説明

ダナ−ファーバー キャンサー インスティテュート,インコーポレイテッドにより出願された特許

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【課題】PD−1を介するシグナリングをモジュレートする作用剤を提供する。
【解決手段】PD−1をB7−4に対する受容体として同定する。B7−4は、免疫細胞上の阻害性受容体に結合すると、免疫細胞の活性化を阻害することができる。したがって、PD−1、B7−4、ならびにB7−4とPD−1との間の相互作用をモジュレートする作用剤を投与し、免疫細胞における共刺激または阻害性シグナルをモジュレートさせ、免疫応答のモジュレーションを引き起こす。 (もっと読む)


【課題】免疫応答を調節する作用剤を同定する方法
【解決手段】B7ポリペプチドとPD−1リガンドの間の相互作用を阻害する方法。該方法は、PD−1リガンドをもつ免疫細胞またはB7ポリペプチドをもつ免疫細胞を、PD−1リガンドとB7ポリペプチドの間の相互作用を阻害する作用剤と接触させることを含む。B7ポリペプチドとPD−1リガンドポリペプチドの間の相互作用は、PD−1リガンドがPD−1に結合するのを妨げ、したがって、阻害免疫シグナルの伝達を阻害する。PD−1とPD−1リガンドの間の相互作用をブロックする作用剤は、阻害シグナル伝達を阻止することができる。PD−1リガンドへのB7ポリペプチドの結合をブロックする作用剤は、PD−1リガンドがPD−1に結合するのを可能にし、免疫細胞に阻害シグナルを提供して、シグナル伝達阻害を強化する。 (もっと読む)


【課題】CD138発現腫瘍細胞の間質細胞への接着を減少させる、CD138に対して特異性を有する免疫複合体、及びそれを用いる方法を開示する。
【解決手段】CD138発現腫瘍細胞への間質細胞の接着を、それを必要としている被験体の腫瘍細胞において減少させる方法であって、前記腫瘍細胞に、前記CD138発現腫瘍細胞を標的とする免疫複合体を、CD138発現腫瘍細胞への間質細胞の接着を減少させるのに有効な量接種する工程と、任意的に、前記腫瘍細胞に、更なる細胞傷害性剤を、腫瘍細胞の増殖の阻害、遅延、及び防止の少なくともいずれかを行う量接種する工程と、を含む方法である。この接着減少により、腫瘍細胞は、免疫複合体だけでなく、他の剤、特に細胞傷害性剤に対する感受性も強くなる。 (もっと読む)


本発明は、インフルエンザウイルスを中和するヒトのscFv抗体およびモノクローナル抗体を提供する。また、トリインフルエンザなどのインフルエンザ関連の疾患又は疾病の治療及び/又は予防方法を提供する。また、本発明はインフルエンザに対する患者の予防接種方法を提供する。また、インフルエンザ関連の疾患又は疾病の診断方法と試料中のインフルエンザの存在の検出方法も提供する。
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【課題】T細胞を活性化を共刺激する新規なCTLA4/CD28リガンドをコードする核酸の提供。
【解決手段】一態様において該核酸はBリンパ球抗原B7−2をコードする配列を有する。好ましくは該核酸は、特定な配列からなるヌクレオチド配列の少なくとも1部分を含むDNA分子である。当該核酸配列を様々な発現ベクターにインテグレイトし、様々な宿主、特に哺乳動物および昆虫細胞培養等の真核生物細胞で、対応するタンパク質またはペプチドを合成する。 (もっと読む)


本発明は、IAP阻害剤とFLT3阻害剤の組み合わせ、当該組み合わせを含む薬理組成物、急性骨髄性白血病(AML)を含む血液学的悪性腫瘍を処置する方法であって、カスパーゼの第2ミトコンドリア由来アクチベーター(Smac)タンパク質とアポトーシス阻害剤(IAPs)(IAP阻害剤)と1種以上の薬学的に活性な薬剤の組み合わせを含む方法、および急性骨髄性白血病の処置のためのこれらの組み合わせの使用;ならびに当該組み合わせを含む商品パッケージに関する。 (もっと読む)


【課題】 T細胞の表面で発現した分子に結合し、活性化T細胞において抗原特異性アポトーシスを誘起する単離されたリガンドの提供。
【解決手段】 本発明によれば、T細胞表面分子のCTLA4に結合し、活性化T細胞にて抗原特異性アポトーシスを誘起するリガンドが得られる。 (もっと読む)


【課題】細胞表面受容体CD2を介して不応答性T細胞を阻害または刺激することを含む抗原特異的T細胞不応答性を調節する方法を得る。
【解決手段】臓器または骨髄移植および自己免疫疾患における抗原に対する免疫反応を阻害することが望ましい状況において治療的に有用なCD2表面受容体を介する不応答性T細胞の刺激を阻害する物質、および抗原に対する免疫反応を刺激するのに治療的に有用なCD2表面受容体を介してT細胞を刺激する物質とT細胞を接触させることによってT細胞の不応答性を逆転させる方法を開発する。 (もっと読む)


【課題】サイトカイン受容体γ鎖を発現するT細胞による増殖を刺激または阻害するための方法を提供すること。
【解決手段】サイトカイン受容体γ鎖に結合し、かつ、T細胞における細胞内シグナルを刺激する薬物(ただし、該薬物は、天然のインターロイキン−2からなってはいない)とT細胞とを接触させてT細胞増殖を生じさせることを含む、T細胞において通常不応答を生じる条件下で一次活性化シグナルを受けた、サイトカイン受容体γ鎖を発現するT細胞による増殖を刺激するための方法。 (もっと読む)


本明細書に開示されるのは、癌の治療のための方法および組成物である。特に、本発明は、ファンコニ貧血経路の阻害剤およびこれを使用する方法を開示する。このような阻害剤は、DNA損傷修復を阻害するのに有用であり、そして、例えば癌の治療において有用となり得る。
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