説明

河野樹脂工業株式会社により出願された特許

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【課題】 空気流通路を伝って流れ落ちる液体を吐出弁体の開閉部分から離して溜めるようにした泡ポンプの空気弁構造を提供する。
【解決手段】 液体用ピストン軸部12の外周には吐出弁座51が形成され、フランジ部34と吐出弁座51との間には吐出弁座51を開閉する吐出弁体60を有する空気弁58が設けられた泡ポンプの空気弁構造であって、空気弁58は、液体用ピストン軸部12の径外側で空気用シリンダ8内と空気流通路36とを仕切る仕切り筒部59の内周に環状の前記吐出弁体60が一体成形され、この吐出弁体60は仕切り筒部59に繋がる外周部から液体用ピストン軸部12側の内周部まで上向きに傾斜したコーン形状に形成され、外周部と仕切り筒部59との間に前記空気流通路36を伝って流れてくる液体の溜まり部65が形成されている。 (もっと読む)


【課題】トリガーの引き操作の後半で弓形バネ部の弾性変形抵抗を大きくすることにより、トリガーの自己復帰開始時に前方へ押し戻すためのバネ力を強くでき、トリガーを確実に自己復帰させることができるようにする。
【解決手段】液体容器2内の液体を取り出すポンプ装置3と、ポンプ装置3に設けられたトリガー4と、トリガー4の引き操作で弾性変形するバネ5とを有し、バネ5は、上方凸に湾曲していてポンプ装置3の左右に配置された一対の弓形バネ部50と、トリガー4に連接される前端部50aと反対側でポンプ装置3に横軸まわりの回動を許容して保持される支点部51と、弓形バネ部50の後方に延長されていて弓形バネ部50の弾性変形途中からポンプ装置3に当接して弓形バネ部50の弾性変形に抵抗を与える延長バネ部52とを有する。 (もっと読む)


【課題】液体と空気とを混合して泡状に変化させ、吐出する手動用液体ポンプにおいて、空気用シリンダ内に液体が逆流することがしばしばあり、やがては吐出不能になる。
【解決手段】液体は空気と出会う気液混合室(9f)から空気の通路(9b)を通って空気用シリンダ側に逆流する。この空気の通路を狭くしてこの間の滞留液量を少なくして空気用シリンダへの逆流を少なくする。また、空気用弁体(10)にまで逆流して付着した粘性の高い吐出液はその空気用弁体の作動を著しく阻害し、ポンプとしての使用をできなくする。これに対して、本発明のポンプは空気用弁体をロート状に形成してその大径側を空気用吸入弁、小径側を円筒状吐出弁部(10c)とし、かつ、その円筒状吐出弁部に数本のスリット(10s)を刻設して細分化し、その細片は小面積であり、これに粘性の大きい液体が付着してもシリンダの空気圧によって容易に弁の開閉ができるものとした。 (もっと読む)


【課題】液体ディスペンサにおいて、液体吐出後、そのノズルの残留液体の滴下を防止する。
【解決手段】容器の口部に取付けられ容器内の液体を吸引貯留するアキュムレータ室を備えたシリンダと、そのシリンダの内径に往復動可能に挿通されたピストンと、このピストンに一端を嵌合し他端にノズル付きヘッドを装着したステムからなり、前記アキュムレータ室下端には吸い込み弁体と吸液パイプを、ステムには吐出弁体を備え、前記シリンダ内にはピストンを上昇に付勢するスプリングを内挿した液体用ディスペンサにおいて、ヘッド内ノズルの一部に空気流通孔を開設し、該ヘッドに例えばエア吐出用蛇腹を装着し、該蛇腹からのエアが空気流通孔を通ってノズル内に圧送されるようにする。該蛇腹を押してヘッドを押下げるとエアはノズルから液体と共に吐出される。液体吐出終了後はノズル内の残留液体を蛇腹の中に吸引し、ノズルからの滴下を防止する。 (もっと読む)


【課題】 柄の先にスポンジやブラシを取り付けた清掃用具において、その用具自体に洗剤を収容し、簡単な操作でスポンジやブラシ部に適量の洗剤を供給する装置を組み込む。
【解決手段】 清掃用具の柄部及びスポンジ等の背部に洗剤液収容のための容器部を形成する。その容器部とスポンジ部との間に吐出弁を介在せしめ、その弁孔を開閉する例えばニードル弁のニードル先端をスポンジの表面近くまで達する長さとし、そのスポンジを表面より押圧して圧縮変形を与えることによってそのニードルを後退させ、よって弁を開き、弁室内の洗剤をスポンジ部に漏出させる構造とした。 (もっと読む)


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