説明

国立感染症研究所長により出願された特許

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【課題】 作業者の動作に起因する防護服素材のたわみや、作業に伴う発汗作用による素材の湿潤条件などの模擬的再現が可能であり、かつ、再現性、信頼性、効率性及び安全性に優れた防護服素材の浸透試験方法と、それに用いられる浸透試験装置を提供する。
【解決手段】 防護服素材を被検体としてその浸透性を評価するにあたり、開口を有する流入側チャンバー及びその開口周囲の流入側フランジ面を有する流入側固定ホルダーと、開口を有する流出側チャンバー及びその開口周囲の流出側フランジ面を有する流出側固定ホルダーと、被検体の加圧によるたわみを模擬する機構とを有する被検体固定ホルダーを用意し、流入側チャンバーの流入側フランジ面と流出側チャンバーの流出側フランジ面の間に被検体を挟んで固定し、流入側チャンバー内にトレーサ流体を充填し、流入側チャンバー内を加圧し、被検体を通過して流出側チャンバーに浸透するトレーサ流体を観察する。 (もっと読む)


【課題】感染症の原因となる細菌、ウイルスなどの病原体に対して高度でより安全なバイオセキュリティシステムを実現すること。
【解決手段】バイオセキュリティシステム1は、感染症の原因となる病原体のセキュリティ管理を行なうものであって、病原体を収納する病原体容器10に装着され、病原体容器単位で管理情報が記憶されるICタグ11と、ICタグ11と管理情報を送受信する複数の端末2、4、5と、複数の端末2、4、5と通信回線を介して接続されるサーバ3とを備える。そして、このバイオセキュリティシステム1は、複数の端末2、4、5とICタグ11との管理情報の送受信に基づいて、病原体の履歴管理をサーバ3により病原体容器単位で一元的に行なうものである。 (もっと読む)


【課題】 高いゲノム多様性をもち、頻繁に変異が発生する病原性微生物に対して、広汎かつ高い有効性を有するRNA干渉ポリヌクレオチド混合物を提供する。
【解決手段】 設計装置20は、HIV−1のゲノム又は転写産物もしくはこれらの特定の部分配列についての配列情報を複数取得し、これに基づいて、標的サイトの塩基配列情報を複数取得し、この標的サイトの塩基配列情報に基づいて、標的サイトに対するsiRNAの塩基配列情報を複数取得する。そして、取得したsiRNAから、HIV−1のゲノム多様性および変異の発生に対応可能な、より好ましい組み合わせを選択する。組み合わせの選択は、siRNAの組み合わせがHIV−1の配列情報のうちのいくつに対してRNA干渉可能かに関する網羅性と、HIV−1の配列情報のうちの一の情報に対しRNA干渉可能なsiRNAが組み合わせのうち幾つあるかに関する重複性と、に基づいて行う。 (もっと読む)


【課題】HIV遺伝子の構造・機能相関やウイルスの複製機構、エイズ発症のメカニズムの解析に重要な役割を果たすと考えられる弱毒化HIV遺伝子をクローニングし、その構造を解明すること。
【解決手段】下記の何れかの塩基配列を有するDNA。(1)特定の塩基配列;又は(2)特定の塩基配列において、1〜複数個の塩基が欠失、置換及び/又は付加している塩基配列であって、弱毒化HIV−1ウイルス変異体をコードする塩基配列: (もっと読む)


【課題】HIV-1 CEF01 AEに対する新規ワクチン接種戦略を提供する。
【解決手段】組換えBCGワクチンによるプライミングステップと組換えワクチンによる1回以上のブースティングステップからなるプライム−ブーストワクチン接種法であって、プライミングステップ用の組換えBCGワクチンとブースティングステップ用の組換えワクチンの両方が、HIV-1 CRF01 AE株の少なくとも1遺伝子を有することを特徴とする接種方法。 (もっと読む)


【課題】 優れた抗クリプトスポリジウム作用を有するクリプトスポリジウム症の治療又は予防薬を提供する。
【解決手段】 次式(I):
【化1】


(式中、Xはフッ素原子又は塩素原子を表す。)
で示される化合物又はその薬学的に許容される塩もしくはプロドラッグを含有するクリプトスポリジウム症の治療又は予防薬。 (もっと読む)


【課題】SARS感染発症の防止に有効性があり安全性の高い組み換えウイルス、およびこれを含むSARSコロナウイルス用ワクチンを提供する。
【解決手段】本発明にかかる組み換えウイルスは、SARSコロナウイルス遺伝子を発現することができる。本発明にかかるSARSコロナウイルス中和用ワクチンは、上記本発明の組み換えウイルスを含むものである。 (もっと読む)


【課題】 経口投与により生体にIFN−γ、IL−8等のサイトカインの産生を促進することができ、感染症、自己免疫疾患、炎症、腫瘍などの各種疾患の治療に有用な経口用サイトカイン誘導剤を提供すること。
【解決手段】 その表面にサイトカイン誘導物質を融合タンパク質として発現させた微生物菌体を経口用サイトカイン誘導剤として用いる。上記微生物としては、ラクトバチルス・カゼイ等の乳酸菌を用いる。上記融合タンパク質は、シグナル配列とサイトカイン誘導物質遺伝子と膜アンカー配列とを順次結合したDNAの発現産物である。サイトカイン誘導物質遺伝子としてリステリア溶血素を用いるとIFN−γを、サルモネラの鞭毛タンパク質フラジェリンを用いるとIL−8を誘導できる。 (もっと読む)


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