説明

公益財団法人国際環境技術移転センターにより出願された特許

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【課題】熱硬化性樹脂の分解・回収物を再利用可能にした変性スチレン−マレイン酸共重合体及びその用途を提供すること。
【解決手段】式(1):


〔式中、Aは、水素または金属元素であり、mは、1〜3の数値であり、nは、3〜300の数値を示す。また、両末端は、水素である。ここで、Aで示される金属元素が二価以上の金属元素である場合、該金属元素は、複数のカルボキシ基(同一分子中のカルボキシ基に限定されない)と塩を形成していてもよい。〕で示されるスチレン−マレイン酸共重合体のカルボン酸基に、所定のハロゲンおよび/またはエポキシ化合物を反応させることによって得られた、変性スチレン−マレイン酸共重合体。 (もっと読む)


【課題】脱水のための処理コストを低く抑えることができると共に、多価アルコール、有機酸を含む原材料より製造されたプラスチックを再度同様のプラスチックとして利用し易い性状で回収することができるプラスチックの分解・分離方法を提供する。
【解決手段】不飽和ポリエステル部とその架橋部からなるプラスチックをアルカリの存在下で熱分解温度未満の温度の亜臨界水で処理して、プラスチックの原料モノマーである多価アルコールと、プラスチックの原料モノマーである有機酸の塩、及び架橋部と不飽和ポリエステル部を構成する有機酸の化合物である架橋部酸共重合体塩とに分解する工程。前記分解工程で得られる多価アルコールと有機酸の塩と架橋部酸共重合体塩とを含有する水溶液に溶解度パラメータが9以上である溶媒及び酸を供給することによって、架橋部酸共重合体の固形分と液相とに分離する工程を有する。 (もっと読む)


【課題】熱硬化性樹脂を分解し、再利用可能な分解生成物を容易に分離して効率よく回収する方法の提供。
【解決手段】ポリエステル部とその架橋部を含む熱硬化性樹脂を分解して再利用可能な分解生成物を回収する方法であって、(A)該熱硬化性樹脂を、アルカリを共存させた亜臨界水で分解する工程と、(B)得られた分解生成物を固液分離して、ポリエステル由来の酸残基と架橋部を含んでなる化合物のアルカリ塩を含む水溶液を回収する工程と、(C)回収した水溶液に、酸を供給して水分を含有する前記化合物を析出させ、さらに前記化合物を溶解し且つ難水溶性の溶媒を供給して析出した水分を含有する前記化合物を前記溶媒に溶解して回収する工程とを含み、前記化合物を前記溶媒に溶解して回収する工程は、加熱条件下で行い、水分を含有する前記化合物から水分を除去することを特徴とする方法。 (もっと読む)


【課題】 蛍光X線分析装置を用いて汚染土壌の重金属濃度を測定する際に、測定窓への土壌の付着及び測定窓の破損を防止することができ、汚染濃度にかかわらず良好な測定が可能な測定装置及び測定方法を提供する。
【解決手段】 搬送されてくる汚染土壌1と蛍光X線分析装置3の測定窓3aとの間に樹脂フィルム4を供給する手段を備えており、汚染土壌1と樹脂フィルム4を停止させた状態で蛍光X線分析装置3を下降させ、樹脂フィルム4を挟んで蛍光X線分析装置3の測定窓3aと汚染土壌1を近接させて測定した後、蛍光X線分析装置3を上昇させて汚染土壌1と樹脂フィルム4を搬送する。 (もっと読む)


【課題】フライアッシュ中の未燃カーボン含有率に応じて捕集剤の添加量を調整することで、その捕集剤の供給過剰を防止することのできる未燃カーボンの除去方法を提供する。
【解決手段】フライアッシュf1に水wを加えて生成したスラリーf2に捕集剤kを添加して剪断翼4aの回転による剪断力を付与し、更にそのスラリーf4に起泡剤bを添加すると共に空気airを供給して気泡を発生し、この気泡にフライアッシュ中の未燃カーボンc1を付着させて浮上させ、フライアッシュf6と未燃カーボンc1とを分離するフライアッシュ中の未燃カーボンの分離方法において、水wが加えられてスラリーf2を生成するフライアッシュf1中の未燃カーボン量を測定し、捕集剤kの添加量を調整する。 (もっと読む)


