説明

財団法人神奈川科学技術アカデミーにより出願された特許

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【課題】微小間隔でかつ規則的に配列された細孔を有する多孔性陽極酸化アルミナ膜を、容易にかつ安価に作製可能な技術を提供する。
【解決手段】規則的に配列した表面凹凸構造をアルミニウム表面に転写する転写工程と、該転写工程により得られたアルミニウム表面の凹凸構造のうち、規則的に配列された複数の窪みを起点として所定形状の細孔を有する多孔性陽極酸化アルミナ膜を形成する陽極酸化工程とを有し、前記表面凹凸構造上にアルミニウムを析出させてその構造をアルミニウム表面に転写する多孔性陽極酸化アルミナ膜の作製方法、およびその方法により作製された多孔性陽極酸化アルミナ膜。とくに、表面凹凸構造の形成に微粒子の規則配列を利用することで、容易にかつ安価に所望の表面凹凸構造を形成できる。 (もっと読む)


【課題】 本発明は、試料の表面形状の把握と共に、その成分等の解析も行うために、所望の波長域における分光分析も適正に行うことのできる近接場光学用プローブを提供することを目的とする。
【解決手段】 赤外透過性の良好な材質からなる光ファイバの先端部を先鋭化したテーパ化コア44と、該テーパ化コア44の表面に、該テーパ化コア44の先端部を除いて形成されたマスク46と、を備え、該マスク46から外部へ露出した該テーパ化コア44の先端部48より、赤外域における、入射光を測定試料に照射、ないし該測定試料からの散乱近接場光を捕捉可能なことを特徴とする赤外近接場光学用プローブ22。 (もっと読む)


【課題】表面に微細な凹凸形状が継ぎ目なく形成された、機械強度に優れたロール状モールドとその製造方法を提供する。
【解決手段】陽極酸化ポーラスアルミナの規則的な細孔配列を利用して形成された凹凸形状が、表面に継ぎ目なく形成されている連続インプリント用ロール状モールドと、それを作製するために、表面にホールアレー構造またはピラーアレー構造を有するロール状モールドの作製には、陽極酸化ポーラスアルミナ層を形成したパイプまたは丸棒形状のアルミニウム材を鋳型として用い、陽極酸化ポーラスアルミナ層の細孔内へ物質の充填を行い、鋳型を溶解除去することで、細孔配列が転写されたロール状モールドを製造できる。得られたロール状モールドは、ポリマー等の基板表面に継ぎ目なく微細なパターンを連続転写するためのインプリント用モールドとして使用できる。 (もっと読む)


【課題】固形癌組織を特異的に映像化するのに適したGd内包高分子ミセル型MRI造影剤であって、高分子ミセルからのGdイオンの漏出がない、新規なGd内包高分子ミセル型MRI造影剤を提供すること。
【解決手段】MRI造影剤は、親水性ポリマー鎖セグメントと、アミノ基を含む側鎖を複数有するセグメントであって該複数のアミノ基の一部又は全部にガドリニウムキレート化剤残基が直接又はリンカー構造を介して結合されており、かつ、該ガドリニウムキレート化剤残基の一部又は全部にガドリニウムイオンがキレートされているガドリニウム含有セグメントとを含むブロックコポリマーと、該ガドリニウム含有セグメントが、高分子ミセル形成時に正の電荷を有する場合にはポリアニオン、負の電荷を有する場合にはポリカチオンとから水系媒体中で形成された高分子ミセルを有効成分とする。 (もっと読む)


【課題】被測定物の導電性表面における導電率などの電気特性を、複数箇所にわたって簡単にかつ精度良く測定でき、測定値に基づいて導電性表面の汚れの程度などを正確に把握、判定できるようにした、電気特性測定方法および装置を提供する。
【解決手段】被測定物の導電性表面に向けて検出子を押し付け、導電性表面と検出子との間の電気特性を測定する方法であって、導電性表面と検出子との間に導電性の帯状体を介挿し、該帯状体を測定毎に間欠的に検出子に対し相対的に移動させることを特徴とする電気特性測定方法、および電気特性測定装置。 (もっと読む)


