説明

有限会社ナムックスにより出願された特許

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【課題】短時間で、かつ、少ないスペースで、しかも、簡単な装置構成により積層体を形成でき、しかも、裁断して得られたパターンピースによって均質な被服を作製できる裁断方法及び裁断装置を提供すること。
【解決手段】裁断装置1は、裁断テーブル2と、解反機3と、巻き替え機4を備える。巻き替え機4により、単一の原反ロールRから3つの分割ロールPを作製し、3つの分割ロールPを解反機3に設置する。解反機3で3つの分割ロールPから布地Sを送り出すと共に、裁断テーブル2のベルトコンベヤ21で3つの布地Sが積み重なった状態で同時に移送して、裁断面に布地Sの積層体を形成する。積層体をカッターユニット4で裁断してパターンピースを作製する。 (もっと読む)


【課題】固定刃がシート材から抵抗力を受けても、シート材の移動や破損を防止でき、また、固定刃の破損を防止できる裁断装置を提供すること。
【解決手段】
裁断装置1のカッターユニット4を、裁断テーブル2の長手方向のレールに沿って走行する一対のキャリッジ5と、キャリッジ5,5の間の梁部材6に設けられたレールに沿って走行するカッターヘッド7で構成する。カッターヘッド7は、回転刃29と、回転刃29の刃先に付勢される固定刃43を有する。固定刃4を、板バネ40の先端部に揺動可能に枢着された固定刃ホルダ42で保持し、固定刃ホルダ42を永久磁石44で吸着して固定刃43を切断位置に保持する。固定刃29が布地10から過大な抵抗力を受けると、固定刃43が反転してカッターヘッド7の駆動方向と反対方向に退避する。 (もっと読む)


【課題】従来よりも小さいスペースに設置できる裁断装置を提供すること。
【解決手段】裁断装置1は、布地6を支持する矩形の支持面21を有する裁断テーブル2と、裁断テーブル2の支持面21上を平面方向に駆動される裁断ユニット3を備える。裁断ユニット3は、裁断テーブル2の一方の短辺に、支持面21と略同じ高さに設けられた支持面レール22と、裁断テーブル2の他方の短辺に、支持面21よりも高い位置に掛けられた高架レール26と、支持面レール22と高架レール26の間に、上記支持面21と平行に掛け渡された移動梁32と、裁断刃を内蔵して移動梁32に沿って移動するカッターヘッド33を有する。高架レール26は、裁断テーブル2の他方の短辺の前端と後端に設けられた前後の支柱24,25で支持され、高架レール26の下方に、支持面21に載置される布地6を挿通する挿通隙間Sが形成されている。 (もっと読む)


【課題】シート材の延出から裁断までを比較的短い時間で行うことができ、構造が簡易であり、かつ、比較的狭い場所に設置できる裁断装置を提供すること。
【解決手段】裁断装置1は、裁断テーブル2と、裁断ユニット22と、解反機3を備える。解反機3でロール5から解反した布地を、裁断テーブル2のベルトコンベヤ21で一端側から他端側へ延出し、支持面Ac上に延反する。カッターヘッド25の分離カッター28で布地を切断してロール5と分離して、布地片51を形成する。ベルトコンベヤ21が布地片51を他端側から一端側へ移送し、布地片51の他端部を支持面Acの一端側に位置させる。解反機3から巻き出された布地が布地片51の上に位置合わせされた後、解反機3の解反動作とベルトコンベヤ21の延反動作により、布地片51の上に布地52を積層する。布地片51と布地52を、カッターヘッド25で同時に裁断する。 (もっと読む)


【課題】シート材を調整領域から裁断領域に移送可能な裁断装置に関し、調整領域で裁断の位置が調整された裁断パターンを、裁断領域で、ずれが生じることなく裁断を実行できる裁断装置を提供すること。
【解決手段】裁断テーブル2の支持面21の調整領域Aaに布地6Aを配置し、裁断パターン7の位置の調整が行われた後、裁断パターン7を表す配置データを作成する。裁断ユニット3の裁断ヘッド33によってマーカ38を布地6Aの表面に配置し、センサ35でマーカ38の位置を検出する。支持面21を包含するコンベヤ23を駆動して、布地6Aをマーカ38が配置された状態で調整領域Aaから裁断領域Acに移送した後、マーカ38の位置を検出する。移送の前後におけるマーカ38の検出位置の差分に基づいて配置データを修正した裁断データに従い、裁断ユニット3で布地6Aを裁断する。 (もっと読む)


