説明

東海精密工業株式会社により出願された特許

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【課題】良好な離型性、成形の繰り返し耐久性などの向上を実現し、良好な成形品を生産できる離型膜、ならびにそれを用いた金型を提供する。特に、ナノメートルサイズの凹凸を持った金型(反射防止構造形成用の金型など)に対し、従来の離型膜に比べて、飛躍的に良好な離型性を実現し、かつ優れた繰り返し耐久性を実現することを目的とする。
【解決手段】貴金属窒化物、すなわち、白金(Pt)、パラジウム(Pd)、金(Au)、ロジウム(Rh)、オスミウム(Os)、ルテニウム(Ru)、イリジウム(Ir)、レニウム(Re)、またはそれらの合金の窒化物を離型膜として用いる。なかでも、窒化白金(Pt−N)は、特に優れた効果を有する。 (もっと読む)


【課題】 表面にナノオーダーの凹凸構造を複数有する金型を使用して成形するにあたり、良好に剥離でき、得られる成形体表面にナノオーダーの微細な凹凸構造を良好に形成しうるメタクリル樹脂組成物を提供する。
【解決手段】 本発明のメタクリル樹脂組成物は、表面にナノオーダーの凹凸構造を複数有する金型を使用した成形に用いられるメタクリル樹脂組成物であって、230℃、3.8kg荷重で測定した時のMFRが0.1〜50であるメタクリル樹脂(A)と、高級脂肪酸エステル、高級脂肪族アルコール、高級脂肪酸、高級脂肪酸アミド、高級脂肪酸金属塩からなる群より選ばれる少なくとも1種(B)とを含有し、前記(B)の含有量が前記(A)100重量部に対して0.2〜0.5重量部である。 (もっと読む)


【課題】従来の成形金型における、気体剥離による離型ムラ等による転写異常の発生を防ぎ、気体放出口が成型品に転写される等の問題を解決する。
【解決手段】固定側コア8の内表面10と可動側コア14の内表面15の合わせ面に成形空間16が形成されており、可動側ベース金型11の可動側凹所12の内側周面に沿って、成形空間16に向けて突出する突出縁30が形成されており、突出縁30と固定側コア8との間に固定側細隙31が形成され、該固定側細隙31から剥離用の気体を固定側コア8の内表面10に向けて吹き込み、突出縁30と可動側コア14との間に可動側細隙32が形成され、可動側細隙32から剥離用の気体を可動側コア14の内表面15に向けて吹き込む。 (もっと読む)


【課題】高アスペクト比のナノ構造を持つ金型に対して、ナノ構造物の深部まで樹脂の充填を可能にし、さらに、離型剤等を使用しないで、高生産性を維持しアスペクト比1以上の反射防止ナノ構造物の成型品を製造する。
【解決手段】固定側コア4と可動側コア5の表面を、成形されるべき樹脂の軟化温度より高い温度に加熱してから前記固定側コア4と可動側コア5を型締めし、型締め後に、固定側コア4と可動側コア5内に樹脂を充填し、充填後に、固定側コア4と可動側コア5を樹脂の軟化温度より低い温度まで冷却しながら充填された樹脂を保圧し、低い温度で樹脂成型品を冷却保持し、その後、固定側コア4と可動側コア5を型開きして、ナノメータサイズの構造物を表面に有する成型品を射出成形する。 (もっと読む)


【課題】高アスペクト比のナノ構造を持つ金型に対して、ナノ構造物の深部まで樹脂の充填を可能にし、さらに、離型剤等を使用しないで、高生産性を維持しアスペクト比1以上の反射防止ナノ構造物の成型品を製造する。
【解決手段】固定側コア4と可動側コア5の表面を、成形されるべき樹脂の軟化温度より高い温度に加熱してから前記固定側コア4と可動側コア5を型締めし、型締め後に、固定側コア4と可動側コア5内に樹脂を充填し、充填後に、固定側コア4と可動側コア5を樹脂の軟化温度より低い温度まで冷却しながら充填された樹脂を保圧し、低い温度で樹脂成型品を冷却保持し、その後、固定側コア4と可動側コア5を型開きして、ナノメータサイズの構造物を表面に有する成型品を射出成形する。 (もっと読む)


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