、同じ斜め方向へ延びる金属製のコーナー枠材5A,5Bがそれぞれ連設される。各コーナー枠材5A,5Bはそれぞれの後面が重ねられて一体化されている。各庇板3A,3Bのコーナー部11Pの側の側端部には、各コーナー枠材5A,5Bに向けて側方へ張り出すコーナー庇板30A,30Bがそれぞれ連設される。各コーナー庇板30A,30Bのコーナー枠材5A,5Bに沿う基端部が各コーナー枠材5A,5Bの前面に支持される。 (もっと読む)


【課題】1種類の保持部材を厚みの異なる庇板に兼用可能な構成とすることにより、製作コストが安価かつ製品管理も煩雑とならない庇を提供する。
【解決手段】庇板1の基端部は全幅にわたり保持部材2により保持される。保持部材2は、庇板1の幅に相当する長さのL型形状の金属枠材より成る基板3と押さえ板4とで構成される。基板3および押さえ板4は、庇板1の基端部を挟んだ状態で一体に保持するための水平板部30,40と、重ねられた状態で建物の外壁面に複数本のボルト5により一体に固定される垂直板部31,41とを備えている。基板3の垂直板部31には、所定の間隔でボルト5の軸断面と一致する円形状のボルト通し孔36が形成され、押さえ板4の垂直板部41には、基板3のボルト通し孔36と同じ位置に庇板1の厚みの変動幅に応じた縦長形状のボルト通し孔46が形成されている。 (もっと読む)


【課題】保持枠の構造を簡略化しかつ軽量化し、庇板の基端部を保持枠に固定するための固定具も軽量化する。
【解決手段】庇は、基端部にボルト挿通孔11が設けられた庇板1と、背板部5と支持板部4とを一体に備え支持板部4の庇板1のボルト挿通孔11に対応する位置にボルト挿通孔41が設けられた保持枠3と、保持枠3に庇板1の基端部を固定する固定具6とから成る。固定具6は、庇板1のボルト挿通孔11と支持板部4のボルト挿通孔41とに挿通されるボルト60と、ボルト60の頭部との間で庇板1の基端部と保持枠3の支持板部4とを一体に挟持するナット8と、庇板1の基端部の上面とナット8の下面との間に挟まれるボルト毎の締付板7とを含む。締付板7には板面に対して鋭角をなす押さえ板70が一体形成され、押さえ板70の上端部は背板部5に固定される。 (もっと読む)


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