説明

財団法人神奈川科学技術アカデミーにより出願された特許

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【課題】安価な装置を用いて迅速にフルオロキノロン系薬剤耐性菌を検出することができる方法を提供すること。
【解決手段】フルオロキノロン系薬剤耐性菌の検出方法は、被検菌のgyrA遺伝子のGyrA83部位及びGyrA87部位を含む領域をPCRにより増幅する工程と、増幅産物を制限酵素処理して、得られた制限酵素断片長を調べる工程とを含む。制限酵素は、GyrA83部位の薬剤耐性変異を調べるためのAciI又はHinfIと、GyrA87部位の薬剤耐性変異を調べるためのTth111Iであり、PCRに用いられる一対のプライマーのうちのリバースプライマーは、AciI切断部位及び/又はHinfI切断部位を有し、かつ、Tth111 I切断部位を与えるミスマッチ部位を有する。 (もっと読む)


【課題】脂質二重膜を再現性よく形成することができ、形成された脂質二重膜が安定に維持される、脂質二重膜の形成方法及びそのための器具を提供すること。
【解決手段】脂質二重膜の形成方法は、孔径が500 nm〜500μmの1個又は複数の貫通孔を有する隔壁を介して隔てられた2つのウェルのそれぞれに脂質二重膜形成性脂質溶液を添加する工程と、各ウェルに水又は水溶液を添加して前記脂質溶液中に水又は水溶液の液滴を形成させる工程と、この状態で放置して前記貫通孔の部分に脂質二重膜を形成させる工程とを含む。 (もっと読む)


【課題】直径のバラツキが小さいリポソームを簡便に製造することができる、リポソームの製造方法並びにそのための器具及び装置を提供すること。
【解決手段】底面が導電性材料で形成された凹部を有し、凹部の底面以外の表面部分は絶縁性材料で形成した基板を準備し、凹部の底面と脂質溶液との間に直流高電圧を印可しながらこの基板に対向するノズルから脂質溶液を噴霧する(エレクトロスプレー)ことにより、脂質溶液が導電性の凹部底面に選択的に飛んで凹部底面を脂質溶液でコーティングすることができ、コーティングされた脂質膜を原料として、凹部内で水和法やエレクトロフォーメーション法によりリポソームを生成させることにより、直径のバラツキが小さいリポソームを簡便に製造することができる。 (もっと読む)


【課題】組織中の各細胞のイメージを、光の波長依存の像として観察することができる細胞観察装置を提供すること。
【解決手段】本発明は、複数の単色光を発生させることができる光源の組み合わせと、これらの光源の光を顕微鏡に導入する光学系と、細胞を顕微鏡観察する顕微鏡系と、顕微鏡系から出力された像を計測する光学カメラと、光学カメラの取得イメージの撮像フレームと、前記単色パルス光とを同期させて単一の撮像フレームでは単色の光源からの光学イメージのみが記録される手段と、発光させた単色光の色に応じて撮像フレームの番号を記録して、希望する単色光における画像イメージ像を選択的に再現することができる手段を有する細胞観察装置を提供する。 (もっと読む)


【課題】煩雑な操作を必要とせず、押し出し加工によって金属ナノワイヤーを大面積で製造する方法を提供する。
【解決手段】開口直径が10nm〜50μmの細孔配列を有する口金を金属素材に押し当てて、前記口金の開口から金属を押し出すことにより、例えばアスペクト比が1以上である金属ナノワイヤーを形成することを特徴とする金属ナノワイヤーの製造方法。軟化点以上かつ融点以下の温度条件において開口から金属を押し出すことが好ましい。 (もっと読む)


【課題】広範な材料に適用可能であり、サイズ、深さ、ピッチ等が制御された細孔が形成された多孔質層を有する微粒子を煩雑な工程を経ることなく高スループットで製造できる方法、およびその方法により製造された多孔性微粒子を提供する。
【解決手段】金属または半導体のうち少なくともいずれか一つを含む微粒子1の集合体2を電解液中で電解エッチングすることを特徴とする多孔性微粒子3の製造方法、およびその方法により製造された多孔性微粒子。 (もっと読む)


【課題】再生可能な微細凹凸パターン表面を有する構造体およびその製造方法を提供する。
【解決手段】表面に微細な凹凸パターンが形成された凹凸パターン層が2層以上積層された積層構造体からなり、上層の凹凸パターン層を剥離することにより、その内側に下層の凹凸パターン層の凹凸パターン表面を露出可能に構成されていることを特徴とする、表面に微細凹凸パターンを有する構造体およびその製造方法。 (もっと読む)


【課題】比較的大面積化が可能なナノインプリントプロセスによるマスクの形成と、大面積の処理が可能な化学エッチングとに着目することで,基板の表面に比較的大面積の所望の微細凹凸構造を形成可能な方法を提供する。
【解決手段】半導体材料または金属材料からなる基板の表面上に設けられたマスク形成用層に対し、陽極酸化ポーラスアルミナまたはそれを鋳型として作製した他の材料からなるネガ型またはポジ型を規則的な凹凸構造を有するモールドとして用いたナノインプリント法により、基板の表面上にモールドの凹凸構造を転写した形状を有するマスク層を形成し、基板の前記マスク層によるマスク部分または非マスク部分に化学エッチングを行うことにより、基板の表面に規則的な凹凸構造を形成することを特徴とする基板の製造方法。 (もっと読む)


【課題】煩雑な操作を必要とせず、細孔が特定の格子配列に制御された陽極酸化ポーラスアルミナおよびその製造方法を提供する。
【解決手段】表面細孔が所定配列にて形成された陽極酸化ポーラスアルミナからなる第1のモールドを用いて略同一配列をなすように表面突起が形成された第2のモールドを作製し、第2のモールドを用いて略同一配列をなすように表面細孔が形成された第3のモールドを作製し、第3のモールドを変形させて表面細孔の配列を変更した配列変更後の状態にて、第3のモールドから表面細孔の配列を転写することにより、配列変更後の状態における表面細孔の配列と略同一配列をなすように表面突起が形成された第4のモールドを作製し、第4のモールドを用いてアルミニウム基材の表面に陽極酸化の細孔発生点を形成し、該細孔発生点を起点として前記アルミニウム基材を陽極酸化処理することを特徴とする陽極酸化ポーラスアルミナの製造方法。 (もっと読む)


【課題】迅速かつ高精度の温度調節を実現可能な、半導体素子等の電気電子部品に対してさまざまな温度環境の下で熱衝撃に対する物性変化等を調べるための熱衝撃試験装置を提供する。
【解決手段】第一の蓄熱体が収容された低温室と、第二の蓄熱体が収容された高温室と、試料を載せた状態で低温室および高温室に繰り返し導入される可動台とを備え、可動台は、低温室の内部で第一の蓄熱体に熱を奪われ、高温室の内部で第二の蓄熱体から熱を与えられることを特徴とする熱衝撃試験装置。 (もっと読む)


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