【課題】 摺接部における流体の漏れを抑制し得るスライドバルブ装置の製造方法を提供する。
【解決手段】 内部に流体が移動するための第1の流路21が形成され、表面に第1の流路21に連通した試料導入口5を有する第1の部材11を作製し、第1の部材11の表面に垂直に切った第1の部材11の切断面42に対して摺接し、第1の流路21に連通可能な第2の流路22が内部に形成された第2の部材12を作製し、第2の部材12と摺接する切断面42に、第1の流路21に連通する第1の連通穴35を有する第1の弾性膜30を、塗布及び焼成を含むステップにより形成する。第1の弾性膜30の焼成ステップ中において、第1の部材11の表面に治具を用いて試料導入口5に接する閉塞された空間を形成し、閉塞された空間に導入された気体を、試料導入口5から第1の流路21を通して切断面42に露出した第1の流路21の開放端より噴出させる。 (もっと読む)


【課題】陽極酸化アルミナナノホールの形成用起点として機能し得るパターンを高精細に転写可能で、生産性に優れた磁気記録媒体の製造方法、及び大容量で高密度記録が可能な磁気記録媒体の提供。
【解決手段】本発明の磁気記録媒体の製造方法は、凸凹パターンを表面に有するモールドの該凸凹パターン上に金属層を製膜する金属層製膜工程と、製膜した金属層における前記モールドとは反対側に位置する面に、基板を接着剤により接着する基板接着工程と、該基板接着工程の後、前記モールドを前記金属層から剥離するモールド剥離工程と、ナノホール形成処理を行うことにより、前記モールドにおける凸凹パターンが転写されて前記金属層に形成された凹凸パターンを起点として、前記基板面に対し略直交する方向にナノホールが複数形成された多孔質層を形成する多孔質層形成工程と、該ナノホールの内部に磁性材料を充填する磁性材料充填工程とを少なくとも含む。 (もっと読む)


【課題】様々な一次元ないし三次元構造を有するゲルを簡便に製造することができる、一次元ないし三次元構造を有するゲルの製造方法及びそのための装置を提供すること。
【解決手段】ゲル形成性A液の液滴を、インクジェット法により、A液と接触するとゲルを生成するゲル形成性B液の外部から、B液に、A液の到達位置を変えながら噴射することにより、すなわち、A液を、B液上に描画することにより、所望の一次元ないし三次元構造を有するゲルを製造する。 (もっと読む)


【課題】微量な固体サンプルからの効率的な固液抽出を行なう。
【解決手段】固体サンプル17を収容するための抽出スペース7と、抽出スペース17に溶液を送入及び送出するためのマイクロ流路9a,9bを有し、抽出スペース7とマイクロ流路9a,9bが連結する部分に固体を通さない膜15a,15bを有する構造の部材1を使用する。抽出スペース7にマイクロ流路9a,9bを通して抽出溶液を満たし、抽出スペース7内の抽出溶液を往復流で流すことで固液抽出する。抽出スペース7内の抽出溶液を往復させることで攪拌以上の抽出効率を実現する。 (もっと読む)


【課題】防曇性を長期間維持することができ、基材の色や質感、透明性を損うことがなく、医療用部材を損傷させることなく容易に殺菌できる医療用部材及び紫外線殺菌装置を提供すること。
【解決手段】歯科用ミラー1は、ミラー部3とハンドル部4とから構成される。ミラー部3では、並ガラスから成る基材5の表面全体に、シリカ層7、鱗片状の酸化チタン微粒子を含む酸化チタン層9が順次積層されている。また、ミラー部3の裏面には、アルミニウムの反射層11が形成されている。また、ハンドル部4では、ステンレスから成る基材13の表面全体に、シリカ層15、鱗片状の酸化チタン微粒子を含む酸化チタン層17が順次積層されている。 (もっと読む)


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