説明

田中亜鉛鍍金株式会社により出願された特許

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【課題】有害なPbやCdがRoHS指令の基準値以下であり、しかも従来のPbを含有する溶融亜鉛めっき皮膜と同等の外観性及び耐食性を付与することが可能であり、また資源の再利用が可能な環境負荷の少ない溶融亜鉛めっき方法及びそれを用いた溶融亜鉛めっき鋼材を提供する。
【解決手段】Biが0.005重量%以上0.05重量%未満、Alが0.1重量%未満、残部がZn及び不可避不純物とからなり、不可避不純物中のPbが0.1重量%以下、Cdが0.01重量%以下である溶融亜鉛めっき浴を用いて、浸漬法により鋼材の表面に溶融亜鉛めっき皮膜を形成し、該めっき皮膜中のPbが0.1重量%以下、Cdが0.01重量%以下であり、更にめっき皮膜を形成した鋼材の全重量に対するBiの割合が0.005重量%より小さくなるように、めっき皮膜の膜厚とBi含有量を設定した。 (もっと読む)


【課題】鋼材を一浴目の溶融亜鉛めっき浴に浸漬し、次いで二浴目の溶融Zn−Alめっき浴に浸漬して、鋼材の表面に高耐食性のZn−Al合金めっき皮膜を形成する二浴法によるZn−Al合金めっきにおいて、一浴目から二浴目に持ち込まれるZn量を抑制し、二浴目の浴液増加とAl濃度の低下を抑制するとともに、一浴目の浴液減少も抑制することが可能であり、省資源とめっき処理の稼働率の向上を図り、経済的に優れた二浴法によるZn−Al合金めっきにおける浴管理方法を提供する。
【解決手段】溶融亜鉛めっき浴の浴組成を、Niが0〜0.05重量%、Alが0.001〜0.01重量%、Biが0.005〜1.95重量%、残部がZnと不可避不純物とし、一浴目で鋼材の表面に形成される亜鉛めっき皮膜の厚さを抑制して、二浴目の溶融Zn−Alめっき浴へのZnの持ち込みを抑制する。 (もっと読む)


【課題】溶融亜鉛メッキ処理と、表面のセラミックスコーティング処理とを組み合わせ、両処理の利点を相乗的に発揮させることであって、処理液の管理が極めて容易であり、比較的低温環境下で乾燥させても、鋼材表面に白化を発生せず、且つ処理コストが低い耐候性鋼材を製造する方法を提供することである。
【解決手段】溶融亜鉛メッキされた鋼材表面を、アルカリ金属ケイ酸塩(アルカリ金属は、カリウム、セシウム及びルビジウムからなる群から選ばれる少なくとも1種を含む)処理液でコーティングし、50℃未満の温度で乾燥させて前記亜鉛メッキされた鋼材表面上にセラミックスコーティング層を形成することを特徴とする耐候性鋼材の製造方法の提供。 (もっと読む)


【課題】 浸漬法によって鋼材の表面に亜鉛めっき皮膜を形成するための溶融亜鉛めっき浴組成物において、有害なPbを含まず、しかも流動性が高く、良好なめっき皮膜を形成することが可能な溶融亜鉛めっき浴組成物を提供する。
【解決手段】 浸漬法によって鋼材の表面に亜鉛めっき皮膜を形成するための溶融亜鉛めっき浴組成物であって、Niが0.01〜0.05重量%、Alが0.001〜0.01重量%、Biが0.01〜0.08重量%、残部Zn及び不可避不純物であり、Pbを含有しない溶融亜鉛めっき浴組成物である。 (もっと読む)


【課題】 溶融亜鉛めっき処理又は電気亜鉛めっき処理と、ゾルゲル法による表面処理とを組み合わせ、両処理の利点を相乗的に発揮させる表面処理方法であって、ゾル溶液の管理が極めて容易であり、また処理コストが低い鋼材に高耐候性を付与する表面処理方法を提供するとともに、それによって処理された高耐候性鋼材を提供する。
【解決手段】 鋼材表面に亜鉛めっき層を形成した後、該亜鉛めっき層の上に、ゾルゲル法によってSi、Al又はTiの酸化物で形成されたセラミックスコーティング層を形成する表面処理方法であって、Si、Al又はTiのアルコキシドを出発原料とし、この原料に水と塩基性触媒の水溶液を添加しながら攪拌し、pH9以上のアルカリ領域のゾル溶液を調製し、そのゾル溶液を鋼材表面に付着させてゲル化し、それを乾燥処理して前記セラミックスコーティング層を形成してなる。 (もっと読む)


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