【課題】シート材の歪みを操作者に正確に認識させることができ、したがって、シート材の歪みに対応した裁断パターンに沿ってシート材を裁断でき、その結果、歪みの少ないパターンピースが得られる裁断装置を提供すること。
【解決手段】裁断装置1は、裁断テーブル2と、延反装置3と、投射制御装置4と、プロジェクタ5を備える。裁断テーブル2の支持面21上に載置された布地7の表面に、プロジェクタ5でグリッド6を投射する。グリッド6を視認する操作者によってコントローラ41が操作され、グリッド6の調節点P1〜P9の位置が調節されて、グリッド6が布地7の柄に沿うように変形する。変形したグリッド6に対応して裁断パターン75,76が変形し、布地7の表面に投射される。裁断パターン75,76の位置及び角度が調整され、裁断パターン75,76に沿う形状に布地7が裁断される。 (もっと読む)


【課題】裁断テーブル上に支持されるシート材に裁断パターンを投射でき、シート材に投射した状態で裁断パターンの調整が可能であり、複数のシート材を積層した場合においても、投射する裁断パターンを容易に実寸大に調整できる調整方法及び裁断装置を提供すること。
【解決手段】裁断テーブル2の支持面21上に布地7を配置し、裁断パターン74,75とグリッドをプロジェクタ5で投射すると共に、Y軸方向に延びるマーカ線81をレーザマーカ6で投射する。グリッドのY軸方向の構成線Y1がマーカ線81と一致するように裁断パターン74,75とグリッドの投射位置を調整した後、単層の布地7の上に複数の布地7を積層する。最上層の布地7に投射する裁断パターン74,75は、布地7の厚みで大きさが変化する。最上層の布地7に投射されたマーカ線81にグリッドの構成線Y1が一致するように、裁断パターン74,75とグリッドの投射縮尺を調整する。 (もっと読む)


【課題】生地の切断の際に、高精度でかつカッターの刃を傷めることなく、更に構造を複雑にすることなく、生地の切断を行える装置を提供する。
【解決手段】その上に切断すべき生地5を位置させてカッター31、41で該生地を切断するために使用する生地載置部材(シート)4をモケット製とする。モケットは柔軟性があるため、生地との接触に起因する損傷がカッターに生じることは殆どなく、しかもモケットの毛羽の先端が、生地の縦糸及び横糸と絡み合って、切断される生地を所定位置に保持するため、切断精度が向上する。 (もっと読む)


【課題】生地の切断や積層時に、生地が搬送シートに対して滑るように移動すると、生地に摩擦による静電気が発生し、この静電気は生地を変形させたり、生地を正確な位置に搬送できないといった問題が生じる。
【解決手段】先端ローラ26で折り返した上側シート30と下側シート31の基端部をそれぞれ1対の巻取りローラ34、35に巻回し、前記先端ローラを水平移動により、前記上側シート及び下側シートを該1対の巻取りローラから送り出し、かつ該1対の巻取りローラに巻き取られる。これにより切断及び積層される生地が上側シートと同期走行し上側シート面を滑りながら移動しないため、生地に摩擦による静電気が発生することが殆どなくなる。 (もっと読む)


【課題】 従来の生地裁断では、コンベアベルト上の生地に裁断用カッターを接触させて裁断しているため、生地裁断がコンベアベルトにより阻害され易く精度良く裁断パターンが得られず、又コンベアベルトが裁断用カッターにより損傷を受け易く、長期間使用のためには交換が必要で操作的にもコスト的にも負担になっていた。
【解決手段】 生地86を裁断する際に、該生地を搬送するコンベアベルト33に接触させずに裁断用カッター75で裁断する。そのためにはコンベアベルトと生地の間に、前記裁断用カッターと同期走行する同期部材77をセットする。 (もっと読む)


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