説明

財団法人神奈川科学技術アカデミーにより出願された特許

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【課題】効率良く脂質二重膜とリポソームを融合させることができる、脂質二重膜とリポソームを融合させる方法を提供すること。
【解決手段】脂質二重膜にリポソームを融合させる方法は、透孔に形成された人工脂質二重膜の両側に電極を配置し、これらの電極間に交流電圧をかけながら、前記脂質二重膜の少なくとも片面に、リポソーム懸濁液を接触させることを含む。
【効果】本発明の方法により、効率良くリポソームを脂質二重膜と融合させることができ、一方、リポソームがタンパク質を含む場合には、脂質二重膜と融合するとタンパク質が脂質二重膜に保持されることはすでに確立しているので、タンパク質を含むリポソームを本発明の方法により脂質二重膜と融合させることにより、タンパク質を効率良く脂質二重膜に保持することができる。 (もっと読む)


【課題】固体酸触媒反応において単糖化が十分に進行しない、もしくは固体酸触媒が劣化して失活することがないようにすることを目的とする。
【解決手段】バイオマス処理装置が、反応槽内のバイオマスに加圧熱水を通水させて加水分解することで多糖類を生成する加圧熱水反応装置と、固体酸触媒を用いて前記多糖類から単糖類を生成する固体酸触媒反応装置とを具備するバイオマス処理装置であって、
前記固体酸触媒反応装置は、前記加圧熱水反応装置の加水分解条件に応じた固体酸触媒分解条件を設定する制御部を具備する。 (もっと読む)


【課題】固体酸触媒を用いた原料の糖化プロセスの反応状態を的確に把握する。
【解決手段】原料である多糖類を水及び固体酸触媒X2と共に混合X3として収容し、固体酸触媒X2を用いて多糖類を単糖化処理する触媒反応槽3と、該触媒反応槽3における混合液X3を攪拌する攪拌装置4と、触媒反応槽3における混合液X3の酸化還元電位を計測する酸化還元電位計5と、触媒反応槽3における混合液X3のpHを計測するpH計6とを具備する。 (もっと読む)


【課題】目的の元素成分のみで構成された微小体とその作製方法を提供すること。
【解決手段】本発明は、有機物にて構成された微小な構造体を鋳型として、基板上に配置し、真空蒸着法などにより、有機物構造体の表面に目的の元素を堆積させ、その後、紫外線-オゾン処理法などにより、鋳型である有機物構造体を分解除去することにより、目的の元素成分のみで構成された微小体を得ることを含む微小体の製造方法を提供する。 (もっと読む)


【課題】
膜タンパク質等を効率よく産生して、その機能のハイスループット解析を行うために、試験管内転写及び翻訳システム全体が人工両親媒性分子膜に封入された両親媒性分子膜カプセルを開発すること。
【解決手段】
本発明は両親媒性分子膜カプセルを提供する。本発明の両親媒性分子膜カプセルは、主流路と、該主流路に開口する複数の微小憩室とを含むマイクロ流路デバイス内に形成され、前記主流路に流される第1の水性溶液に含まれる両親媒性分子膜によって、前記主流路に流される第2の水性溶液が内包され、前記主流路に流される相分離流体によって封止される。本発明の両親媒性分子膜カプセルにおいて、第2の水性溶液は遺伝子の試験管内転写及び翻訳システムを含む場合がある。 (もっと読む)


【課題】糖収率の向上、及び固体酸触媒の反応速度向上と固体酸触媒分離性向上を図ることの可能なバイオマス処理装置を提供する。
【解決手段】加圧熱水を用い、ヘミセルロースの分解に供する第1反応条件にてバイオマスを加水分解することでキシロオリゴ糖を含む第1多糖液を生成した後、セルロースの分解に供する第2反応条件にて前記バイオマスを加水分解することでセロオリゴ糖を含む第2多糖液を生成する加圧熱水反応装置と、前記加圧熱水反応装置から流出する前記第1多糖液を、固体酸触媒を用いて加水分解することでキシロースを含む第1単糖液を生成する第1触媒反応装置と、前記加圧熱水反応装置から流出する前記第2多糖液を、固体酸触媒を用いて加水分解することでグルコースを含む第2単糖液を生成する第2触媒反応装置とによって、バイオマス処理装置を構成する。 (もっと読む)


【課題】低コストで低抵抗化を実現可能な透明導電体の製造方法を提供する。
【解決手段】基板11上に設けられた透明導電体の製造方法であって、透明導電体は、アナターゼ型TiOの酸素をフッ素に置換して得られるアナターゼ型結晶構造を有するF:TiOであり、パルスレーザ堆積法を用い、制御された酸素分圧の雰囲気下において、TiとFとからなる化合物にパルスレーザを照射し、300℃以上650℃以下加熱された基板11上に反応生成物をエピタキシャル成長させることにより行うことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】低抵抗化を実現可能な導電体基板、導電体基板の製造方法、デバイス及び電子機器を提供すること。
【解決手段】基板と、前記基板上に設けられ、CaNb10からなるシード層と、前記シード層上に設けられ、Nbがドープされたアナターゼ型構造の二酸化チタンの結晶を含む導電層とを備える。 (もっと読む)


【課題】光を散乱する粗い凹凸構造と、周期が可視光の波長以下である微細凹凸構造とからなるマルチ凹凸構造を陽極酸化によって表面に形成できるスタンパの製造方法及び該スタンパを用いた成形体の製造方法を提供する。
【解決手段】平均結晶粒径が100μm以下のアルミニウム基材10を陽極酸化して、細孔11を有し、厚さが30μm以上の第1の酸化皮膜12を形成する第1の酸化皮膜形成工程と、第1の酸化皮膜の全部を除去し、陽極酸化の細孔発生点13を形成する酸化皮膜除去工程と、アルミニウム基材を陽極酸化して、細孔発生点に対応した細孔14を有する第2の酸化皮膜15を形成する第2の酸化皮膜形成工程と、第2の酸化皮膜の一部を除去し、細孔の孔径を拡大させる孔径拡大処理工程とを有し、粗い凹凸構造S1に、周期が可視光の波長以下である複数の細孔からなる微細凹凸構造S2を重ね合わせた構造を表面に形成するスタンパの製造方法。 (もっと読む)


【課題】表面プラズモン測定用チップ、ラマン分光分析用のチップ、金属ナノ粒子を触媒として利用するマイクロTASやマイクロ流路チップ等の基板として用いた場合に、公知のこれらのチップでは実現不可能な機能又は性能を発揮することを可能にする基板及びその作製方法を提供すること。
【解決手段】基板は、複数種類の異なる金属のナノ粒子からそれぞれ形成された層であって、各金属を含む溶液からの析出により形成された複数の金属ナノ粒子層が所望のパターンで形成されている。 (もっと読む)


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