【課題】
浮選工程における浮選分離の効率を下げずに、脱水工程における脱水速度及び効率を上昇させることで、処理量が多く、かつ高品質の改質フライアッシュを得られるフライアッシュ中の未燃カーボンの除去方法及びその装置を提供する。
【解決手段】
フライアッシュに水を加えてスラリーとするスラリー化工程と、前記スラリーに捕集剤を添加する表面改質工程と、前記スラリーに起泡剤を添加する起泡剤添加工程と、前記スラリーを沈殿物と浮遊物に浮選分離する浮選工程と、前記浮選工程で得られた前記沈殿物のスラリーを脱水する沈殿物脱水工程からなるフライアッシュ中の未燃カーボンの除去方法において、前記浮選工程の後に、浮選工程で得られた沈殿物のスラリーを一時貯留する中間タンクと遠心分離型脱水機の間を循環させることで濃縮する循環濃縮工程により前記スラリーを脱水し、この脱水されたスラリーを前記沈殿物脱水工程に搬送する。 (もっと読む)


【課題】プラスチックを再度プラスチックの原料として再利用できるように分解することができるプラスチックの分解方法を提供すること。
【解決手段】(a) ポリエステルとその架橋部を含んでなる熱硬化性樹脂を、該熱硬化性樹脂の熱分解温度未満の温度の亜臨界水で処理する工程であって、該亜臨界水が炭酸カルシウム、炭酸バリウム、水酸化カルシウムおよび炭酸マグネシウムからなる群から選ばれる少なくとも1つの化合物を含有する、工程と、(b) 工程(a)で得られたポリエステル由来の酸残基と架橋部を含んでなる化合物を回収する工程を含む、プラスチックの分解方法。 (もっと読む)


【課題】重金属が微量であっても、高感度で定量・定性分析を行うことができる重金属抽出方法を実現する。
【解決手段】本発明の重金属抽出方法は、液体サンプル中の重金属を陽イオン交換樹脂に吸着させる吸着工程と、抽出対象以外の重金属を溶出する洗浄試薬を用いて、陽イオン交換樹脂から抽出対象以外の重金属を除去する第1の除去工程と、抽出対象の重金属を溶出する溶出試薬を用いて、陽イオン交換樹脂から重金属を溶出する第1の溶出工程とを含むので、重金属が微量であっても、高感度で定量・定性分析を行うことができる。 (もっと読む)


【課題】微生物に対する必要最小限の量の栄養剤を補給しながら安定かつ経済的な運転を行うようにしたVOCガス処理装置の運転方法を提供すること。
【解決手段】VOCを含む排気ガスを捕集し、微生物を付着させた担体を充填した生物処理槽1に導いて生物分解するVOCガス処理装置の運転方法において、生物処理槽1の底部に栄養剤dを含む循環水cを貯留する貯留水槽13を設けるとともに、貯留水槽13内の循環水cのアンモニウムイオン濃度及び/又はリン酸イオン濃度を測定する濃度計測器5と、アンモニウムイオン及び/又はリン酸イオンを含む栄養剤dを貯留水槽13に注入する栄養剤注入装置とを設け、濃度計測器5の値が所定値未満とならないように栄養剤注入装置を運転して栄養剤dを貯留水槽13に注入する。 (もっと読む)


【課題】側鎖にカルボン酸基を有する高分子化合物を比較的短時間で且つ効率よく改質できる高分子化合物の改質方法、プラスチック用低収縮材及び高分子化合物の利用方法を提供する。
【解決手段】側鎖にカルボン酸基を有する高分子化合物に、マイクロ波の照射下、アルコールを脱水反応させて前記高分子化合物の改質物を得ることとする。 (もっと読む)


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